真夜中と子供達 / 登場人物

登場人物 †

シナリオに登場する人物紹介です。

PC †

柄楠　狩刃 †

クラス：魔剣使い→魔物使い／ディフェンダー
性格：天邪鬼、死にたがり

三田　舞 †

通称：“ミクやってた子”
文化祭の学祭バンドで活躍した３年生。
ライブの成功からしばらく生徒の話題に登っていたが、クリスマスやら受験やらですぐに過去の人となる。
冬の間は真面目に勉強していたようで、志望校に現役合格を果す。
友人に転校や海外療養などの事情を持つ者が多かった為、独自の卒業式を発案している。
なお、邪気眼時代の話をすると悶え苦しむらしい。

[ステータス]
本名：三田　舞（みた　まい）
年齢性別：１８歳／女性
ワークス：学生／邪気眼使い→“本物”→良い子
クラス：人狼→龍使い→勇者／アタッカー
属性：虚／風
ライフパス：記憶喪失／メディア
特徴的能力：獣爪、超獣化、獣の気、雷竜、気功、神竜

外見：シャープ&ワイルド（を目指している）
性格：シニカル&ニヒル（を目指している）
家族：お父さん&お母さん（が確認されている）

[初期設定]
かつて何らかの事件に巻き込まれた事があり、その際に人狼となったようだが、その時の記憶は失っている。
妖怪と戦う自分に陶酔しており、『封印された真の力』や『宿命のライバル』や『秘密の組織』の存在を仄めかす言動をするが、その殆どは妄想である。
温厚な両親に育てられており、家では普通。

[履歴]
厭世的（幼児的と言うべきか？）な素行の反面、加々見や加藤への対応には「一途でひたむきな感情」への憧れが垣間見える。
両親の親友であり、かつての「六葉社の弟子」である藤原には子供扱いされた反感や近親憎悪に近い嫌悪感を感じているものの、先人として頼りにしている節もあるようだ。
能力を失った藤原の登場を初め、加藤とさだめの悲恋、"強敵"閻魔を完封した石原の社交性などの「超常が現実に敗北する」一連の事件により、かなり悩んでいる様子。
飛行機事故の一件で様々な人の「自分への劇的な善意」に触れて以降、すこし人格が丸くなり妄想語りも目に見えて減ったようだ。
しかし、"宿敵"バックベアードの登場により妖怪との戦いに以前以上の執着を見せるようになっており、その原動力に義憤だけでなく逃避や自己満足が含まれる事は想像に難くない。
修善寺の病気と六葉社の売却に関しては無力を知りつつ何かする気らしい。
ちなみに、初めて切実に金が欲しくなった時に出た言葉が『妖怪ハンター』というのは何とも彼女らしい。
環境や能力の変化に伴い視野が広がった為か、隣人に配慮したり積極的に関ったりする様になっている。
また、くぅとの藤原の因縁に関った事をきっかけに藤原を異性として意識し始めているようだ。
妄想語りは自分を鼓舞する為のお呪いにしたようで、以前と異なり緊急時ほど芝居がかった物言いをする傾向にある。
多才&自然体なシンシアの生き様に興味持ったようだ。
幽霊やゾンビとの交流のせいか、黄泉の住人の異質さをたいそう甘く見ていた。
初音ミクにも優しかった。やはり率直な要求に弱いらしい。
藤原には機先を制されて告白しそこなったものの持久戦に切り替えたようだ。

［あとがき］
やりきった！楽しませてもらいました。
大学では、やっぱり民俗学を専攻して藤原を追うのかな。

参考：二重人格の妹／影羅（大元は２ch？）、山田二郎／ダイゴウジ・ガイ（機動戦艦ナデシコ）

修善寺　歩 †

本名：修善寺　歩　(しゅぜんじ　あゆみ)　プレイヤー：トンノジ
種族：人間(男) 年齢：17才 (誕生日：02/15)
背丈：155cm　瞳：黒　髪：黒　肌：黄色　血液型：AB型

[ステータス]
職業／部活　：高校生，神職見習／弓道部
コネクション：化狐(師匠に設定時「２．稲荷ワープ＋α」)
ライフパス　：世界の記録者(博識)／病に倒れる(ヘルパー)
ジョブ　　　：魔術師(3),陰陽師(5)／ヒーラー(5)
属性　　　　：闇／天
特徴的能力　：符術，西洋魔術，攻撃魔装，治癒魔法，付与魔法, 汎用魔法

