社名のKinesisは、英語のmotionやmovementに相当する ギリシア語のκινησις (キネーシス)に因みます。
エルゴノミクスな製品を出している会社なので、動作を想わせる言葉はふさわしいのですが、 あまりにも一般的な言葉のために、色々な分野で使われており、 ちょっと検索すると、関係なさそうな分野のものがたくさん引かかってしまいます。
きっと、その分野の人なら知っているブランドなのでしょう。 キーボードのそれと同じことですね
psycho-kinesis(サイコキネシス), tele-kinesis(テレキネシス)
精神の働きで、離れたところにあるものを動かしてしまう超能力です。 PKというやつです。
英語に対するギリシア語は、日本語に対する漢語のようなもので、抽象的な学術語には、文明の高かった地域の言葉を使うのはよくある話です。 「動き」に関係すればなんでもキネシス。
高校物理で出てきた 運動エネルギー K も Kinematic energy の頭文字ですね。
Pyrokinesis
トレーディングカードゲームのマジック・ザ・ギャザリングのカードに上記の名称を持ったカードがあり、オークションサイトの検索においてキーボードを探している人々を惑わせる。マナが出せない状況でもダメージを与えられる便利な呪文のため、オークションサイトで取引されているらしい。