錬金術上げ R3まで †
錬金術師見習い副官であるニコラを育てておくのが望ましい。ニコラはヴェネツィアで雇用可だ。
レシピは今のところ固定のものしか確認されていない。材料調達の困難さ、移動の面倒くささなど、どれをとっても錬金術上げはイバラの道以外の何者でもない。しかしパラケルスス先生がヴェネツィア在住であることは、ヴェネ人にとっては大きなアドバンテージだ。アパルトメントに各材料を置いておけるし、商会がヴェネツィアにあればショップを倉庫代わりにすることもできる。副官が錬金術+1を覚えたら、アパルトメント待機にすることもできるのだ。なんという錬金術国家。みんなで商会ショップを変なブースト手装備で埋め尽くそうではないか。
- 洋書1+紙2で貴重書を作成(R3まで)【ヴェネツィア・パラケルスス】
貴重書は後々大量に使うので、熟練が得られるRのうちにたくさんつくっておこう。R2になるとタロットを作りたくなるところだが、タロットは紙を22も必要とする。石墨をPFで調達するにしても積荷の量に対する熟練度ゲット効率は悪い。大成功も考慮に入れると、同じ量の材料から得られる熟練度は貴重書作成の方が上である。
- 洋書(雑貨)
最短でリスボン。紙からも作れるが(工芸)、ヴェネ人は紙を大量に入手しにくいので購入が速い。
- 紙(工業品)
最短でマルセイユだが、フランス国籍を経験していないと買えないので、シャウト募集や紙購入キャラの作成も選択肢に入れる。マルセイユの商館ショップに置いてある場合も多い。その場合値段はまちまち。工芸があればヤッファで採集できる麻から作成できる。PFで麻が生産されればベストだろう。
追記:ベイルートに紙が追加されました。いい時代になったものだ。
- 刻印1+色鉱石10+他材料で錬金薬液を作成
錬金術液は錬金術で装備品・陸戦用消耗品を生産する際に必須の材料となる。これも貴重書と同じく大量に生産しておきたい。
赤・黒・白の3色があり、それぞれ材料が異なる。
- 赤 = 火トカゲの刻印 + 赤い鉱石x10 + 水銀x3【ヴェネツィア・パラケルスス】
- 黒 = 地精の刻印 + 黒い鉱石x10 + 硫黄x5【ヴェネツィア・パラケルスス】
- 白 = 水妖の刻印 + 白い鉱石x10 + 塩x10【ロンドン・ジョンディー】
どの錬金薬液を作成するにしても、まずは刻印を大量に手に入れなければいけない。錬金術のスキルRが4になれば還元(後述)によってその数・種類を増やすことができないわけでもないので、赤・黒・白をバランスよくそろえる必要はない。海事LVを上げて自ら取りに行くという方法もあると思うが、それは既に海事Lvが上がっている人向け。今から錬金術師を目指す人は海事を上げている暇があったら交易名声を増やすことと、前提クエで必要となる工芸・財宝鑑定のRを上げておくことを優先しよう。したがって海事Lvの低い御仁は海事大好きなお友達を作っておき、刻印を優先的に売ってもらう約束をとりつけておこう。リスボンのバザーでは、バザーでつけられる最高の値段で売られているのを見かけるが、それが減ったのを見たこともない。相場はあってないようなものなので、お友達には誠意を見せよう。あくまで参考だが、生成物の相場を考えれば10kから50kがいいところだろう。対人ふっかけスキルはいくらRが上がっても人間関係を悪くするだけである。ご注意あれ。
入手困難とはいえ、刻印はアイテム扱い。手持ちで200までストックできるし、燃えないし、運搬もしやすい。問題はそれ以外の色鉱石と補助材料かもしれない。それぞれレシピのある作成場所から最短で行ける入手可能場所を記しておく。郊外の場合は採集スキルが必要。PFで色鉱石が出ればベスト。逆に考えて、自分が手に入れやすい色鉱石と補助材料に合った刻印を売ってもらうのもいい考えだ。
