《ガーディアン・ロンギヌス》

《ガーディアン・ロンギヌス/Guardian Longinus》 †

効果モンスター
星４/地属性/戦士族/攻2400/守800
フィールド上に「勝利の神槍−ロンギヌス」が表側表示で存在しない場合、
このカードが相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
自分のバトルフェイズ開始時に１度、サイコロを１回振り、
出た目によってエンドフェイズまで以下の効果を適用する。
●１：このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
●２・３・４・５：このカードの攻撃は無効になる。
●６：このカードは相手モンスターを２体まで攻撃できる。

　「ディメストシリーズ」で登場した地属性・戦士族の下級モンスター。
　特定の装備魔法が存在しない時に相手に与える戦闘ダメージが半分になる永続効果。バトルフェイズにサイコロを振り、出た目に応じて効果が決定する誘発効果を持つ。

　攻撃力は2400と下級モンスターの中では破格のステータスを持つ。
　相手への戦闘ダメージが半分になるデメリットと三分の二の確率で自身の攻撃が無効になる２つのデメリットを持つものの、攻撃力が下がる守備表示となる等のデメリットは存在しない為、攻撃表示の壁として相手の攻撃を躊躇させる役目は十分に果たせる。

　また、自身の効果で出た目が１か６の場合、普通に攻撃できるだけでなく、１ならば攻撃力が2900と最上級モンスターの基準点にまで到達し、６ならば相手モンスターへの連続攻撃により大ダメージを与えつつフィールドアドバンテージを２枚分稼ぐ事ができる。

　しかし、このカードの真価を発揮するには、やはり専用装備魔法である《勝利の神槍−ロンギヌス》を装させるのが一番だろう。
　自身の効果によるデメリットがなくなり貫通効果を得る上、攻撃力もデメリットの無い上級モンスターの中でも最高の攻撃力を持つ《フロストザウルス》と並ぶ。
　さらに一部とはいえ攻撃妨害カードの効果も受けない為、相当強力なアタッカーとなる。

• 登場作品において―
  「ソウヤ対ルオ」においてルオが使用。
  その高い攻撃力を生かしてソウヤに何度か攻撃した。
  最終的に《ニトロ・ランサー》に戦闘破壊された。

• 元ネタはファンタジーにおいて有名な「ロンギヌスの槍」の伝承。
  間違われやすいが「ロンギヌス」は槍の名前ではなく、その槍を持っていたとされる衛兵の名前である。
  作中では「盲目」という設定だったが、元となった伝説では白内障を患っていた。
  処刑されたキリストの死を確認する為にキリストの脇腹を槍で刺した際、その返り血を浴びて自身の白内障が完治し、キリストを刺した槍と同じく返り血を浴びた杯には聖なる力が宿ったとされる。
  《勝利の神槍−ロンギヌス》を装備した際の演出は、槍が聖人の石像の脇腹に刺さっていた場面や血の代わりに赤い光が目に流れ込む事で自身の視力が回復する等、かなり細かく書かれている。
  

登場作品 †

• ディメストシリーズ

このカードを使用する代表的なデッキ †

• 【ガーディアン】

関連カード †

• 《勝利の神槍−ロンギヌス》
• 《禁じられた聖槍》
• 《禁じられた聖杯》

関連リンク †

• ガーディアン
• ディメストシリーズ