GDP一人当たり


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世界の主要国の名目&一人当たりGDP 意外にも世界一位はルクセンブルク

第2次世界大戦 戦勝国は石油資源国

敗戦国は資源小国

2000年代 新たな資源大国

中国ロシア

一人当たりGDP14位

[[Wiki> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%9B%BD%E5%86%85%E7%B7%8F%E7%94%9F%E7%94%A3%E9%A0%86%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88]]

目次 [非表示] 1 為替レートのGDP 2 一人当りの為替レートのGDP 3 購買力平価(PPP)ベースのGDP 4 一人当たりの購買力平価(PPP)ベースのGDP 5 脚注 6 旧年版 7 関連項目

常夏島日記

日本の一人当たりGDPがシンガポールに抜かれて、アジアトップの座を譲ったそうです。 NikkeiNet?のこの記事。

シンガポールが日本を抜く 1人当たりGDP

 アジア一豊かな国はシンガポール――。国際通貨基金(IMF)の調査で、2007年のシンガポールの1人当たり国内総生産(GDP)が3万5000ドルを超え、日本の約3万4300ドルを抜くことが明らかになった。資源に乏しいシンガポールは積極的な外資・外国人の誘致策で経済の活性化に取り組んでおり、市場開放が後手に回った日本との違いが鮮明になった格好だ。

 シンガポールの1人当たりGDPは6年連続の増加。同国は07年課税分から法人税率を2%引き下げ18%に低減。所得税も最高税率20%で相続税もない。太陽光発電など先端技術企業や資産管理ビジネスなど製造業や金融の誘致も盛んだ。(シンガポール=野間潔) (14:23)

もともと日本って、一人当たりGDPは世界的にそんなに高くないようです。IMFの資料から作成したらしいここの資料では、2006年時点で世界第20位。ドル換算なので、ユーロ高やオーストラリアドル高の影響も大きく受けていることでしょう。また、一人当たりで取れば、人口数の少ない国が高めにでているようで、2006年の1位はルクセンブルグ、2位はノルウェー、3位はカタール*1… 人口数で1億を超える国はようやく8位にアメリカが出ているくらいです。もちろんシンガポールは都市国家で、確か人口は400万くらい。まあ確かに、日本も1990〜1995くらいは一人当たりGDPはかなり高かったので*2、そのへんから下がったと言えば下がっているし、そのことに課題がないとは言いませんが、こと一人当たりGDPに関して言えば、いわば、昔っからの状況であるような気がします。ちなみに、アジアで一人当たりGDPで見て日本の近隣にいる国・地域は、カタールやクウェートのような産油国を含め、シンガポール、マカオ、香港、イスラエル、韓国、台湾…。韓国とイスラエル、譲って台湾以外はどう見ても都市国家です。

ところでそのことを取り上げるこの記事は、シンガポールの一人当たりGDPの成長が、「積極的な外資・外国人の誘致策」による「経済の活性化」、「市場開放」によるものであり、あわせて法人税率や所得税・相続税、先端技術産業や金融の誘致について言及しています。ふーん。法人税率や所得税・相続税は確かに日本と比べれば低いですが、この国って自動車税とかタバコ税などは日本と比べ物にならんくらい高かったと思うんだけど、その手の負担にこういう記事がまったく触れないのはなぜなんでしょう。先端技術企業や資産管理ビジネスの誘致が国家の経済の決め手になるのは、むしろ都市国家ならではの効果で、ルクセンブルグやモナコ、スイスあたりもそうだったと思うけど、その程度の規模ならその手の政策で経済全体に与える影響が大きいけど、それを日本の市場開放と並べるあたりが、意図的ならその意図のありかを疑うし、意図してでなければ、あまりに無邪気なのではないかと思います。つーか日本とシンガポールの経済規模の差に比例した形で、シンガポール並みに外資やら外国人*3が日本に入ってきたら、たぶん社会システム的に収拾がつかないように思います。あーそうそう、昨日のエントリに絡めてあえて書くけど、この国の政策立案に携わる公務員の給料は日本の似たような人たちと比べ物にならないくらい高いと聞きました*4。

日本のGDPの伸びが停滞しているのは、むしろ別の理由なんだと思うんですが、単純に成功している他国を見て日本を語るのは、なんだかとても牽強付会だと思いました。

http://r25.jp/magazine/ranking_review/10005000/1112007110103.html

2007.11.01 ブックマーク

93年には1位だったのに…

一人当たりGDPは今や14位。 日本って豊かな国? 日本は世界に冠たる経済大国。そう思っている人は多い。実際、GDP(国内総生産)で、日本はアメリカに次いで世界第2位。ところが、である。国民一人当たりのGDPに換算すると、ベスト3はおろかベスト10にも入れないのだ。これって、国は豊かだけど、一人ひとりは豊かじゃないってこと?

