ApacheAnt / 1.6.3 / ChangeLog


互換性のない変更

  • Subant タスクは、正規化されたファイルパスを利用していました。このバージョンから、絶対パスを使うように変更しました。Bugzilla:30438
  • Tar タスクは、1つではなく 2つの EOF ブロックを書き込みます。Bugzilla:28776
  • Reference オブジェクトは、渡ってきた Project よりも優先して利用する Project をフィールドに保持します(訳注: フィールドは Reference クラスの Field。保持していないため、Ant や AntCall で別プロジェクトを起動したときに Project を保持していないために Reference を解決できなかった)。これは、幾つもの要素からなる Reference をネストしたプロジェクトで使えるようにします。Bugzilla:25777
  • JUnit タスク を filtertrace = "true" で使うときに、sun.reflect パッケージの行をフィルタするようになりました。これらの行をスタックトレースに含める必要があるならば、filtertrace を "false" にする必要があります。Bugzilla:22758
  • jikes コンパイラアダプタは、-bootclasspath や -extdirs, -sourcepath をサポートするようになります。また、javac と同様の デバッグフラグを利用できるようになります。これにより、Jikes 1.15 以上が必要になります。Bugzilla:25868, Bugzilla:26404, Bugzilla:32609
  • インポートされたプロジェクト内の同一の名前を持ったターゲットが動作していました。Bugzilla:34566
  • gcj コンパイラアダプタは、bootclasspath が設定されていない限り、includeJavaRuntime に false が設定されていても Java ランタイムクラスを使っていました。今は、常に includeJavaRuntime の指定通りになります。そのため、以前の動作を期待するようであれば、明示的に true を指定する必要があります。Buzilla:34638

バグフィックス

  • AntClassLoader のメモリリークを削減しました。Bugzilla:8689

その他の変更

  • Javadoc タスクに、executable パラメタが追加されました。Bugzilla:30606
  • Different セレクタに、新しいパラメタ ignorecontents を追加。
  • Location や Project, RuntimeConfiguration の Javadoc を修正しました。Bugzilla:30160
  • システムプロパティがなくても、正規表現の実装を選ぶことが可能になります。Bugzilla:15390
  • IntrospectionHelper 内のオブジェクトやメソッドが公開されます。Bugzilla:30794
  • ディレクトリをリネームするために、Move タスクの file パラメタを使うことができます。Bugzilla:22863
  • XmlCatalog に、ネストする要素 XmlProperty が追加されました。Bugzilla:27053
  • Redirector に、に新しいパラメタ alwayslog が追加されました。
  • Rmic タスクは、1.12 以上の Kaffe に同梱されている rmic もサポートします。
  • Glob Mapper 及び Regexp Mapper に、casesensitive パラメタが追加されました。Bugzilla:16686
  • Glob Mapper 及び Regexp Mapper に、handledirsep パラメタが追加されました。Bugzilla:32487
  • 新しく Filter Mapper が追加されました。
  • Zip タスクに comment パラメタが追加されました。Bugzilla:22793