[特徴]
家　　族：両親と祖母の三人暮らし。
　　　　　妹(明美)がいたが五年前の飛行機事故で死亡。
　　　　　祖母(さだめ)がいたが高校卒業前に死去。
好きな物：女装，妹，料理，TVゲーム，秩序
嫌いな物：混沌，突発的なアクシデント

[概要]
祭主を親に持ち、幼少の頃より陰陽師としての教育を受けている生粋の退魔術師。
神社の祭祀対象が「稲荷大明神（いなりだいみょうじん）」「八意思兼命（やごころおもいかねのみこと）」のため、化狐と知識との縁が強い。
八百万の神(やおろずのかみ)を信仰対象する神道を用いた術式を武器に、街を守る事を生まれた頃より使命として背負っている。
(神道を宗教として持っているため、土着の神を重んじ街に対する想いも強い)
宗教上、他の師匠も崇める対象として対立する態度は取らない。
また、物事の失敗などあらゆることに対して、自分の病気を理由にはしないようにしている。

[キャラ設定]
体　　格：痩せ型で小柄で声変わりもしておらず男性的な特徴が皆無。
　　　　　原因は、病気の発病が丁度成長期に被ってしまい、身体的な成長が著しく妨げらてしまったため。
　　　　　見た目は普通に男の服装をしたとしても女と間違われるほどの容姿となっている。
　　　　　(体育の時に男子更衣室で着替えようとして、同級生に追い出された事があるほど)
服　　装：至って普通の男子高校生の制服を着ているのだが、上記の理由により見た目は女子が男装してるようにしか見えない。
　　　　　月匣展開時も、基本は学生服で、左手の薬指に中学生時代に明美と交換しあった指輪をつけている。
　　　　　(日常では、学園内では校則上着けておらず、私服時のみ着けている)
髪　　型：前髪で目が多少隠れ、耳とうなじは全て隠れるくらいの長さのショートカット。
性　　格：生真面目，努力家，慎重といったキーワードがよく合う、優等生タイプ。
　　　　　学力は学年内で上位を争っているが、融通が効かない面があり、発想力も乏しく美術など感性が求められる科目は苦手。
　　　　　しかし、唄は結構に上手い。
その他　：不治の病に侵されており、高校入学段階で「余命はあと数年」と病院から死の宣告を受けている。
　　　　　しかも、度重なる妖、しかも上級悪魔や神格級との戦いが続いたため、当初の診断時より病状は悪化の一途を辿っていた。
　　　　　明美とは瓜二つの容姿だったため、よく入れ替わって親をからかって遊ぶなど仲はよかった。
　　　　　だが、成長するにつれ関係が行き過ぎてしまい、中学生に上がったところで一線を超えてしまう。
　　　　　その明美が五年前に死んで以後、現実を受け止める事が出来ずに精神が崩壊、狂気と妄想に取り憑かれて一人で明美と入れ替わるなどの狂行に走っていた。
　　　　　その際に、医者からの手術要請も拒絶、両親とも絶縁状態となる。
　　　　　黄泉比良坂での戦いで明美の魂を救い、明美の成仏を見届けたため、ようやく現実を受け入れて両親と和解している。
　　　　　成仏直前の最期の明美の言葉「理想の男性でいてほしい」を守る事を誓う。
　　　　　またこの時に、自分と明美が犯してきた罪を償う時間を少しでも延ばし、踏みにじってきた両親を想いのため手術を受ける事も決めている。
　　　　　今は明美を死に追いやり、その魂を弄んだバックベアードを討ち取った事により仇を討つ事ができた。
　　　　　手術の待ち状態の関係で、高校の卒業式前日に渡米したが、その頃には自分で歩く事が出来なくなるまでに衰弱していた。

[その後]
渡米後に「臓器の複数移植」という大手術を受けて手術は成功。
だが、不治の病と言われるいる通り、完治には至っておらず、いつ再発するかは全く不明という状態だった。
両親の「手術後は自由に生きさせてあげたい」という想いで渡米から一年を経て帰国を果たしている。
その一年後に国学院大学神道文化学部に入学、三田と柄楠の二人よりニ年遅れての大学進学だった。
入学後は弓道部に所属、弓の腕はかなりよかったのだが、大会には出場せずに主にマネージャーな役割となった。
手術後の回復が良好だったため麗しい容姿は元に戻っており、先輩や同期達に女装を強要され「いい玩具」にされていた。
普通の男子の服装だったにも関わらず入部当初女の子と間違われたのがきっかけとなったようである。
在学中の殆んどの期間を女装で過ごす事になり、大学の学校祭でアイドルコンテストに出させられるなど大学内で男として扱われる事は殆んどなかった。
(しかもコンテストに優勝してしまったのが決定的な要因となった)
本当の性別を知るものもごく一部だったという。
女装を辞めてから周囲に逆に強要されるようになったのは皮肉な話である。
その後、大学を主席で卒業、夢であった六葉社の神主として見習いながらも就く事になった。
師匠達を見る事はできないながらも、後輩となる子供たちの話相手や対妖戦の助言など、良き相談役となって六葉社を守り続ける事になる。
後輩からの愛称は「歩お姉ちゃん」。
（子供たちをいくら注意しても治らなかったようである）
後に母親が次女を出産、親子ほどに年は離れていたが、明美の生まれ変わりと信じ兄として成長を見守っていた。

