《勝利の神槍−ロンギヌス》

《勝利の神槍−ロンギヌス/Divine spear of Victory−Longinus》 †

装備魔法
装備モンスターの攻撃力は200ポイントアップする。
装備モンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードを装備した
「ガーディアン・ロンギヌス」の攻撃は無効にされない。

　「ディメストシリーズ」で登場した装備魔法。
　攻撃力をアップさせる効果、貫通効果、特定のモンスターに攻撃を無効にされない耐性を与える効果を持つ。

　似たような効果を持つ、《ビッグバン・シュート》と比べると攻撃力の上昇幅が若干低い代わりにデメリットが存在しない。
　ただし、あちらは相手モンスターに装備する事でデメリットを押し付ける戦術がとれるが、こちらは取れないため、一概にこちらが勝っている訳ではない。
　一方で《メテオ・ストライク》は、このカードに勝っている所が殆んど無い。
　精々、相手に装備させて攻撃を躊躇させる戦術をとった際、こちらのモンスターを除去された際のリスクが減る事と、モンスター除去が引けなかった時に戦闘破壊が楽になる程度である。

　最後の効果は《ガーディアン・ロンギヌス》の弱点を補う効果となっている。
　それ以外にも《くず鉄のかかし》や《魔法の筒》のような厄介な防御カードの影響を無視して攻撃できる利点もある。
　上級モンスターの基準点を上回る攻撃力と貫通持ちの上、三分の一の確率で連続攻撃か《青眼の白龍》をも超える攻撃力となり、攻撃も無効にできないアタッカーは脅威である。
　しかし、《次元幽閉》等には無力なのは変わりないので注意。

• 登場作品において―
  「ソウヤ対ルオ」においてルオが使用。
  《ガーディアン・ロンギヌス》に装備され、《くず鉄のかかし》を無視して《ブレイヴ・シンクロン》に攻撃するも、《ガード・ブロック》に防がれた。

• 元ネタはファンタジー等で有名な「ロンギヌスの槍」
  「所有するものに世界を制する力を与える」との伝承がある。
  確かにこのカードを装備したロンギヌスは脅威だが、「世界を制する」には少々力不足である。
  長い時を経て錆びてしまったのだろうか？
  間違われやすいが、この「ロンギヌス」とは槍の名前ではなく、この槍の元々の持ち主である衛兵の名前である。
  このカードが《ガーディアン・ロンギヌス》に装備装備された演出は
  若干の違いがあるとはいえ、元ネタを忠実に再現している。
  『遊戯王カードwiki』の《禁じられた聖槍》の項目も参照。

登場作品 †

• ディメストシリーズ

このカードを使用する代表的なデッキ †

• 【ガーディアン】
  【装備ビート】
  

関連カード †

• 《ガーディアン・ロンギヌス》
• 《禁じられた聖槍》
• 《光帝クライス》（「キリスト」の英語読みは「クライスト（Christ）」）

関連リンク †

• ガーディアン