有力ネット系企業決算 


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きのうは、ミクシイ、カカクコム、ドワンゴの3銘柄を中心に、 有力ネット系企業の決算が相次ぎました。

これまで急激な経済状況の変化や為替差損の拡大により東証一部企業が軒並み業績を悪化させている中、

携帯サイト運営のドワンゴが発表した今期9月期第1四半期の連結業績は前年同期比で16.3%の増収、 営業利益は前年同期の1億6300万円の赤字から一転、4億9600万円の黒字となりました。 主力の着うたサイトが好調だったことや、 動画投稿サイト「ニコニコ動画」の有料会員数やサービス枠を拡大した広告売上は順調にsしました。 一方で(会員数増加に伴う)設備投資がかさみ、ポータル事業は単月黒字浮上とはなりませんでした。

また価格比較サイトのカカクコムが発表した今期3月期第3四半期の連結業績は、41.5%の増収、 経常利益は前年同期に比べおよそ2.3倍となりました。購入支援サイトカカクコムをはじめとした 口コミサイトなどで月間利用者数やページビュー数を伸ばし、利用ニーズを順調に増やしています。

また、交流サイト最大手のミクシーがきのう発表した2008年4-12月期連結決算は、純利益が15億円でした。今回の決算発表から中国の子会社を含めた連結決算を開示しており、前年同期の単独決算との比較では4%増益となりました。 交流サイト「mixi」の利用増に伴う広告収入の伸びが寄与したことや、有料コンテンツなどかんばしくなかったようです。