(MEncoder メーリングリストに於けるLoren Merritt氏の見解より)
SSIM値 | qp設定値(例) | - |
0.98 以上 | 20 | オリジナルと区別がつかない。 |
0.95 | 30 | 見るに耐えない。(*または辛うじて、そこそこ見られる*) |
0.9 | 40 | 非常に醜い。 |
0.8 | 51 | これ以上は圧縮できない |
0.7 以下 | - | 素材に大量のノイズを加え、さらにそのノイズを量子化工程で消し去るほどqpを高くしない限り、達成困難。 |
PSNRの問題を相当程度に緩和する。動画/静止画の画質指標としては*ベストではない*が、高速に算出できるものとしてはベスト。
PSNRの絶対値比較は意味が無いが、SSIMの絶対値比較は妥当と言える。
x264のSSIMは学術的には厳密なものではなく、"ほんとうのSSIM"の数パーセント程度の確度。その代わり、算出速度が100倍くらい早い。
算出しているのは、"sample of all possible positions"だけで、本来は"windowing"、 "luma masking"、"motion masking"といった計算(?)が必要。
PSNRも参照。