mimetexに関するノウハウ


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mimetexで書く数式の基本

競馬@Wikiに数式を書く場合のコマンドは全て#mimetex()と言うコードで記述されます。
そして#mimetex()の括弧()の中に表示したい数式をTeX書式で入力していくのです。
ここでは、具体的な数式入力の例をお見せしたいと思います。
なお、各セクション毎に[edit]ボタンがありますので、それをクリックして表示されている数式と、そのコマンドを比較してみてください。

簡単な数式

#mimetex()で書かれた数式は基本的に全て別行立てで記述されます。
本文に混ぜたい場合はと記述します。

一番簡単な例

一般に普通のHTMLでも

a+(-b)=a-b

等と記述できますが、一応#mimetex()では#mimetex(a+(-b)=a-b)等と記述します。
結果は以下の通り。

a+(-b)=a-b

方程式

では次に方程式を見ていきましょう。

一番簡単な方程式

取り合えず二次方程式を見てみましょう。 これも、普通のHTMLでは、正確に記述しようと思えば、

y=ax^2+bx+c

表現せざるを得なく、かなりまだるっこしい思いをするしかありませんでした。
記号^は確かにMicrosoft Excelなんかでも〜の×乗を計算させる命令ではありますが、紙の上での表記に見慣れていると、やはりこの表記で良し、と言われると大変戸惑うものであります。
一方mimetexでは#mimetex(y=ax^2+bx+c)と記述すれば、教科書でもお馴染みの数式表現をWeb上で表示する事が出来ます。

y=ax^2+bx+c

このように、〜の×乗#mimetex()というコマンドと^を組み合わせる事によって自由自在に表現できるのです。

x^3

和・積分

数学ではポピュラーな総和記号Σ絡みの数式と積分記号∫絡みの数式が、これまたHTML泣かせなのです。

HTMLの掲示板なんかでは、例えば数列の一般項をa_nと表して、和を使った表現を

Σ_(n=1)^(21) a_n

等としか表示しようがありませんでした。
一方、mimetexでは¥sumと言ったコマンドを使用して、次のように記入します。
例えば、一般項a_nを5つ1から5まで足す表現にする場合、

¥sum_{k=1}^5 a_k = a_1+a_2+a_3+a_4+a_5

の様に記入します。 #mimetex()と言ったコマンドと組み合わせると以下のように表示できます。

\sum_{k=1}^5~a_k~=~a_1+a_2+a_3+a_4+a_5

書き込むには少々労力を要しますが、表示は今までのHTMLに比べると遥かにマシでしょう。

\sum_{k=1}^n~a_k

積分

同様に積分表示には¥intと言う命令を¥sumの代わりに使えばいいだけです。

\int_0^1

○○から××へ、と言う表現はこのように_○○^××と記述するのが特徴です。

分数

分数は比較的HTMLの掲示板等でも扱い易い表記で、a/b等と表記します。
一方、TeXでは、¥fracと言うコマンドを用います。そして括弧と組み合わせて¥frac{分子}{分母}とすれば教科書でもお馴染みの分数表記になります。

\frac{1+x}{1-x}

括弧類

#mimetex()では様々な括弧を出力出来ます。


入力:(x)

(x)

入力:[x]

[x]

入力:¥{ x ¥}

\{~x~\}

入力: ¥lfloor x ¥rfloor

\lfloor~x~\rfloor

入力: ¥lceil x ¥rceil

\lceil~x~\rceil

入力: ¥langle x ¥rangle

\langle~x~\rangle

入力: /

/

入力: ¥backslash

\backslash

入力: |

|

入力: ¥uparrow

\uparrow

入力: ¥Uparrow

\Uparrow

入力: ¥downarrow

\downarrow

入力: ¥Downarrow

\Downarrow

入力: ¥updownarrow

\updownarrow

入力: ¥Updownarrow

\Updownarrow

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