日録 / 2007-03-15


今月2回目のお稽古日。相変わらず、大の撥&頭に問題山積み状態です・・・。大の撥は、撥を握った右手が目の高さに来るぐらい、大きく構えなければ、と本日直していただきましたが、「供奴」の段切れあたりのお稽古中に、先生から「はい、右手見て!」と言われてみると・・・。かなり意識してさらわないと、定位置まで手が挙がらなさそうです・・・。

供奴

まずは、前回お稽古していただいたところまで、先生の三味線弾き唄いに合わせて打ちました。途中、早渡りの前の、「フッヨイ天」の後の頭がみごとに抜けてしまったのに、気付かず・・・。なーんか暇だよなぁって、そりゃあそうです(汗)。
最初から2回ほど打ったところで、休憩。

そんな出来でも「よく覚えたねぇ」と先生がおっしゃって下さったので「その場ですぐにできないので、録音を必死に聞いて、覚えております」と申し上げると「そうそう、それでいいんだよ。そうやって覚えてくるから、今日、ここで形になってるんだから」と。そんな話から、先生がお能のお囃子のお稽古に通っていらした時のお話になり。「さらってなくても、稽古日に行けば、少しは・・・って思うじゃない? で、お能の囃子の稽古に行ってた時にね、忙しくてさらえないまま、稽古に伺ったら、師匠から『何しに来た!』と言われたのよ」と。そのお師匠様の声色がとても怖い感じだったけれど、先生がニコニコ笑いながらおっしゃったので「怖いですね」と言いつつ、笑ってしまいました。さらに「さらって行くじゃない? そうするとね『ウーン、ウーン』って考えていらっしゃるのよ、師匠が。何かおっしゃりたいのよね(爆)」と。
それからさらに、お能のお囃子と、長唄囃子の違いについて、先生が感じたことをお話してくださいましたが、何度か拝見したお能の舞台やVTRを思い出してみると「あー、そうですね!」と現象としてはわかることを、きちんと説明していただいた感じ、とでも言えばよいでしょうか。

供奴つづき

前回、お稽古していただいた先の手を、張扇でお稽古。前回のお稽古の最後で「次はね、狂言鞨鼓が「成駒屋ったら」のところにあって、あとは段切?の前の二上りに戻ったところはずっと早渡り?ですから」とおっしゃっていたので、予習してみたら、狂言鞨鼓の手がはみ出してしまうので、???と思っていたら、唄の寸法に合わせて抜くところがあったというのが、真相。段切のあたりは、突き直しがないままずーっと早渡りで、段切となっていました。上げも、前半のところと同じ上げ方だし、段切も「越後獅子」パターンなので、わかりやすいじゃん!なんて内心思っていましたら、三味線と合わせてみることになり、見事に玉砕。
狂言鞨鼓は、お休みが数えられず落ちるし、早渡りは入れないし、上げられないし・・・。結局、三味線をよーく聞けばわかるということが、最後の最後でわかりましたが・・・。
次回は、通しのお稽古とのことなので、しっかり復習しておかなくては!

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