大村順一郎のプロボクシングの魅力


大村順一郎のプロボクシングの魅力

ボクシング

ボクシングは、拳にグローブを着用しパンチのみを使い、相手の上半身前面と側面のみを攻撃対象とする格闘スポーツの一種。拳闘(けんとう)ともいう。ボクシングの名前を冠した競技はタイのタイボクシング(ムエタイ)や日本のシュートボクシング等がある。

階級

ヘビー級 クルーザー級/ジュニアヘビー級 ライトヘビー級 スーパーミドル級 ミドル級 スーパーウェルター級/ジュニアミドル級/ライトミドル級 ウェルター級 スーパーライト級/ジュニアウェルター級/ライトウェルター級 ライト級 スーパーフェザー級/ジュニアライト級 フェザー級 スーパーバンタム級/ジュニアフェザー級/ライトフェザー級 バンタム級 スーパーフライ級/ジュニアバンタム級/ライトバンタム級 フライ級 ライトフライ級/ジュニアフライ級 ミニマム級/ストロー級/ミニフライ級 アトム級/ライトミニマム級/ミニマム級/ストロー級/ミニ級

試合形式

試合形式はラウンド制。1ラウンドを3分間とし、ラウンド間に1分間のインターバルをおく。ラウンド数は4ラウンド、5ラウンド、6ラウンド、8ラウンド、10ラウンド、12ラウンドの6種類。ラウンド数は選手のライセンスの種類によって決定される。なお、原則として12ラウンドは日本においては東洋太平洋タイトルマッチ、世界タイトルマッチの時にのみ実施される。

女子は原則1ラウンド2分間で、ラウンド数は4ラウンド、5ラウンド、6ラウンド、8ラウンド、9ラウンド、10ラウンドの6種類。ただし、海外では男子と同じ1ラウンド3分間を認めるコミッションも少数ながら存在している。世界タイトルマッチは原則2分10ラウンドだが、WBA・GBUでは3分12ラウンドも認められており、WBAでは他に2分9ラウンド、GBUでは3分8ラウンド、3分10ラウンドの選択肢も存在する。

採点方法

10点満点の減点方式。互角の場合は10対10、一方が勝る場合は10対9、1度のダウンやそれに近い状態のときは10対8、2度のダウンやKO寸前の場合は10対7とする。それ以上に差が開いた場合はレフェリーが試合を止めるので、10対6という採点はなく、また10ポイント・マスト・システムにより、勝る方には必ず10点をつける。ダウンがなかった場合、より採点基準を満たした選手に10点が、そうでない選手に9点が与えられる。反則減点は合計点から引く。主な採点基準として次の4項目がある。

どちらが有効打でダメージを与えたか。 どちらがより攻撃的だったか。 どちらがより相手の攻撃を防いだか。 どちらの試合態度が堂々とし、戦術に長け、主導権を握ったか(リング・ジェネラルシップ)。

採点は3人のジャッジがそれぞれラウンドごとに行い、2人以上のジャッジが支持した選手を勝者とする。ジャッジが3人とも一方の選手を支持した場合をユナニマス・デシジョン(Unanimous Decision, UD)、2人が支持し、もう1人が引き分けであった場合をマジョリティ・デシジョン(Majority Decision, MD)、1人のジャッジがもう一方の選手を支持した場合をスプリット・デシジョン(Split Decision, SD)と呼ぶ。トーナメントなどで引き分けとなった場合は、引き分けをつけたジャッジが最終判断を下して決着を付けることになるが、大会によっては延長戦を行う場合もある。