ハント


概要

 『ACeS』では、モンスターを倒した後、そのモンスターを解体して素材を得ることが可能です。素材はアイテムの作成や呪文の触媒、食材などとして使用出来ます。

素材

素材の種別

 素材には大別して3種類があり、ものによっては二種類以上の特徴を兼ね備える場合もある。
 それぞれ『作成素材』『触媒素材』『食材』と呼ばれ、加工には特定の特技・技能を必要とする場合がある。

  • 作成素材
     作成素材は、それによって何らかの装備品を作ることが出来るアイテムである*1。作れるアイテムが明確に指定されている場合もあるし、種類であるとかジャンルのみが漠然と指定されている場合もある。
     主に骨・皮・角・爪を指す。
  • 触媒素材
     触媒素材は、それを消費することによって何らかの効果を得るアイテムである。
     儀式魔術や科学実験などで使用することが出来、用途をDMに説明して納得させることでボーナスを受けられるが、納得させられなかった場合ペナルティとなることもある。
     主に皮膜・内臓・体液・排泄物を指す。
     なお、何がどの呪文の触媒となるかは呪文リストを参照すること。
  • 食材
     食材は、それを食べることによって何らかの恩恵や不利益を受けるアイテムである。
     主に肉・内臓を指す。

素材の入手法

 モンスターを倒し、解体することで入手する。どのような部位が手に入るかはマスター判断となる。
 なお、モンスターが一度でもアンデッドとなった場合、手に入る素材は大幅に変動する。

解体

 解体にはまず知識技能判定が必要となる。
 モンスターの判別判定を行い、成功すれば解体が可能となる。  その後、モンスターのサイズに応じた筋力判定を行い、解体にかかった時間を判定する。解体には最低10分がかかる。

  • 例外処理:首や尻尾、尻尾など、外部から明確に判別できる部位を切り落とす場合は部位に応じた物体の破壊判定を行う*3

トロフィー

 作成素材はトロフィーに加工することが出来る。
 トロフィーは新しいアイテム種別であり、素材毎に幾つかの形状がある。
 トロフィーを装備している場合、第一印象判定に一定(素材によって決まる)のボーナスを得るが、このボーナスは相手によってはペナルティとなりうる。
 例えば悪のドラゴンの頭骨を被っている者は悪のドラゴンからは崇拝者と見られるためボーナスを得るが、善のドラゴンからは嫌悪されるためペナルティを被る。

  • トロフィーの主な形状
      • マント、衣服
      • 装飾品、冠り物
    • 牙・角
      • 装飾品
    • 羽根・皮膜
      • マント、冠り物
    • 首級
      • ベルトに下げる、片手持ち*4

素材の例

 現在までに手に入った素材を例として掲載する。
 なお、素材の詳細なデータは個々のページに記載している。

  • トゥルー・ドラゴン ※量はサイズに依存する。
    • ドラゴンハイド(作成素材)×1枚
    • ドラゴンホーン(作成素材)×2本
    • ドラゴンボーン(作成素材)×1体分
    • ドラゴンティース/竜の牙(作成素材・触媒素材)
    • 竜の精髄(触媒素材・食材)×1個*5
    • 竜の臓腑(触媒素材・食材)×1+食分*6
    • 竜肉(食材)×1体分*7
  • ディスプレイサー・ビースト
    • ディスプレイサービーストハイド(作成素材)×1体分
      • 高品質な皮革として扱い、同サイズの防具一つが作れる
    • 捕食者の触腕(触媒素材)×2本

*1 武器・防具のHPは素材の硬度・HPを一般的な武器防具のヒットポイント*2と照らし合わせ、同様の割合で持つものとして計算する。
*2 PHB P.164 『表9-8:一般的な鎧、武器、盾の硬度とヒットポイント』。
*3 当然硬いものは1ターンでは破壊出来ず、多少なり時間がかかることになる。
*4 この形状にした場合のみ、アピールしなければ影響が発生しない
*5 超小型のドラゴンからは1レベル相当の激怒を行えるものが取れ、以後1サイズ大きくなるごとに効果が1段階向上する。
*6 小型のドラゴンから1食分取れ、以後1段階サイズが増えるごとに1食分ずつ増える。
*7 超小型のドラゴンから1食分取れ、以後1段階サイズが増えるごとに2食分ずつ増える。