体験過程療法


体験過程療法

  • たいけんかていりょうほう
  • experiential psychotherapy

主にGendlinの心理療法の立場を表す名称として用いられる。Hartは来談者中心療法の発展段階を(1)非指示的療法?(1942-1951)、(2)反射的療法あるいは狭義の来談者中心療法(1951-1957)、(3)体験過程療法(1957-)と記述した。(3)への発展にはGendlinによる体験過程?の考え方が強く影響したと言われている。Gendlinはその後、この名称を自らの立場を表すために使用するようになり、現在ではフォーカシングを中心とする体系的な枠組みが形成されつつある。(カウンセリング辞典:誠信書房を参考にした)