[あとがき]
二人とは対照的に「シリアスな方向性となったヤンデレキャラ」として楽しませて頂きました。
(舞ちゃん曰く「アニメになったら一部のコアなファンに絶大な人気を誇るね」が印象的です)
狂気と妄想が全面に出ていた場面では、二人には多大なご迷惑をおかししつつも、申し訳ございませんが一番楽しかった部分でした。
自分の能力を最大出力で挑み、結果として「やり過ぎた」と反省しております…。
この場を借りてお詫び申し上げます。
更に明美の一件では、「信念のために手を血で汚す」といういつもは貫く信念を自分ではない大切な人が貫いてしまい、それに巻き込まれた人がどう思うか？という事を教えられたと思っています。
そんな事もあって、歩と明美の「ヤンデレと狂ッテル」な双子の兄妹には、色々教わった気がしております。
今回のセッションのテーマである「子供から大人へ」に対して逸脱してしまった設定にも関わらず、その大半を拾ってくれたGMと最後まで見捨てず付き合ってくれたPCには感謝しております。

[参考キャラ]
・柳宿(ふしぎ遊戯)
・ヘンゼル＆グレーテル(ブラックラグーン)
・竜宮レナ(ひぐらしのなく頃に)

六葉社 †

中野区の郊外にあるお社、妖怪たちの溜まり場でもある。

師匠達 †

ＰＣに特殊能力を教える妖怪の師匠達、六葉社に封じられておりその外では大きな力は使えない。

カラス天狗「かぁ爺」 †

妖怪たちのリーダー役、何があっても動じない振りをする好々爺、独自のネットワークを持っており街の情報に詳しい
特殊能力：八双跳び（空を飛ぶことが出来る）
限定条件：屋外

化狐「おこんさん」 †

油揚げが大好きな狐、「たぬきち」といつもくだらない争いをしています。
第八話にて、妖狐の集まりにて「九尾の狐」の復活を知らされ、対策を検討している。
特殊能力：稲荷ワープ（お稲荷さんとお稲荷さんでワープできる、境内内なら自由にワープできる）
限定条件：お稲荷さんの境内

化狸「たぬきち」 †

食べる事が大好きな狸、好きなあまり人間（太ったはげ親父）に化けて良く街をぶらついています。
特殊能力：器物変化（生命の無いものに化けることが出来る）
限定条件：息を止めてる間

河童「くぅ」 †

尻子玉をなでることとアメリカ相撲（プロレス）を見ることを至上の喜びとする、河童の少女、エロ担当
第八話で藤原を父として紹介され、ようやく願いが成就したようである。
特殊能力：河童の秘薬（あらゆる怪我を一回治す）
限定条件：飲むのに水が必要

鬼「青にぃ」 †

いつも酒を飲んでる大柄な鬼、涙もろく悲しい話をするとものすごい同情する。親友に「赤にぃ」がいるらしい。
特殊能力：鬼の怪力（怪力）
限定条件：飲酒

化け猫「どら」 †

若干性格の悪いとら猫、人生経験が豊富、妙な事を知ってる（出来る）、過ごしやすい場所を見つけるのが得意。
第八話では、見越し入道と過去に対決した事がある事が判明した。
術を解除する呪文をPC達に教え、新しく迎えた妻と子供達と共に協力して勝利に貢献した。
特殊能力：百万回の命（死んでも一回よみがえる）
限定条件：犬による死と誰かをかばう事による死には無効

弟子達 †

住人妖怪 †

ＰＣに調伏されたりして、六葉社に住み着いた妖怪たち、ＰＣの協力者

生き人形「エリーさん」 †

携帯電話を使い人間のプラーナを集めようとしていた新しい妖怪、噂を元に生まれた妖怪であったが、柄楠によって弱点の噂「ポマードに弱い」を流されて退治される。
特殊能力：問いかけ（質問を問いかけられた相手は、何らかの答えを口にする）
限定条件：相手に問いかけが聞こえること、ポマードが近くに無いこと

