Re17期


復活戦国オンラインの歴史

建国一覧(建国順)

君主国名
カルロロッソストラーダ
久我順ウルトラジャンプ団
クークー
山岡士郎美食倶楽部
城壁太郎城壁保存国
兼任監督なんJ村
タオタオちゃんヨーロッパ村
奇襲布告無しで攻める国
蓬莱ニーてるよ永遠亭軍
チキン南蛮ご飯のお供にこの一品マン
レオパルドン強力チーム
セイバーブリテン軍
捨て看板緩衝地帯
うんこうまか太郎VIPブラウザー国
日塔奈美絶望帝国
ゆとりハニーハニー神殿
シィル遺跡
種島ぽぷらワグナリア
イエレンFRB
潮だろ?聖地スウェーデン国

Re17期史記

仕様そのものに変更は無し。だがMAPが一新され、ふぁら面の英傑達は遠く離れた欧州へと召還された。
出身地へと帰ってきた者やこの地で一旗揚げようと牙を研ぐ者、聖地の確保に勤しむ者など欧州制覇を目論見て様々な武将の思惑が激しく工作交錯する。
国数こそ全20と少なくなったものの、開始直後の駆け込み建国を含め全領土に建国があり、まずまずの賑わいを見せた。
リセットまでの期間を長く取り、リセットから開始までの期間が短くなった影響が出たかは定かでないが、開戦前の登録数は88名と前期開始時よりは微増した。
中立登用も合わせロッソストラーダ、布告無しで攻める国の2国が11人確保するものの、その他の国は6人前後と全体的に散らばっての開始となった。

波乱の幕開けは唐突であった。
史実におけるイギリスとフランスの百年戦争を再現するかのごとく、タオちゃんヨーロッパが海を隔てたロッソストラーダへと宣戦布告を行う。
ロッソストラーダはこの布告を黙殺。出身国、イタリアを目指し永遠亭へと宣戦布告を行う。
これを受けた永遠亭もまた布告を黙殺し、オーストラリアのブリテン軍へと宣戦布告を飛ばす。
ブリテン軍はこれに答え、南部では熱い布告の応酬が行われることとなった。

タオちゃんヨーロッパは地盤固めを目論見、離れ小島の相方となるアイルランドの美食倶楽部へと追加布告を行う。
美食倶楽部はこの布告をないがしろにされたと受け取ったのか、怒涛の5連布告で答える。

南部での戦乱の幕が切って落とされると、まず人数で勝るロッソストラーダが永遠亭を撃破する。
また、両面布告こそ行ったもののタオちゃんヨーロッパは人数に伸び悩み、皮肉にも美食倶楽部君主の手によって討たれることとなった。
美食倶楽部は目的を果たしたのか、そのままロッソストラーダへと全ての領地を明け渡しまだ見ぬご飯のお供を求め北欧を目指す。

その北欧ではスカンジナビアに覇を唱えんとご飯のお供にこの一品マンと強力チームが争いを続けていた。
緒戦の遺臣を吸収した一品マンが大きく人数に差を付け、勢いを失うこと無く強力チームを撃破する。

緒戦が終結した段階では手厚く広がったロッソストラーダが一歩リードしているように思われた。
怨嗟の声が渦巻く中、今期のふぁら面は普段と様相を変えロッソストラーダへと襲いかかる。

布告無しで攻める国。彼の国が存在していなければロッソストラーダの優勢は揺るぎないものであっただろう。
彼らは対ロッソを掲げ、ブリテン軍、ハニー神殿といった南部諸国及び北西のVIPブラウザゲー国との同盟をまとめ上げることに成功し、ロッソ包囲網を形成する。
個々の国には人数で優っていたものの合計数で大きく差を付けられたロッソストラーダは包囲網を打ち破ることが出来ず、奪取した領土を次々と放棄、ついにはアイルランド一国まで押し込められ、敢え無く滅亡となる。

大国撃破により仮初めの平穏が訪れたかに思われたが、布告無し国の牙はかつての共闘国にも向けられた。
共同戦線を張ったハニー神殿へと奇襲を仕掛け、同様に滅びを与える。
これによりかつてのロッソストラーダ領を含めた南部諸国およびイギリス周辺を制圧し、一躍大国へと躍り出る。

