5年目 富竹、鷹野両名殺害、及びその派生 †
1983年(昭和58年)6月19日(綿流しの日)
- 富竹ジロウの殺害
- 動機
- 祭具殿に侵入したため殺害された?(鬼隠し編では、奉納演舞に参加していたから×
- 錠前破りをしただけで内部を見ていないのでは?(綿流し編・目明し編) 内部に入れば死なずに済む可能性が出てくる?(イレギュラー)
- 真相をカメラに写してしまったため殺害された?
- 富竹が公安関係者だった?
- 死体
- 咽頭部を掻き毟ったことによる自殺。
- 薬物は発見されていない。
- 死亡現場の写真を見た者の反応がいまいちハッキリしない。⇒死んだのは本当に富竹?
- そもそも、「富竹ジロウ」自体が偽名だったので、死亡したのは綿流しの夜に会った「富竹」なのか?
- 富竹の自傷死は各編共通で、死因や状況・死亡時刻等も殆ど変わらない。
- 圭一達の行動に関係なく殺される。誰がどんな行動をとっても直接関係ない予定された事件?
- 以下解答:
祭具殿侵入後、鷹野とともに診療所へと戻るが、鷹野の誘いを断ったため山狗によって眠らされ、鷹野にH173を注射され雛見沢症候群L5発症。その後鷹野が車に自転車とともに積み発見現場へと遺棄。L5の末期症状により喉を掻き毟って死亡した。(皆殺し編)
雛見沢症候群の予防注射を受けていたが、それは鷹野が用意した偽物で、実際はL3まで症状が進行した潜在患者となっていた。(皆殺し編)
- 鷹野三四の殺害
- 動機
- 祭具殿に侵入したため殺害された?
- 真相に近づきすぎたため殺害された?
- 死体
- 黒焦げ絞殺死体。
→本当に鷹野か?替え玉だとしたら代わりに死んだのは誰?
- 死んだのは鷹野ではなく別人。遺体は山狗が偽装・捏造。(皆殺し編)
- 何故、綿流し編・罪滅し編では「前日」に殺されていたのか。
- 死亡日時の合う死体を確保できるかどうかという偶然性の強い分岐。祟殺し編では死亡日時に矛盾はない(皆殺し編)
→偽装死体には「鷹野三四として歯型を残している」必要があり、また鷹野は富竹同様必ず綿流しの日に失踪することになっているため、偶然による分岐とは考えにくい。祟殺し編では大石が勘付く前に始末されたために劇中で鷹野の死亡時刻について描かれなかったものと思われる。
- 何故、鬼隠し編では行方不明なのか。
- 都合のいい死体がなかったか、偽装がばれたか、だと思われる
- その後の派生
- 梨花の殺害。
- 「死体は神社の境内、賽銭箱の脇でした。……もっとも、シメたのは他の場所でしょうねぇ。全裸で裸足。足の裏は汚れてませんでしたから。」
「司法解剖の結果、性的暴行の痕跡は認められませんでした。……わかったのは、薬物で昏睡させられてから、あの場所へ運ばれ、腹部を切開、開腹。意図的に臓器を引きずり出して、四方に散らして見せました。」(暇潰し・大石談)
- 山狗が昏睡・移動を行った。腸流しは鷹野によるもの。動機は緊急マニュアル第34号を発動するために、オヤシロさまの生まれ変わりである梨花を殺害させ、祟りを具現化する目的のため。(皆殺し編)
- 雛見沢大災害。
- ガス成分
二酸化炭素 99% 一酸化炭素 0.5ppm 硫化水素 120ppm 二酸化硫黄 4.5ppm 塩化水素 0.1ppm
- 大石・赤坂の会話抜粋
「専門家に言わせると、ガスに含まれる硫化水素ってのが卵の腐敗臭に似た腐敗臭を出すので、近隣住民の証言と一致します。」
「硫化水素はかなり危険なガスだと聞いていますが、みんなそれにやられたんでしょうね。」
「その専門家によると、直接的死因はほとんど二酸化炭素によるものじゃないかって 言ってます。」
- 大災害は緊急マニュアル第34号による滅菌作戦の偽装工作。雛見沢住民は山狗(?)によって避難させられて避難場所でガス弾により死亡。逃亡者は射殺し、行方不明扱いで処理し、それ以外は犠牲者扱い。(皆殺し編)
- 皆殺し編の解だけでは何故村内の鳥や虫が死んでいたのか説明ができない。
→緊急マニュアル中の「偽装ガス」という単語や、機密保持部隊員の「あんたにも硫黄の臭いがわかるでしょ!」という発言から、即死には至らない程度の毒ガスが実際に散布されたからと考えられる。
- 動機・原因
- 外部からのファクター(前原圭一)を殺害するため?