いつまで（以津真天） †

放置された死体に憑く怪鳥。
戦死した加藤に憑き、藤原を媒介に日本までやってきた。
特殊能力：声を伝える
限定条件：伝える相手は肉親や親友など近い間柄でなければならない

ゾンビアーミー＊７ †

大戦中に米国の「UnDeadSoldier?計画」によって作られた兵士、超人兵士「加藤弾蔵」を追って日本に上陸する。
調伏後は日本で暮らしている、野球をするためにメンバーと対戦相手を求めている。
特殊能力：アーミーズアタック（あらゆる攻撃を射程２にする）
　　　　　イングリッシュ（英語がしゃべれる）
限定条件：口でクソたれる前と後にサーと言え！

Ｂ２９ †

大戦時の超兵器、超々距離を移動してブレスで対象を破壊する、普段は2.5mほどの大きさになり、アメリカドラマを楽しみにしている、無口、ＢはBeastの略。
特殊能力：スーパーフォートレス（最大３人までを搭載して飛べる）
限定条件：屋外のみ、飛んでる間の行動は全て全力移動をしなければならない

どろたぼう †

調伏はされていない。
田を守る妖怪、自分の田のあった場所にアパートを建てられて怒っていた。
泥の体を持ち「火」「光」「闇」以外の攻撃を無効化する強力な妖怪。
特殊能力：穢土招来（視界内の無機物を泥にする）
限定条件：地面の露出が必要、調伏されてないため力を借りるときは代償がいる（主に畑をくれという）

グレムリン †

機械に悪戯をする妖精。
バックベアードに召喚され、飛行機にトラブルを起こしたり、直接襲撃したがPC達に敗れた。
特殊能力：機械にトラブルを起こす
限定条件：対象の名前を知る

ケルベロス †

ギリシア神話における冥界の番犬。
バックベアードに召喚され、強力なブレスを武器にPC達を葬ろうしたが敗れた。
特殊能力：相手の嘘を見破る
限定条件：相手の手を咥えてなければならない

コロボックル †

調伏はされていない。
北海道に伝わる自然界の妖精。
蝗によって農作物に壊滅的な打撃を受けており、助けを求めて六葉社に駆け込んだ。
柄楠の剣技に憧れて弟子入りを希望し、現在は六葉社に住んでいる。
特殊能力：クリティカル値を一つ追加
限定条件：ファンブル値を一つ追加

見越し入道 †

夜道に僧の姿で突然現れて見上げれば見上げるほど大きくなる妖怪。
バックベアードからのPC達への刺客として、六葉社だけでなく印具堂のウィザード達を襲撃した。
特殊能力：自分が小さくなる
限定条件：小さくなる分の息を吐き出す（吐き出した時間５分で大きさが半分くらいになる）
特殊能力：自分が大きくなる
限定条件：大きくなる分の息を吸い込む（吐き出した時間５分で大きさが２倍くらいになる）

クトゥルー(都市伝説Version) †

アメリカ妖怪、プラーナを集める尖兵として学校に潜む
願いをかなえるという占いにより、人間を集め自らの部下（人魚）としていた。
特殊能力：精神攻撃
　　　　　精神抵抗で負けたものは以下の行動をする（D6）
　　　　　1.君は皆に伝えなければならない、君の望みを思い切り吐露する（通常行動可）（無い場合はプレイヤーの望み）
　　　　　2.君は過去に耐えられない、今まででやった一番の悪事を吐露する（通常行動可）（無い場合はプレイヤーの望み）
　　　　　3.君は纏わりつくうっとおしいものを取り除く、服を脱ぎだす（通常行動可）
　　　　　4.あまりのものを見てしまった君は放心する（行動不可）
　　　　　5.君は見たものを伝えなければならない、日記を書き出す（行動不可）
　　　　　6.奴は君の触れてはいけないところに触れた、メインプロセスを追加し即座に行動する。
限定条件：変顔

疱瘡神 †

疱瘡（天然痘）を擬神化したもので、疫病神の一人である。
祀りもてなす事で疱瘡神に手加減をしてもらい、災厄を軽く抑えるために神として祭られている。
PC達に調伏はされておらず、第拾壱話にてPC達に自分を改めて祭る事を条件に対パズスの情報を提供した。
特殊能力：
限定条件：

パズス †

アッカドに伝わる風と熱風の悪霊で、蝗害を具神化したものとも言われている。
第拾話にて、疱瘡神を探して病院の廃墟でPC達と遭遇するが調伏された。
特殊能力：
限定条件：