戦後の日本は驚くべきスピードで成長した。1957年から77年までの20年間では、年平均8.27%もの経済成長率を誇った。68年にはGDP世界第2位に。もちろんこの間、一人ひとりの生活も急激に豊かになっていった。87年には、一人当たりGDPで世界一に。以来93年まで、日本は個人も世界一の豊かさを誇る国だった。

ところがバブル崩壊後の不況の影響もあって、GDPの伸びが鈍化。一人当たりGDPは伸びが止まってしまうどころか落ちてしまう。実際、2005年のデータでは、95年の8割程度。いってみれば、一人当たりの豊かさが95年の8割程度になってしまったということか。アメリカだって、イギリスだって大きく伸ばしたのに、だ。

おまけに世界第2位を誇ったGDPも昔ほどのインパクトはなくなりつつある。かつてはドイツとイギリスとフランスを合わせた額にほぼ等しかったのに、日本の鈍化と他国の伸びで、今ではドイツとイギリスを足したのと同じ程度でしかない。

やれ好景気だ、やれ上場企業の経常利益は過去最高を記録した、とはいわれているものの、実際はこんな状況になっているのだ。要するに世界から見ると日本は停滞しているといっても過言ではないのである。

北欧あたりでは、夕方6時を過ぎて仕事をしている人は、ほとんどいない国も多いという。商店も土日はお休み。不便に思えるが、それでも一人当たりGDPは日本より上だ。税金は高いかもしれないが、老後の心配はいらないから消費意欲は旺盛。広い家に住み、家族とゆったりと過ごし…。経済とは何か。豊かさとは何か。ちょっと考えてしまうデータかも。 (上阪 徹)

世界の国々のGDP一覧

世界の主要国の名目&一人当たりGDP 世界の先進国のGDP(国内総生産)一覧表です。国内総生産とは、その国の国内で生産された商品やサービス等の総額を表します。名目GDPと実質GDPの二つの数値を表記することが多く、実質〜は名目〜から物価変動分を加味して修正した数値になります。

日本のGDPは2002年度ベースでアメリカに次いで世界第二位ですが、国民一人あたりGDPに直すと世界第六位にまで下がります。

国民一人当たりのGDP世界一はルクセンブルクで、表にはありませんが二位はノルウェー、アメリカは例年3〜4位です。ルクセンブルクはフランスとドイツに隣接する、人口45万人程度の小国に過ぎず、この数値は驚異的だと言えます。

※の付いた国は2001年度数値、それ以外は2002年度数値

※の付いた国は2001年度数値、それ以外は2002年度数値

国名 人口 (単位;万人) 名目GDP (単位;億ドル) 一人当たりGDP (単位;ドル) 日本 12693 39835 31277 韓国 ※ 4734 4222 8900 中国 128453 12371 963 北朝鮮(韓国銀行推計) 2218 190 757 インド ※ 103700 4814 464 オーストラリア 1970 3590 18419 ニュージーランド 396 625 14854 アメリカ合衆国 28780 107773 36040 カナダ 3126 8368 26770 メキシコ 9940 6369 6260 ブラジル ※ 17030 5122 3006 アルゼンチン 3793 1056 2813 イギリス 5885 15526 26372 フランス 6123 16139 27266 ドイツ 8254 18194 28323 イタリア 5792 11809 20389 スイス 726 2674 34003 ルクセンブルグ 441 2238 50764 ロシア 14518 3466 2390 サウジアラビア 2212 1885 8521 イラク 2426 261 1079 アラブ首長国連邦 305 710 23277 南アフリカ 4358 1042 2392 エジプト 6517 899 1354