TAKAO KISUGI CONCERT Twilight Glow

来生たかお大百科／コンサート

解説 †

数少ない他のアーティストをゲストに迎えた、トリオ編成のコンサート。

ディナーとセットになったチケットも販売され、コンサート終了後、会場になった横浜ホテルニューグランド1階のイタリアンレストラン「イル・ジャルティーノ」で飲食が出来た。

美術 †

舞台セットは、長さの異なる2本のフロアライトが設置され、アンティーク調の6灯シーリングライトが天井から吊り下げられた。

山梨鐐平は、他のミュージシャンとの共演を好まなかったが、共にギルバート・オサリヴァンのファンであり、その影響を受けた来生からの提案だった為、実現に至った*1。「僕の音楽は何にも属さない」という山梨だが、唯一同じ感性で曲作りをする来生からの誘いは本当に嬉しく、共演後には「初めて同じ国の人に会えた気がした」と語っている*2。なお、下記テレビ放送では、山梨のパートは割愛されている。

リハーサル †

リハーサルは、2001年10月05日にスタートした。休憩時間にはアメリカの同時多発テロ事件と狂牛病の事で話が尽きなかったという *3。

10月11日に最終リハーサルが行われ、最初にステージで使うコンピューターのデータを4曲チェックし、それをMDに落とす所から始まり、来生の弾き語りからどのようにしてデータに繋げるかが一番のポイントになった*4。

その他 †

衣装は、チェック柄の茶系のベストに、薄茶系のパンツスタイルだった。

MCで来生は「このような所で演れて光栄です」と述べた*5。

スケジュール †

出演 †

• Vocal, Piano：来生たかお／Keyboards, Chorus：松田真人／Acoustic Guitar, Chorus：土屋潔
• Vocal, Acoustic Guitar：山梨鐐平*6

セットリスト †

1. 涼しい影
2. やるせなさの輪郭
3. 雑踏
4. With
5. おだやかな構図
6. 涙嫌い
7. シルエット・ロマンス
8. 浅い夢
・アラベスク（山梨鐐平）
・夢の背中（山梨鐐平）
・エロス（山梨鐐平）
9. ねがえり
10. 避暑地に陽炎
11. はぐれそうな天使
12. 美しい女
13. 夢の途中
14. Goodbye Day
15. 風と共に去りぬ

※15：アンコール
※1〜3, 8,11,13,14:Piano／9,10:Acoustic Guitar／12,15:Piano Solo
※8:Duet with 山梨鐐平

放送 †

• スカイパーフェクTV『来生たかおライブ TAKAO KISUGI CONCERT Twilight Glow』（2001.11.03/10:00-11:30*7）
  • 「涼しい影」「やるせなさの輪郭」「雑踏」（インタビュー）「With」「おだやかな構図」「涙嫌い」「シルエット・ロマンス」（インタビュー）「浅い夢」（インタビュー）「ふたり一緒に（レコーディング版）」「ねがえり」「避暑地に陽炎」（インタビュー）「はぐれそうな天使」「美しい女」「夢の途中」「Goodbye Day」（インタビュー）「風と共に去りぬ」「時の果実（レコーディング版）」