印具堂 †

中野区の郊外にある人気のないお寺、六葉社の対となる存在である。

師匠達 †

印具堂の妖怪たち、六葉社にライバル心を燃やす。

犬神 †

西日本に伝わる呪術にて作成される妖で、人間に憑いて害を与える。

脱衣婆 †

三途の川で銭を持たぬ亡者の衣服を剥ぎ取る老婆の妖で、疫病除けの力があるとされて信仰の対象ともなっている。

べとべとさん †

暗い夜道を歩く人間の後を足音をたててつけてくる姿無き妖。

カマイタチ †

漢字表記では「鎌鼬」。
甲信越地方に伝わる妖で、旋風に乗って現れて人間に気づかれる事なく切り傷を負わせる。

小袖の手 †

かつての持ち主だった女性の怨念が小袖に憑いた妖で、憑いた小袖を着た者に不幸を呼ぶ。

雨降小僧 †

東北地方に伝わる妖で、子供の姿をしており雨を降らせる力を持つ。
第弐話では、閻魔に力を貸して雨を降らせ閻魔がその雨を刃に変えて攻撃する、という連携技を見せている。

弟子達 †

閻魔ふたつ †

種族：人間(女) 年齢：17歳？
印具堂に所属するウィザードで、PC達と同様に師匠達より力を授かって妖を調伏している。
着物姿に古風な傘を持って花魁口調で話す。
PC達に対抗心がある様で、何かと事件があるところで遭遇する。
しかし、妖の情報を教えたり、支援してくれたり、と敵対的ではない。
戦い方は術を中心としている事から、後方支援系であると思われる。
妖怪の特殊能力の適材適所な運用に秀でる。
妖に関する情報にも精通しており、第七話では不治の病への対応として「人魚肉」の情報を提供している。
第八話にて事件の調査のために堀越学園に転校してきた。
その後行動を共して判明した事として、彼女は泳ぐ事が出来ず、仲間である犬神の事は苦手のようである。
第拾壱話では、妖怪蝗を泥田坊と連携して一掃しようと試みたが、バックベアードによって瀕死の重傷を負った。
一命はPC達により取りとめたが、意識は戻っておらず病院に入院している。

犬神明 †

種族：人間(男) 年齢：不明
印具堂に所属するウィザードで、PC達と同様に師匠達より力を授かって妖を調伏している。
背が小さく性格は陰険。
何か少しでも勘に障る事があると、メモ(恨み事メモと呼ばれている)に記述している。
第八話にて事件の調査のために堀越学園に転校してきたが、柄楠の熱烈な歓迎(虐め？)を受けてメモに書く事が大量に増えたようである。
実は閻魔にちょっと気がある（ちゅうか近くの女性が閻魔しかいない）

第三の男（鹿島仁） †

種族：人間 年齢：不明
印具堂に所属するウィザードで、。
第四話で存在だけが語られており、閻魔に菜園勝負の加勢を依頼されるも断っている。
閻魔の話では、「カシマレイコ」という妖の力を継承しているらしく格が違うほどの実力を持っているらしい。
他の印具堂の弟子達とは行動を共にする事は殆んどないため、詳細については不明。

ネバーランド †

アメリカに拠点を持つ六葉社や印具堂と同じ目的を持つ対妖組織。
歴史が新しいため現在的な妖怪が多い

師匠達 †

ネバーランドの妖怪たち。

ピーター・パン †

緑色の衣装の空飛ぶ少年。
加々見の願いを聞きいれ、中野をネバーランド化した。
アーツやマイケルなどの別名を持つ？
ネバーランドの長として、子供達を現代社会から切り離して妖と戦わせている。

ティンカー・ベル †

羽の生えた小妖精？
ピーター・パンに付き添って行動しているが詳細な能力は不明。

フック船長 †

ピーター・パンのライバル。
空飛ぶ海賊戦の船長であり、鉤爪の義手を持つ。
実は悪い妖怪では無い、ピーターパンと戦うことを楽しみとしている

弟子達 †

日本神話 †

よもつしこめ †

醜悪な姿をした女、黄泉の国の汚れの神格化したもの。
戦いに敗れた見越し入道を黄泉の国に連れ去ろうとした。
第拾壱話では黄泉の住人として、PC達を幻惑で誘惑したり、集団で襲いかかってきたが相手にはならなかった。

