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2010-03-15 (月) 20:05:27更新
カテゴリ:x264

(no)fast_pskip:Pフレームにおける速い段階でのスキップ検出

原文

Performs early skip detection in P-frames (default: enabled).
This usually improves speed at no cost, but it can sometimes produce artifacts in areas with no details, like sky.

・MEncoder dev-CVS-060314-20:27-4.0.1 (C) 2000-2006 MPlayer Team
・x264 core:45 svn-467

訳文

default=fast_pskip

Pフレームにおける速い段階でのスキップ検出。デフォルトはenable。
通常は(*画質低下等の*)ペナルティ無しで速度向上。
ただし、ディテイルの無いエリア、例えば空など、にアーティファクトが出る事がある。

参考

MeGUI2.0 Help:no-fast-pskip name="Fast P-frame Skip"

P-フレームにおける速い段階でのSKIP detectionをオミット。
fast P-SKIPでブロックが出がちの際に画質向上。このチェックボックスをenableにするとearly SKIPがオフになり、速度が遅くなる。

その他

Apple-H.264と比較した場合のx264最大の弱点。闇階調のブロックノイズ対策と思われる。
Doom9コデックコンテスト2005によればこの点ではAteme,x264とも五十歩百歩の模様。
"闇階調でフレーム単位でぱたぱたと動くブロック"と表現して一般的なブロックノイズとは区別している。
このオプションはその後間もなく登場した。
管理人の手許ではnofast_pskipで若干の効果が見られるが、白黒映画などではまだ不満が残る。
noi4x4:no4x4mvなどで適用マクロブロック・パーティションを減らすか(使えるマクロブロック・パーティションの種類がXvid以下になる)
i8x8:8x8dctを使ったHigh Profileを選ぶかといった所(QuickTime Playerを捨てる事になる)。

尚、同コンテストで画質に勝るApple-H.264が予選落ちしたのは抜群の遅さの為。