小学校の給食において若様は野菜が食べられず先生との衝突が度々あった。
その中でも『トマト記念日』と呼ばれる戦いは熾烈を極め、騒動が沈着するまでに2〜3時間かかったという。
・・・事の始まりは給食の時間であった。若様は極度の野菜嫌いで親にも甘やかされて育ったため野菜を残すことになんの躊躇いもなかった。若様の担任を受け持った教師達は少しでも改善させようとしたが孔明な若様は持久戦に持ち込み、毎回勝利を収めてきた。若様と同じクラスになった同級生達は給食時のふいんき(←何故か変換できない)を悪くし、更には、食器を片付けるのが遅れるため若様の傍若無人ぶりに困り果てていた。そんな中一人の教師が立ち上がったのであった。それが後の『トマト記念日』と呼ばれることとなった聖戦の狼煙を告げていた。
続く