イザナミ †

別名「黄泉津大神」とも呼ばれ、日本神話の女神でイザナギの妻であった。
火の神カグツチを産んだ時の炎で死に、イザナギに死後の姿を見られて離縁した。
その後、黄泉国の主宰神となった。
第拾壱話にて、バックベアードの配下として登場。
修善寺歩を冥界に引き込むために、従えていた修善寺明美を差し向けた。
歩は説得に応じず逆に明美を説得して逃げようとしたためにPC達に襲い掛かった。
しかし、伝説になぞらえた理の前に、力を発揮しきれずに敗れた。
強力な自己修復能力を持っていたため調伏はできなかった。

敵 †

PC達に立ちはだかる妖怪達。

アメリカ妖怪（妖怪ステイツ？） †

バックベアード †

魔王、プレジデントなどと呼ばれる単眼の大妖怪。
重力操作能力やアバター作製などの多彩な能力を持つ。
柄楠の両親の飛行機事故の元凶であり、三田の10年前の飛行機事故の黒幕。
第伍話，第六話で登場。
同話で三田に襲い掛かるが撃破される。
10年前に何故三田が生き残ったのか詳細を語らぬままであった。
しかし、完全に消滅したわけではないらしく、刺客を送ってくるなどPC達を葬ろうと画策している。
第拾壱話では、妖怪蝗を一掃しようとした閻魔を葬ろうとしたがPC達の活躍によって阻止されている。
また、五年前の修善寺明美が乗った飛行機の墜落事故でも関わっていた事が判明した。

妖怪蝗（アバドン） †

日を陰らせるほどの群れで現れる妖怪虫。
バックベアードの陰謀とも関連するようだが詳細は不明。
判明している範囲では、日本全国で日光を遮り農作物に壊滅的な打撃を与えている。

修善寺明美 †

種族：人間(女) 年齢：13才(享年)
修善寺歩の双子の妹。
修善寺の女装時の容姿と瓜二つで、趣味は男装。
第九話で登場。
伍年前の飛行機事故で行方不明とされており、事実上死亡という扱いとなっている。
バックベアードの刺客として表れ、クトゥルーを従えて堀越学園で都市伝説の噂を流してPC達を待ち受ける。
何故年を取る事なく、妖力を身に着けて現れたか、目的や理由は不明。
第拾壱話にて、五年前の飛行機事故で死亡後、バックベアードの力を借りて現世に亡霊として現れた。
目的は、再び現世に人間として復活して最愛の兄(修善寺歩)の元に戻るために必要な肉体を手に入れるためだった。
柄楠沙耶を誘拐し目的を遂げようとしたが、修善寺歩の説得で思いとどまった。
最期は修善寺歩に連れられて現世にて成仏した。

その他の妖怪 †

登場したその他の妖怪達。

フリー †

死神 †

世間一般で知られる生命の死を司る神。
第弐話で登場。
死亡した加々見の枕元に立ち真の死を待っているところに、柄楠によって枕元を足元に変えられてしまい加々見の魂を冥府に持ち帰る事に失敗した。

超人兵士「加藤弾蔵」 †

第二次世界大戦時に南方の戦線で死亡した加藤弾蔵の亡霊。
第参話で登場し、現代になって旅の途中の藤原に憑いて日本に戻ってきた。
年老い力を失った修善寺さだめの姿と自分の死後について知る事によって成仏を果たした。

金狼 †

さだめと一緒にいるのを目撃された、金の毛をもつ巨大な狼
正体は、シンシアの人狼化した姿であった事が、第拾壱話にて判明した。

中野 †

今回のキャンペーンの舞台、嘘中野区

中野の住人 †

柄楠沙耶 †

種族：人間(女) 年齢：不明(高校生程度)
柄楠狩刃の妹。
第四話まで電話やカメラ外からの台詞しか登場していなかったが、第七話にて正式に登場し名前も確定した。
第七話では、柄楠宅に飛び込んできた加々見を明らかに敵視しているところから、重度のブラコンのようである。
第拾壱話にて、修善寺明美に誘拐されて妖の事件に巻き込まれたが、無事救出された。
事件の事は全く覚えていないようである。

柄楠の両親 †

種族：人間 年齢：不明
柄楠狩刃の両親。
第壱話冒頭からイギリスへ長期旅行に出かけている。
第四話の終了時に帰路に着いていた飛行機がフロリダ沖付近で消息を絶ったが、第伍話にてPC達によって月匣から救出された。
しかし、フロリダに緊急帰還した足でアメリカ旅行に切り替えてしまい、当分は帰国する気配はない。
第九話では更に南米旅行に切り替えており、沙耶曰く「もう半年は会っていない」との事である。

