《守護神罰》

《守護神罰(しゅごしんばつ)/Guardivine Punishment》 †

カウンター罠
自分の墓地に存在する名前かテキストに
「ガーディアン」と記載されたカード１枚を除外して発動する。
カードを破壊・墓地に送る・除外する効果を持つ
魔法・罠・効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
自分の墓地にモンスターカードが存在しない場合、
このカードは手札から発動できる。

　「ディメストシリーズ」で登場したカウンター罠。
　墓地の「ガーディアン」関連のカードをコストに、やや特殊ながらも広い範囲のカードの効果へカウンターを行なう。

　カウンター範囲はバウンス以外の除去カード全体に及ぶ為、汎用性が高い。
　破壊・除外・墓地に送る効果であれば、フィールド以外を対象にしたカードもカウンターできる事もポイント。
相手が《高等儀式術》や《未来融合−フューチャー・フュージョン》等の強力且つデッキの核になり得る制限カードを使用してきた時、このカードを発動すれば相手の目論見を崩すだけでなく精神的大ダメージも与えられる。
　無制限カードなだけに、１度決める事ができれば、相手は常にこのカードを警戒させ、こちらのプレイイングをスムーズに行なえる環境が作れる。
　更に、自分の墓地のモンスターがゼロの状態という条件こそ厳しいものの、このカードは手札からでも発動できる。
　《次元の裂け目》を張る等、工夫を凝らせば、相手は常にこのカードの存在に怯えるハメになる。

• 上記のように効果は強力なカードではあるのだが、ネックとなるのはコストである。
  「ガーディアン」関連のカードのほぼ全てが、通常のデッキではマトモに使えないカードであったり専用デッキで使ってこそ真価を発揮するカードである為、このカードを発動する為だけに、それらのカードをデッキに入れるのは少々効率が悪い。
  しかし、このカード自体もテキストに「ガーディアン」と記載されている為、１枚でも墓地に送ってしまえば、２枚目以降のこのカードのコストを確保できる。
  現環境では墓地肥やしの手段は多種多様である上、発動できなくてもブラフとしてセットできる為、想像以上にあっさりとこのカードを墓地に送る事ができる。
  この為、このカードが重いカードか軽いカードかに分類するのは少し難しい。
  

• カード名は同じカウンター罠である《神罰》と登場作品におけるガーディアンのサポートカードの名称に多い「守護神」を掛けたシャレになっており、
  英語名も「門番」「守護者」を意味する『Guard』と「神の〜」「神聖な〜」という意味の『Divine』とが掛けてある。中々、シャレの効いたカードである。

• 登場作品において―
  「ソウヤ対ルオ」においてルオが使用。
  墓地の《ガーディアン・シールド》?をコストに手札から発動され、《ドリル・ウォリアー》の効果を無効にし破壊した。
  

登場作品 †

• ディメストシリーズ

このカードを使用する代表的なデッキ †

• 【ガーディアン】

関連カード †

• 《神罰》

関連リンク †

• ガーディアン