時を同じくしてなんJ村がブリテン軍を撃破。ドイツの割譲を経て布告無し国へと宣戦布告する。
両者は一時拠点同士の撃ちあいを見せていたが、北部でVIP国を打ち破った一品マンが布告無し国への宣戦布告を表明。
大国撃破を掲げたかつての盟主国が大国へと成り上がった代償か、これまでとは逆に包囲される形となる。
絶体絶命の中、残る2国であるクー国とウルトラジャンプ国へと救援を求めるものの互いに目前の戦に集中したいと拒否される。

一品マンがなんJ村には布告していない状況から、布告無し国は南西諸島まで撤退を決意。
唯一の経路となるイギリスをなんJ村に明け渡すことで一品マンからの侵攻を防ごうと試みた。
しかし、人数で勝り地形にも不安の無い一品マンは更になんJ村へと宣戦布告、イギリスを奪取。これによりフランス・イタリア双方に睨みを効かせ有利に展開する。

一品マンによる介入表明を受けて迎えた22日0時、クー国とウルトラジャンプ国の初期より長きに渡った戦争にも終止符が打たれる。
三つ巴の抗争を行っている布告無し国、なんJ村、一品マンに続く形でクー国が勝ち残り、変則的な形でのラス4が決定した。

通年であればここからタイマンへと組み換えが行われるのだが、やはり今期はいつもと流れが異なるのか、クー国が最大国である一品マンへと宣戦布告を行う。
一品マンは同時に三国を相手取ることになるかと思われたが、後顧の憂いを絶ちたいなんJ村はポルトガルへと逃げ込んだ布告無し国を先んじて撃破する。
これに続き一品マンはクー国の拠点・ベラルーシの侵略を果たし、ポーランド1国まで追い詰める。

だが、要塞都市ポーランドは正に不沈艦であった。
布告無し国の武将を多く登用したこともあり、一時は壁を露出したものの手厚い守備で一品マンの攻撃を跳ね返す。
その隙を付きイタリアより大回りしてきたなんJ村が後背地を次々と奪い、ベラルーシの再陥落、更には撤退先までも陥落する。
最後はアイルランドの陥落を受け、滅亡の報せを遠く離れた地で聞くこととなった。

策謀渦巻く外交の末、なんJ村とクー国が最終決戦へと駒を進める。
領土数こそなんJ村が勝るものの人数・計略Pはほぼ同数。
対するクー国は要塞都市ポーランドを最前線に据え、ドイツに構えたなんJ村を迎撃する構えを見せた。

決勝戦は互いに開幕一斉を選択。
拠点同士のぶつかり合いの結果、一時はポーランドの壁が露出するものの守備を積み上げ難を凌ぐ。

両者譲らぬ攻防を続けていたが、開戦から3日目にして均衡が破れる。
クー国がダークマター2連発でイギリス、アイルランドを神速で落とすなど陽動を行い、なんJ村の意識が海戦へと割かれた隙を付いてのドイツ本一斉。見事にドイツの城壁を崩壊させる。
なんJ村がフランスへと撤退を進めるうちに、クー国は無理をせず南東部の切り取りに着手。
一夜で半数以上の領土を失うこととなったなんJ村であったが、フランスに守備を積み上げ粘りを見せる。
しかし勢いに乗ったクー国を止めることは出来ず、翌日の一斉でフランス陥落、続く打通でスペイン、ポルトガルと次々と攻め落とされ決着となった。

統一君主はクー。
ロジカル語法を操り必然力を高めたロジカリストの前に敗北は無い、と言った所だろうか。
唯一神ヤーティの御力かどうかは不明だが、国全体としての幸運度は最終的にプラスに収束した。
ラス戦時点での国民数42名に対し登用成功数15と、初期仕官を除けばほぼ半数を釣り上げたことは特筆に値する。
補佐する面々にも恵まれ、活発な国であったことをここに記す。



最終的には87名での終了となった。
前期は結果的に100人を越えていたため、初の2桁終了となる。

また、今期はふぁら面から廃れて久しい外交による結託、および包囲網の形成による大国の撃破が見受けられた。
前期における横槍介入からの流れもそうであったが、時代が常に変革を望むように指揮官にも変革が望まれているのかもしれない。
歴史にもしは禁物とは言われるが、もしも布告無しで攻める国からの同盟案にロッソストラーダが乗っていれば。あるいは、もしも一品マンとクー国の間に同盟が締結されていれば。

来期以降にこの流れが受け継がれるか、はたまたパワープレイにより打ち破るか。
指揮官の腕の見せどころとなるだろう。