柄楠の叔父 †

種族：人間(男) 年齢：不明
柄楠狩刃の叔父で自衛官。
柄楠の両親の飛行機事故の際に、妹と柄楠を引き取ろうとした。

三田の父 †

種族：人間(男) 年齢：不明
三田舞の父親。ポマード派。
普通の家庭の父親で、藤原とは学生時代の旧友である。
（藤原と同じく六葉社の関係者だったが、妖怪関係の事は忘れてしまっている？）

修善寺の父 †

種族：人間(男) 年齢：不明
修善寺歩の父で神社「六葉社」の神主。
第伍話にて登場。
五年前に妻と離婚しており、長女を妻の籍として和解が成立している。
その事で歩との関係は最悪となっており、同じ家に居ながら顔を会わせる事は殆んどなくなっている。
第七話では、死期が近づいている歩の手術代として
「六葉社を売る事を検討しているが、地元の反対により交渉は難航している」
と主治医より語られている。
第八話にて、長女は既に死亡している事を明らかにする。
娘を守れなかった責として、狂行に走った息子から憎まれる事を受け入れている事が判明する。
第拾壱話にて、修善寺歩が明美の死を受け入れ手術を受ける事を決めた事から、ようやく蟠りが解けた。

修善寺の母 †

種族：人間(女) 年齢：不明
修善寺歩の母で、伍年前に離婚していたが父と関係を改善して再婚する予定。
第九話で登場。
何故離婚したか、などの過去の経緯は語られていないが、娘が行方不明になって以後の息子の狂行を見ている事ができなかった事が原因のようである。

修善寺さだめ †

種族：人間(女) 年齢：80歳前後
修善寺歩の祖母で、元六葉社所属のウィザード。
第参話にて登場。
第二次世界大戦時に生前の加藤弾蔵と婚約していた。
現代では、六葉社で健やかな老後を過ごしている。
歩の事を孫娘と思っており、彼との関係は良好。
友人が訪れる度に歩と明美の子供時代のアルバムを持ち出して昔話に興じてしまう。
高齢のため痴呆症に侵されて始めており、同じ話を何度もしている。
第六話の最後に死期が近い事(数ヶ月程度)が語られており、現在は病院にて入院中である。
死期が近いため、再び妖力が戻ってきたらしく、妖を視認したり幽体離脱といった能力を行使可能になっている。

主治医 †

種族：人間(男) 年齢：不明
修善寺が通う病院の主治医。
第七話で登場。
不治の病にかかっている修善寺歩の担当医(専門は不明)。
予想を上回る速度で悪化している病状に対して、修善寺の父にアメリカでの臓器移植を受けさせるよう提案している。

藤原一片 †

種族：人間(男) 年齢：不明
元六葉社所属のウィザード。
第参話で登場。
成人後に妖が見えなくなったため、世界を旅して力を取り戻す術を探しているがまだ見つかっていない。
第四話時点では三田家にお世話になっている。
河童「くぅ」と何か縁があるようである。
第伍話ではPC達と共にフロリダへ向かっていたが、妖との戦いに巻き込まれる。
しかし、妖が見えないが元ウィザード故に事情を察して冷静な対応を行い、PC達を後方より手助けした。
第九話では、くぅの父である事が判明し、世界に妖が認識できる状況になった事を三田が利用し、くぅとの対面を果たさせる。

曹荘の大家 †

種族：人間(男) 年齢：不明
アパート「曹荘」の大家。
第四話で登場。
妖怪「泥田坊」によってアパートに人が入らなくなり途方に暮れていたところに、PC達によって救われる。

外人の双子 †

種族：不明 年齢：不明
第四話で登場。
洋館に住んでいると思われる白人の双子。
片方が男でもう片方が女のようだが詳細は不明。

おぼれてた子猫 †

種族：猫 年齢：不明
第弐話で登場。
雨で流れが激しくなっていた川で溺れていたところに、加々見によって助けられる。
第七話にて、柄楠宅で飼われている事が判明した。
名前は「アーサー」。
第八話では、小さくなった柄楠を餌と勘違いして襲い掛かってきたが、三田によって撃退された。

商店街 †

堀越学園 †

アイドルも通うという高校、嘘堀越

石原弘三 †

種族：人間(男) 年齢：不明(40代？)
ポマードを愛するPC達のクラス担任。
菜園を作る趣味があり、第四話では泥田坊との戦いにおいて見事な腕前と指揮で菜園を作り上げてPC達の勝利に貢献した。
息子に石原弘美がいる。