- 歯止めの効かなくなった暴走?
- この5年目を最後に雛見沢を消滅させるため?
- 梨花の予言(暇潰し編)
「そしてさらに翌年の昭和58年の6月の今日。……………あるいはその数日後か。」
「……私が殺されます。」
「でも、最後の死は必ず、ほとんど、おそらく、例外なく、起こる。
多分、きっと、恐らく。最後の死は、ハンカチか何かで口を塞がれ、意識が遠くなって。
二度と意識を取り戻せないという慈悲深い形で行われる。
これは一体、誰の予定……?」
- 他の予言と違って死亡時期がはっきりしていない。
- でも殺される方法は決まっている?
- 腸流しの方法による死亡
- 「ハンカチでふさぐ」のは鷹野の計画のうち。二度と意識を取り戻せない=昏睡状態のままで腸流し。皆殺し編では意識のある状態で腸流しされた。
- 雛見沢大災害の予言では?
口を塞がれ意識が遠くなる→ガスによる窒息?
二度と意識を取り戻せない→災害時は皆就寝中だったと言っていたような…(午前2時頃発生)
- 「例外なく起こる」という割には、発生したのは祟殺し編と暇潰し編のみなのだが?
- 「必ず」「例外なく」という単語があるのに、「多分」やら「きっと」やら曖昧な気もする。
- ↑「例外なく」は梨花が殺されることに対するもの。「多分」「きっと」は殺される方法に対するもの。殺される直前の記憶は無くなってしまうため、どのようにして殺されるのかの記憶が完全でない。その中でも他のパターン(目明し編等)に比べ記憶が少ないので、「ハンカチか何かで口を塞がれ、意識が遠くなって」「二度と意識を取り戻せない」と推測したのではないか?
- 大災害発生時は深夜。かつ梨花の家である神社は見晴らしの良い高台。彼女が空気より重いガスによる死を迎えるには、彼女が深夜にわざわざどこかへ出歩かなければならないことになる。よって梨花の予言は大災害を含まないのでは?→(皆殺し編で解決)
- 生きたままの暴行は「慈悲深い」死とは言えない。上記と併せるに、梨花は大災害でも開腹でもない死を予想していたのでは?
- 本人は苦痛の記憶も無く気付いたらループしてる。全くと言っていい程記憶も手掛かりも無い事に対し、皮肉を込めて「慈悲深い」と言っているのかもしれない。また、100年ループして磨耗した精神における「慈悲深い」とはどういう意味か、それも推量すべき問題点になる。結局は本人の言う通り、「本人にとって慈悲深い死を迎える」事は間違い無い予言であるとすべきでは。
- 圭一の行動についての梨花の予見。
- 梨花が殺されなかった鬼隠し編は、共にレナ又は魅音へ圭一が刺激を与えた点が事件発生への分岐点となっている。よって、圭一の行動は、予言時の梨花にとって想定外だったといえる。つまり梨花は、圭一の行動については不確定な予見しかできない、或いは圭一の登場すら予想だにしていなかった?
- 少なくとも綿流し編では殺されている。全編で最終的には死んでいる?
- 梨花の惨い死への起点は、祟殺しでのみなされた圭一または彼以外の人物の行動の中にある?
- 大災害への起点も、梨花が予想できなかった圭一というファクターにある?
- 梨花は圭一が引っ越してくるのは当たり前だと思っている。だから、圭一が引っ越して来なかった世界に対しては物凄く運の悪い世界なのだ。
- ↓5、↓2 違うでしょ。一番最初のループの時は、もしかしたら赤ん坊のときまで戻れたのかもしれないけど、年々はにゅーの力が弱くなってきているからループで戻れる時間が短くなってきているって書いてあるぞ。それらを含めての『100年の魔女』だから。それとりかちゃまの年齢は12歳ってのが定説。 --
- ↓4、↓1 --
- 生まれてから10歳までを100回以上繰り返してるんだよなあ --
- 梨花ちゃんは何を伝えてたかったのかな -- バーチー?
- 梨花ちゃんは何を伝えてたかったのかな -- バーチー?
- 梨花ちゃまはおそらく10歳くらいなんだろうけど100年ループをストレートに読み取るといったら10回しか体験してないことになるからこれはちがうんだよな。綿流しの惨劇(2週間)程度?)を100年分体験したって言うことになるんだろうな --
- 祟殺しで鳥や虫が死んでたのはガス災害と偽装するため硫黄をまいたから。実際に圭一が卵の腐った匂いがするとか言ってたし -- みるら?