Makky の日記 / 2006-07-08

Makky の日記

３連続で午前様　(^^;)

投資サイトを巡回していて思ったこと。昨年あたりまではバリュー投資が流行っていたが、今年になって、かなり批判的な論調が目立つ。私は、曲がり家なので、バリュー投資（という言い方は嫌いになっているのだが）に止まることとしよう。

私は別にバリュー投資以外のアプローチを否定はしないが、バリュー投資を否定されると、何でそこまで否定されるんだろうと思う。で、そうやって、否定される限り、バリュー投資は生き続けるのだろうとも思う。おそらく、バフェットも、同じような批判をずっと受け続けているのだろうな。

グレアムの時代から、バリューアプローチは、それを採用する投資家を豊かにしているのだが、それをアノマリーだとして、その有効性を否定するのは根拠が薄いと思う。何で、８０年も生き続けているの？

ちなみに、恵まれた条件で投資を始めることができたという幸運はあるものの、私は、今まで扱った投資案件が、マイナスのリターンを生んだことは、ただの一度もない。これも、ただのアノマリーなのだろうか？

また、バリュー投資に否定的な見解を持つ者も、資産のバリューに対しては、ある程度理解を示す傾向にあると勝手ながら思うのだが、収益のバリューに関しては、けちょんけちょんである。グレアムの言うとおり、収益のトレンドについての予測は難しいのだが、１０年後の収益をもとに下値を計ることも完全に否定できてしまうのはどうしてなんだろう？

まあ、答えは、私の資産が決めてくれるだろう。別に、結果的に、アノマリーだろうが何だろうが、自分が豊かになれば、それでいいのだが（笑）