効果モンスター 星3/無属性/戦士族/攻1000/守1000 ルール上、このモンスターは全ての属性を持つ。
「DIMENSIONAL STORY マッチキルモンスターの脅威」で登場した下級戦士族モンスター。
ルール上、全ての属性を持つという《精霊術師 ドリアード》や「光は鼓動する」で登場した《輝鳥-ルシス・ポイニクス》?によく似た効果を持ち、
効果の活用方法も《精霊術師 ドリアード》とほぼ同じである。
上記の2枚との決定的な違いは種族の他に召喚制限の無い下級モンスターである為、簡単にフィールドに出す事ができる上、
テキストに「全ての属性」とある為、闇属性・神属性としても扱われる。また、今後新しい属性が現れた場合、その属性としても扱われる。
この為このカードをメインにデッキを作ると《風林火山》が格段に扱いやすくなる。
また、テキストに「ルール上」と書かれている為、輝鳥同様フィールドのみならず
、デッキ・手札・墓地・除外ゾーンでも全ての属性を持つモンスターとして扱われる。
この為、全ての属性のサポートを受けることができる。
さらに、攻撃力1000・戦士族・レベル3である為、《増援》《無敗将軍 フリード》でサーチでき、《シャインエンジェル》《グリズリーマザー》《UFOタートル》
《ドラゴンフライ》《巨大ネズミ》《キラー・トマト》といった代表的なリクルーター全てでリクルート可能。
《戦士の生還》《ダーク・バースト》《サルベージ》で容易にサルベージでき、《終末の騎士》《ダーク・グレファー》で簡単に墓地に落とす事もできる。
《水霊術 葵》等の5種類の霊術全てにも対応し、《E・HERO アブソルートZero》等の融合素材の縛りが緩いE・HERO全てに対応している。
《オネスト》で戦闘補助も行なえ、《アサルト・アーマー》による2回連続攻撃、実質専用カードである《勇者の紋章》により1ターンのみだが戦闘破壊が可能なモンスターをほぼ全て除去できる。
この為、低ステータスでもしっかり補助やれば戦闘でも活躍が期待できる。
上記の様に数え切れない程のサポートに恵まれており、まさにメリットの塊である。
…が、メリットが多いが弱点も非常に多い。
低ステータスである上、全ての属性として扱う以外に効果を持たない為、単体では弱小のバニラであり、何のサポート無しではすぐに戦闘破壊されてしまう上
《王虎ワンフー》相手では出した瞬間破壊される。
攻撃力が1000なのでピンポイントな所だと《連鎖除外》で根こそぎ吹き飛ばされる。(一応《闇次元の解放》で帰還できるが。》
さらに、ほぼ全ての属性サポートを受けることができるという事は属性メタにも見事に引っ掛かる。
例えばA・O・Jやコアキメイルではこのカード以外のカードにまで被害が及ぶ危険があり、《聖なるあかり》が相手では召喚すらできない。
霊使い達は全員守備力が1500なのでコントロールを奪われた挙句、霊術や憑依装着の為にリリースされてしまう危険性がある。
そして最も危険なのが《クリアー・ワールド》。
ネガティブエフェクトを全て起動させられ、手札を全て公開・攻撃抑制・魔法カード全てに500ライフコストを追加で思うように身動きが取れなくなり、
自分のエンドフェイズごとに表側守備表示モンスター破壊・ハンデス・1000ポイントダメージとライフ・手札共にズタズタにされる。
上記の通り、弱点も多いがメリットも多いので専用デッキを作れば面白い動きができるかもしれない。