甘い食卓

来生たかお大百科 ＞ 自作曲 ＞『ジグザグ』

概要 †

オリジナルアルバム『ジグザグ』に収録された楽曲である。

東海建設のCFイメージソング（出演：滝田ゆう）に起用された。これは、CFとの初めてのタイアップだった。

1番と2番とでメロディーの一部（Aメロ）が異なる、数少ない楽曲である。

来生は「自作曲の中で最も甘いラブソングは」との問いの回答として本曲を挙げている*1。また、本曲を最高傑作として挙げたインタビュアーに対し、姉が自作品に付けた歌詞だけを読むと割と嫌らしいものが多いと語っている*2。なお、来生は本曲を「アマショク」と略している（1953年との記事もあり*3）。

小堺一機は、本曲を初めて聴いた時、『ジグザグ』に収録された「マダムとの散歩」と共に、歌詞に描かれた物語がまるで洋画のワンシーンようで「こんな曲は日本にない」と驚いたという*4。

1976年に開催されたデビューコンサート『PROUDLY PRESENTS TAKAO KISUGI MAKING HIS FIRST APPEARANCE』において、既に披露されていた。

歌手デビュー40周年記念のセルフカヴァーアルバム『夢のあとさき』でセルフカヴァーを試みている。

収録 †

オリジナルヴァージョン †

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：星勝
• 3:44
• Key：A（イ長調・♯×3）
• オリジナルアルバム『ジグザグ』収録ヴァージョン

★Musicians★
Keyboards：David Foster／Electric Guitar：Lee Ritenour、Dan Ferguson／Acoustic Guitar：Dan Ferguson／Electric Bass：Klaus Voormann／Drums：Jim Keltner／Percussions：Paulinho

アナザーヴァージョン †

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：萩田光雄
• 3:55
• Key：A（イ長調・♯×3）
• セルフカヴァー（セルフカヴァーアルバム『夢のあとさき』収録ヴァージョン）

★Musicians★
Rhodes：倉田信雄／Gut Guitar：古川望／Fretless Bass：渡辺直樹／Latin Percussions：川瀬正人／Flugel Horn：奥村晶、木幡光邦／Strings：篠崎正嗣ストリングス／Drums Manipulator：小田木隆明（RYUMEI）／Conduct：萩田光雄