WindowsXPメモ/GavotteRamdisk?/インストール方法
Tag: WindowsXP GavotteRamdisk
緑文字が入力コマンド。
Gavotte RAMDisk 1.0.4096.5 (2008-11-30)をダウンロードする。
Gavotte_RAMDisk_1.0.4096.5_200811130.7z
本家はこっちかな?
http://www.chweng.idv.tw/swintro/ramdisk.php
.chならシナ産ということで、テロのための仕掛けが組み込まれているので絶対に使いませんが.twなので大丈夫でしょう。
Gavotte_RAMDisk_1.0.4096.5_200811130.7zを適当な一時フォルダに解凍します。
解凍したファイルの中にあるrdutil.exeを%WINDIR%*1にコピーしておきます。
解凍したファイルの中にあるram4g.regを実行します。
OS領域外がある場合のみ。
物理メモリが4GBあってOS認識メモリが3GBの場合とか。
OS認識メモリ内にRAM diskを作成する場合は実行する必要はありません。というか、実行してはダメです。
解凍したファイルの中にあるramdisk.exeを実行します。
Install Ramdiskボタンを押下します。
インストールが完了するとDisk Size等が選択できるようになります。
RAMDISKに割り当てる領域のサイズを選択します。
デフォルトの16MBのままでいいです。
問題がなければOS管理外の最大サイズを確保してくれます。
OS管理外の最大サイズより更に大きいサイズを確保する場合はそのサイズを選択します。
OS認識メモリ内に実際に作成するRAMDISKのサイズを選択します。
RAMDISKに割り当てるドライブ名を選択します。
デフォルトはR:です。
RAMDISKの種別を選択します。
デフォルトのFixed Mediaのままで問題ありません。
Removable MediaはUSBメモリ等のように振舞い、VistaでReadyBoost?使いたい場合などに指定するようです。
ここでWindowsタスクマネージャでOS認識メモリの空き領域をチェックしておきましょう。
上記の選択が終わったらOKボタンを押下します。
終了するとダイアログボックスでSuccessと表示されます。
想定どおりのサイズが確保されたことを確認してください。
OS領域外を使用するつもりでも、
となっている場合は、何らかの問題があってOS領域外が使用できなくて、RAMDISKがOS認識メモリから確保されてしまってます。
T.B.D
作成されたRAMDISKはデフォルトでFAT32で構成されているのでNTFSで再フォーマットします。
DOS(コマンド)プロンプトから以下のように入力します。
Driver Letterにて選択したドライブ名を指定します。
ここではデフォルトのR:を指定しています。
format R: /FS:NTFS /V:RamDisk? /Q /A:512
フォーマット前のボリュームラベルを聞いてくるので、事前にdirコマンド等で調べて入力します。*2
RAMDISKのログのサイズを変更します。
/Lオプションの単位はKBです。
ここでは2MBに変更します。
デフォルトのR:を指定しています。
chdsk R: /L:2048
RAMDISKのログのセキュリティを変更します。
AdministratorsグループとUsersグループにフルアクセス権限(F)を付与します。
ここではデフォルトのR:を指定しています。
cacls R:\ /G BUILTIN\Administrators:F
cacls R:\ /E /G BUILTIN\Users:F
セキュリティの確認をします。
cacls R:\
以下のようになっていればOKです。
R:\ BUILTIN\Administrators:(OI)(CI)F BUILTIN\Users:(OI)(CI)F
/Gでアクセス権の付与。
/Eで既存のアクセス権をそのままにしてアクセス権の付与します。
つまり、/Gだけだと既存のアクセス権は削除されます。
/Pでアクセス権を置き換える場合は/Eも必須となります。。
解凍したファイルの中にあるreadme.txtに
09. TEMP directory you should set TEMP/TMP directory to TEMP sub-directory, don't use the root directory.
と記載があるのでフォルダ構成は以下のようにします。
R:\ └─TEMP ├─TMP ├─SYSTMP └─SPOOL
TMP | ユーザーのテンポラリ領域(ユーザー環境変数のTEMP/TMPで指定) |
SYSTMP | システムのテンポラリ領域(システム環境変数のTEMP/TMPで指定) |
SPOOL | プリンタのスプール領域 |
以下のコマンドで作成できますが、エクスプローラ等から作成しても問題ありません。
mkdir R:\TEMP
mkdir R:\TEMP\TMP
mkdir R:\TEMP\SYSTMP
mkdir R:\TEMP\SPOOL
再起動時にNTFSで上記のフォルダ構成を再現できるようにレジストリに情報を圧縮して保存します。
rdutil R: registry
以下のように表示されればOKです。
locking volume R: ...done dismount volume R: ...done packing volume R: ...done disk size 4980732K, packed size 27195 saving to registry...done.
レジストリに保存できる最大サイズが64KBなので、あまり多くのフォルダは作成できないことになります。
上記のフォルダ構成で約30KB程度になりました。
Windows XPでRAMDISKを利用する場合、何かの際に元に戻すための仕組みである"復元ポイント"の情報が全てのドライブにおいて消去されてしまうという現象が発生するとのことなので、そのための対処をしておきます。
これには、システムフォルダ%WINDIR%\system32\Restore\filelist.xmlの書き換えを行う必要があります。
このファイルは通常は見えなくなっているので、隠しファイルやシステムファイルを表示の設定をする必要があります。
既に見えていれば問題ありません。
間違って壊さないよう、%WINDIR%\system32\Restore\filelist.xmlをバックアップしておきます。
マイコンピュータのプロパティにある「システムの復元」タブにて「すべてのドライブでシステムの復元を無効にする」を選択します。
これによって、既に保存されている復元ポイントは全て消去されるので注意しましょう。
そうしたら %WINDIR%\system32\Restore\filelist.xmlのプロパティから読み取り専用のチェックをはずして、テキストエディタにて編集を行います。
ファイルの構造をたどり、次の構造をまず探して、RAMDISKのルートフォルダを追記します。
ここではデフォルトのR:のルートフォルダであるR:\を指定しています。
ここの下に ERAM ディスクのドライブレターを登録します。ディフォルトで Z: へ RAM DISK が登録されますので、通常は以下のようになります。ドライブレターを変更した場合は、この記載内容も変更し忘れないように注意しましょう。
%WINDIR%\system32\Restore\filelist.xmlの例
<PCHealthProtect>
: (省略)
<DIRECTORIES>
: (省略)
<Exclude>
以下の一行を追加
ここではR:\を指定しています。
<REC>R:\</REC>
なお、この%WINDIR%\system32\Restore\filelist.xml内には環境変数のような表記がいくつも見られますが、実際はシステムの環境変数ではないようなので注意!!
この作業が終わったら、再びマイコンピュータのプロパティを表示して、「システムの復元」タブにて「すべてのドライブでシステムの復元を無効にする」からチェックをはずしておきます。
テンポラリの環境変数を以下のように書き換えます。
区分 | 環境変数名 | 変更前 | 変更後 |
ユーザー環境変数 | TEMP | %USERPROFILE%\Local Settings\Temp | R:\TEMP\TMP |
TMP | |||
システム環境変数 | TEMP | %SystemRoot?%\TEMP | R:\TEMP\SYSTMP |
TMP |
C:\Documents and Settings\root\Local Settings\Temporary Internet Files
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