《万有引力の戦斧−グラール》

《万有引力の戦斧−グラール/Gravitation Halberd - Grarl》 †

装備魔法
このカードのカード名は「重力の斧−グラール」として扱う。
手札からこのカードを発動した時、デッキ・手札・墓地から
「ガーディアン・グラール」１体を特殊召喚し、このカードを装備できる。
この効果を使用するターン、
自分はこのカード以外のモンスターを特殊召喚する効果を発動できない。
相手のターンに一度、相手の効果モンスター１体を選択できる。
選択したモンスターは１番最初に攻撃しなければならず、
攻撃・効果の対象はこのカードのコントローラーが決める。
また、選択したモンスターは、このターンのダメージ計算時に
一度だけ攻撃力・守備力が半分になる。

「ディメストシリーズ」で登場した装備魔法であり《重力の斧−グラール》のリメイク版。
　《重力の斧−グラール》として扱うルール効果。《ガーディアン・グラール》を特殊召喚する効果。相手ターンに１度、モンスター１体の攻撃・効果の対象を自由に選択し、攻守を半分にする効果を持つ。

　《ガーディアン・グラール》を特殊召喚する効果は「ガーディアン」の項目を参照。攻撃力2500のモンスターを特殊召喚できる効果は強力だが、発動ターンはチェーンブロックを作る特殊召喚が行なえなくなってしまう点だけは注意。

　後半の効果は相手モンスターを実質操る事ができる効果である。
　相手モンスターの除去効果にチェーンして発動すれば、逆に相手を自滅に追い込める。
　また、メインフェイズ１およびバトルフェイズに発動すれば、相手モンスターを強制的に攻撃させる為、実質的に返り討ちによる除去効果となる。
　さらに、攻撃力・守備力を半分にする為、大ダメージを狙える。

• このカードの後半の効果だが、かなり複雑な裁定となっている。
  
  • まず、効果自体は相手のターンに１度、全てのフェイズ発動が可能。
  • チェーンブロックを作る効果であり、スペルスピードは１
  • 対象を取る効果である。
  • 相手モンスターの起動効果・誘発効果に対してチェーン可能だが、スペルスピード２の誘発即時効果に対してはチェーンできない。
  • 発動時に対象を選択する効果に対してチェーンした場合、対象を再選択する。
  • 対象となったモンスターの効果発動を強要する効果ではない。
  • 効果の対象となった相手モンスターは攻撃可能な場合は必ず１番最初に攻撃しなければならない。
  • 相手モンスターの攻撃宣言時及びバトルステップ時このカードの効果対象を別のモンスターに対して発動した場合、そのモンスターが攻撃可能であれば、巻き戻しが発生する。
  • ダメージステップでの発動は不可能。
  • 攻撃力・守備力を半分にするタイミングはダメージ計算の一番最後。
  • 《邪神アバター》に対して発動した場合はこのカードの効果で攻撃力・守備力を半分にした後、フィールドで最も攻撃力の高いモンスターの攻撃力に100追加した数値になる。

• 登場作品において―
  「マッチキルモンスターの脅威」における「ソウヤｖｓルオ」においてルオが使用。
  その効果で《ガーディアン・グラール》を特殊召喚した。
  さらに、後半の効果で《ブレイヴ・ウォリアー》?の攻撃力を半分にするも、《ブレイヴ・ウォリアー》?が自身の効果で攻撃力が大幅に上昇していた為、返り討ちには出来なかった。
  しかし、戦闘ダメージを大幅に軽減する事には成功している。

登場作品 †

• ディメストシリーズ

このカードを使用する代表的なデッキ †

• 【ガーディアン】

関連カード †

• 《ガーディアン・グラール》
• 《重力の斧−グラール》

関連リンク †

• ガーディアン
• ディメストシリーズ