永続罠 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 自分は魔法・罠カードを発動できない。 相手のエンドフェイズ時に1度、自分のデッキから魔法または罠カードを1枚選択し、 お互いに確認して自分の魔法&罠ゾーンにセットする事ができる。 自分のメインフェイズ時に自分フィールド上に存在するこのカードと、 このカードの効果でセットした魔法・罠カードを全て墓地へ送る事で、 墓地へ送った枚数によって以下の数値分のダメージを相手ライフに与える。 ●2枚:500ポイント ●3枚:1500ポイント ●4枚:3000ポイント ●5枚:6000ポイント
「遊戯王5D’s」で登場した永続罠。
自分の魔法・罠カードの発動を封じる効果、デッキから魔法・罠カードをセットする効果、このカードとこのカードの効果でセットしたカードを墓地に送る事で発生するバーン効果を持つ。
単純にみれば、妨害し易くなった《波動キャノン》であり、自分の魔法・罠カードの発動も制限されてしまう上に魔法・罠ゾーンを圧迫していく為、「バーンカードとしては」使いづらい。
・・・が、それはあくまでこのカードをバーンカードとしてみたならばの話である。
このカードには、この手のカードにありがちな「このカードがフィールドを離れた時、カードを破壊する」系統のデメリットが存在しない。
つまり《氷結界の龍 ブリューナク》《氷結界の虎王ドゥローレン》《霞の谷のファルコン》等の【セルフバウンス】と組み合わせる事で脅威のサーチカードとなるのである。
まず、このカードでセットできるカードは魔法・罠カードであれば本当に「何でも良い」。
この為、制限カード等のデッキに1枚しか入っていないカードも複数サーチが可能であり、その状況に応じたカードのサーチが可能。
勿論このカードのデメリットによって魔法・罠カードの発動は行なえない為、上記のカードでこのカードを手札へ戻してサーチしたカードを発動するのである。
また、発動タイミングがやや遅いとはいえコストが存在しない為、ディスアドバンテージになり辛い事も大きい。
さらに「魔法・罠カードを発動できない」だけである為、既に発動されている永続魔法等の効果は無効にされず、《血の代償》等の「効果の発動」に関しては全く制限されない点も評価できる。