Linux / 各種サーバー / Jenkinsの設定


Linux / 各種サーバー / Jenkinsの設定

目次

概要

  • Jenkinsを活用して自動ビルド、FindBugs?, Checkstyle, PMDの設定を行うまでのメモです。
  • yumでインストールすることも可能ですが(&簡単)、ここではjenkins.warファイルをダウンロードして起動するまでの手順を記載しています。

Jenkinsの設定

インストール

ダウンロード

cd /tmp
wget http://mirrors.jenkins-ci.org/war/latest/jenkins.war

ディレクトリ作成

cd /usr/share/tomcat6
mkdir .jenkins
chown -R tomcat:tomcat .jenkins 
mkdir .m2
chown -R tomcat:tomcat .m2
  • 必要に応じて.m2/settings.xmlを作成・編集します。
  • プロキシサーバーの設定はsettings.xmlに記述します。

warファイルを配置

cd /usr/share/tomcat6/webapps
cp -p /tmp/jenkins.war ./

tomcat6再起動

/sbin/service tomcat6 restart
  • /usr/share/tomcat6/log/catalina.outにエラー出力されていないことを確認する。

Jenkinsの管理

システムの管理

  • JDK
    名前バージョン
    jdk1.7.0_55Java SE Development Kit 7u55
    jdk1.6.0_45Java SE Development Kit 6u45
    jdk1.4.2_30Java SE Development Kit 1.4.2_30
  • Ant
    名前バージョン
    ant-1.8.2Apacheからインストール 1.8.2
  • Maven
    名前バージョン
    maven-3.2.1Apacheからインストール 3.2.1
    maven-3.0.5Apacheからインストール 3.0.5
    maven-2.1.1Apacheからインストール 2.1.1

プラグインの管理

名前備考
Analysis Collector Plugin
Checkstylecheckstyle
Cobertura Pluginカバレッジ測定
Doxygen Plugin
Emma Pluginカバレッジ測定
Dry Plugin
FindBugs? Plugin静的解析
PMD Plugin静的解析
Task Scanner Plugin
Warnings Plugin

Jobの設定

Mavenプロジェクトのビルド

commons-io-2.4-src.zipをJenkinsでビルドする手順です。
アーカイブファイルはこちらからダウンロード

  1. SVNサーバーへの登録
    1. commons-io-2.4-src.zipを作業用ディレクトリに解凍します。(C:\Temp\commons-io-2.4-src)
    2. SVNサーバーにインポートします。
      C:\Temp\commons-io-2.4-src
      svn import https://サーバー名/repos/mylabo/trunk/java/commons-io-2.4-src -m '新規登録' --username ${USERNAME} --password ${PASSWORD}
      • インポート手順は一例です。SVNサーバーにインポートできればツールは何を使ってもよい。
  2. Jobの作成
    1. 新規ジョブをクリックします。
      ジョブ名に適切な名称を入力します。
      Maven2/3プロジェクトのビルドを選択します。
      [OK]ボタンをクリックします。
      Jenkins_000.png
       
    2. プロジェクト
      古いビルドの破棄をチェックします。ここではビルドの保存最大数を5に設定します。
      ビルド時に使用するJDKを指定します。
      Jenkins_001.png
       
    3. プロジェクトの高度な設定
      特に変更する必要はありません。
      Jenkins_002.png
       
    4. ソースコード管理
      今回はSubversionを使用していますのでリポジトリのパスを指定します。
      SVNサーバーのユーザー/パスワードはCredentialで指定します。
      Jenkins_003.png
       
    5. ビルド・トリガ
      SCMをポーリングをチェックします。今回は30分周期でチェックするように設定します。
      Jenkins_004.png
       
    6. 前処理
      特に変更する必要はありません。
      Jenkins_005.png
       
    7. ビルド
      使用するMavenにmaven-3.0.5を指定します。
      ゴールとオプションを指定します。
      clean package checkstyle:checkstyle findbugs:findbugs pmd:pmd pmd:cpd javadoc:javadoc emma:emma
      Jenkins_006.png
       
    8. 後処理
      特に変更する必要はありません。
      Jenkins_007.png
       
    9. ビルド設定
      集計対象を選択します。
      • Checkstyle警告の集計
      • FindBugs?警告の集計
      • PMD警告の集計
      • 未解決タスクの集計
      • 重複コード分析の集計
        Jenkins_008.png
         
    10. ビルド後の処理
      特に変更する必要はありません。
      Jenkins_009.png