- 赤い鉱石: チュニス郊外、ヤッファ郊外 これは比較的らくちん
- 黒い鉱石: ルクソール地方(ナイル中流奥地)、ドーバーとプリマスの間の上陸地点
- 白い鉱石: ベンゲラとカリビブの間の上陸地点
- 水銀: セビリアのみ
- 硫黄: ストックホルム…は遠いのでトリポリ郊外で黄色い鉱石を拾って鋳造で作成
- 塩: ヘルデル、ブレーメン、あるいは海水から精製
- やってはいけない
ちなみにR3になるとパラケルススのところで金が作れるようになる。錬金術師としては感慨のいたりだが、材料に注意しよう。
- 金x2 + 鉛x15 + 黒液x2
この術によって得られる金は通常時で4である。ここまで見習い修行してきた同志諸君ならばこの生産物がいかに高コストな代物かおわかりいただけるだろう。黒錬金液の無駄遣いである。
錬金術上げ R4 †
錬金術R4の世界へようこそ。我々は未だ錬金術師「見習い」であることに代わりはないが、錬金術スキルの熟練度を稼ぐことだけに重点を置くと、R4になったことで我々は3つの大きな選択肢を得たことになる。
- 錬金薬液の還元
還元とは、錬金液と他の触媒を掛け合わせることによって、他の色の錬金液を生産するものである。当然3種類ある。
- 赤 = 白x1 + 金x10 + 貴重書x5【ロンドン・ジョンディー】
- 黒 = 赤x1 + 金x10 + 貴重書x5【ロンドン・ジョンディー】
- 白 = 黒x1 + 塩x10 + 金x10【ヴェネツィア・パラケルスス】
いったいこんなことをして何になるのか。お察しのいい錬金術師見習い諸君なら、こんな質問をすること自体地水風の法則に反するとお考えかな?そう、大成功による数量の増加が見込めるわけである。何か装備やアイテムの生産に錬金液を使ってしまっても、手元に3色合わせて少なくとも30もあれば増やし続けることが可能だろう。もちろん大量に還元するとなると貴重書も減っていくので、錬金液だけでなく貴重書のストックも気にかけよう。アパルトメントを最高グレードにし、交易品+2か+3の家具が置ければ保管場所には困らないはずだ。問題は還元をしてくれるパラケルススではない方のNPCがロンドンにいやがっておられること。リスボンやセビリアに共有倉庫を持つ人も多いというが、ヴェネツィアが地中海の奥深くに位置しているのは今に始まった話しではない。共有倉庫をもてればベターだが、これも修行である。時間を惜しまずブリテン島のマスター・ジョンディーの元へ通うこととしよう。エノク語スキルは必要ない。
ちなみに錬金薬液は交易品(医薬品)なので、火災が起きると燃える。各自火災への備えは万全にしていただきたい。錬金術+1のスキルを持つ副官ニコラは防火スキルも覚えるので、錬金術のお供にはぴったりだ。
塩に関しては、買うなりそのへんの海水から精製するからいいとして、問題は金だろうか。正直なところ、手っ取り早いのはリスボン、セビリア、ロンドン、アムステルダムあたりの商館である。錬金術師見習いの優遇スキルである貴金属取引をついでに上げるのも悪くはないが、金の産地と他の材料の置き場であるヴェネツィアの距離・位置関係を考えると効率は良くない。
- R5を夢見て
R5になると、貴金属商人羨望の装備である黄金の両手(貴金属取引+1)を製作することができるようになる。そのメイン材料となる錬金術によってのみ生産可能な装備である愚者の両手がR4で作れるようになる。
- 愚者の両手 = 赤の錬金薬液x10 + 金x15 + アイアングローブ
R5になったときにすぐ作れるように愚者の両手を用意しておけば、スキル上げのモチベーションを保てるだろう。アイアングローブは鋳造優遇職でないと作れないので、錬金術師見習い以外で錬金術上げをしている場合は注意だ。