加々見芽衣 †

種族：人間(女) 年齢：17歳
PC達の同級生。
大人しい性格で人見知りをするため、友人は少ない。
柄楠に恋心を抱いており、PC達との交流を多く持つ。
猫など小動物が好きで、そのために第弐話では死に至るもPC達によって蘇った。
同事件以後、妖が見えるようになってしまい、妖との戦いに度々巻き込まれる事になった。
第七話にて沖縄への転校を拒み、ピーターパンを引き寄せるきっかけを作った。
しかし、現実を受け止め柄楠への想いを伝えて沖縄への転校を受け入れた。
現在は沖縄で友人を作って前向きに生活しており、関東圏の大学を受験するために勉強中である。
PC達との学園生活により人間として成長したようである。

空寝遊 †

種族：人間(女) 年齢：17歳
PC達の同級生。
活発で人なつっこい性格で、流行り物に目が無い。
妖の事件によく首を突っ込むが、ちょっとした隙に事件が解決してしまう事が殆んどである。
第七話にて妖との戦闘に巻き込まれるが、映画のアトラクションと勘違いできるところから意外と柔軟な発想をしているようである。

石原弘美 †

種族：人間(男) 年齢：17歳
PC達の同級生で生徒会長を務めている。
父はクラス担任の石原弘三。
少々自意識過剰なところがあり、若干人を見下す傾向にあるが性格自体は悪くなくカリスマはある。
PC達との交流はあり、第四話では菜園作りを学校祭の飲食に利用しようと企み、生徒の収拾を引き受けて勝利に貢献した。
第八話では、文化祭に向けてPC達にバンド結成を強制的に確定させる。

姉崎紅子 †

種族：人間(女) 年齢：17歳
PC達の同級生。
不良娘を気取って舎弟をいつも連れているが、根は素直でお人よしな性格である。
PC達との関係は、普段の行いが故に反発しがちだが悪くはない。
第壱話では、三田との決着に対して勝利を願い、エリーさんに誘拐されて救出された。
第八話，第九話では、懲りずに御呪いに手を出してクトゥルーによって人魚にされていた。
所持品などから実はかなりの少女趣味(フリル付きの私服，御呪いの大量の本 etc)を持っている事が判明した。

むちゃ子（村咲茶々） †

種族：人間(女) 年齢：17歳
PC達の同級生。
姉崎の舎弟として、いつも付き添っている。
台詞は殆んどない。

ぬけ子（主野景子） †

種族：人間(女) 年齢：17歳
PC達の同級生。
姉崎の舎弟として、いつも付き添っている。
村咲と同じく台詞は殆んどない。

十文字圭 †

種族：人間(男) 年齢：17歳
PC達とは同学年でクラスは異なる。
弓道部の主将を務めており、卒業までに修善寺との勝負を約束した。

漫研の後輩 †

種族：人間(男) 年齢：16？歳
夏の大イベントやコスパの準備に忙しい漫研の部員。
三田の卒業イベントを計画している。

その他 †

主要な組織に属さないその他の登場人物。

飛行機関連 †

第伍話，第六話「バミューダでお茶を」に登場する人たち。

機長 †

種族：人間(男) 年齢：不明
山腹への不時着という神業を成功させた奇跡の男。

助けられた子供 †

種族：人間 年齢：不明(会話内容から小学生低学年位)
機内での戦闘時に修善寺に助けられ、お礼を言いに来た子供。
変身して戦う三田をヒーロー視したりもした。

10年前の事故機の幽霊達 †

種族：亡霊
10年前の三田の命を救った優しい幽霊達。
生前は10年前の三田が乗っていた飛行機に搭乗してた乗員・乗客だったが、飛行機事故で三田以外死亡が確認されている。
唯一の生き残りである三田に望みを託す。~

アメリカ †

シンシア †

種族：人間(女) 年齢：不明(第四話：十代後半〜二十代前半 第拾壱話：八十台)
第二次世界大戦時の人物で、アメリカ空軍所属。
第参話にて登場。
戦略爆撃機B-29に搭乗して東京を爆撃する任務に就いていたがエンジントラブルで機体が墜落。
奇跡的に生き延び月匣によりタイムスリップしていた柄楠に保護された。
助けてくれたお礼に爆撃中の部隊を撤収させる事を約束し、妖と化したＢ２９より命令書を奪取、約束を果たした。
以後の消息は不明。
第拾壱話で、修善寺さだめより救援を依頼されて日本に再び舞い戻った。
エクソシストとして、また人狼の一族として活躍しており、今回の一件についてPC達にパスズへの対抗手段を教えた。