Re16期

マップや徴兵仕様に疑問の声が挙がる中、ふぁら氏の体調不良及び多忙に付き変更点は特になしとのアナウンスを受け、
登録者数が危ぶまれる中の開催となったRe16期。
懸念は現実のものとなり、建国数13国（＋開戦前建国1国）、登録者80余名の低空飛行で開始となる。
とは言え建国数こそ少ないものの中央ラインには諸国が並び立ち、東北及び四国地方に中立地帯が目立つ形となり、今期の波乱を予感させた。

緒戦の接収を経て、各地での動乱が幕を開ける。
一時は京の城壁を残り3000まで追い詰められたものの、粘りの守備を見せた地獄甲子園が養豚場を撃破し中央を制する。
しかし、大人数を擁し北関東から東北にかけて手広く領土を広げたフルーツパーラー国が立ちはだかる。
このまま滅亡かと思われたが、時代はそれを望まなかった。

ふぁらの寵愛者、己鯖の申し子たる我らが猫神様。
彼を教祖と崇める猫の隠れ里が驚異的な参加率による一斉で長門を陥落せしめる。
勢いに乗った信徒は安芸・播磨と沈め前期覇者きんいろVIP部との戦いに終止符を打ち、中国地方に覇を唱える。
魔の手は留まることを知らず、直後に地獄甲子園およびフルーツパーラー国の紛争介入を表明。
これを受け、九州平定後長らく戦争相手に悩んでいた東南アジア同盟が猫の隠れ里へと布告を行う。
四国・関東南部を除いた全ての地が4国乱れ入る戦火に包まれることとなった。

フルーツパーラー、猫の隠れ里の2大国に挟まれる形となった地獄甲子園は座して死を待つことを由とせず、死地を求め猫の隠れ里へと奇襲を行う。
一度は成功したものの戦力差は覆せず、敢え無く能登へと撤退する。
最期は猫神憎しの一心によりフルーツパーラー国へと領土を明け渡し、本来の開戦時期を待たずして散ることとなる。

猫の隠れ里は相次ぐ多重新規ラッシュを受け入れ、フルーツパーラー国・東南アジア同盟連合を迎え撃つ態勢を取る。
だが地獄甲子園戦で大半の武将が燃え尽きたのか、日向に立てこもった東南アジア同盟の攻略に手間取る。
東南アジア同盟攻略中に主力が多数討ち死にした猫の隠れ里はフルーツパーラー国の敵ではなく、
建国の地・対馬の陥落と共に猫の隠れ里一派は野に解き放たれることとなる。

猫の隠れ里の巻き起こした動乱の余波は残る地にも及んでいた。
南日本ではスカイリムが声優組合を押していたものの、声優組合がVIP遺臣を広く受け入れ人数差を付けることに成功する。
諸客を加えた声優組合は一度は落城した伊豆を朝駆けによって奪還し、危うい状況を切り抜ける。
このまま声優組合が押すものかと予期されたが、東南に異変有りと見た猫神様はスカイリムへと馳せ参ずる。
教祖を崇めし猫肉部もまたスカイリムへと多数導かれ、声優組合は再びの危機に面する。

猫の隠れ里を大邪悪の権化と認定し、彼の国を駆逐せんと一時は共闘したフルーツパーラー・東南アジア同盟であったが、
戦国の世はこの2国においても争いを求めた。
人数差が倍以上存在するものの前述の経緯からか双方登用に伸び悩む。
東南アジア同盟の救いを求める声に答えるものはおらず、抵抗むなしく滅亡となる。

彼らを吸収したのは声優組合だった。
粘りの登用強さ（あるいは猫神憎しの一心）を見せ、再度人数で追いつく。
1553年より続く戦いは、およそ半世紀を経て完全に膠着した。

戦争は終わる気配を見せず、各武将に厭戦気分が漂う中フルーツパーラーは静観を選択する。
このまま長期連休突入かと思われたが、東南アジア同盟滅亡から3日半となる27日夜に伊豆が落ち、続く打通で八丈島も陥落する。
1613年6月。60年と5ヶ月に渡る長き戦いは、スカイリムに勝利の女神が微笑んだ。

日付変更前となるラス2決定のためか、決勝戦は少々間が空き29日夜開始となった。
片や、領土数では圧倒的なものの大きな戦を経験してこなかったフルーツパーラー。
片や、戦闘開始時より決勝戦に至るまで常に同じ相手と切磋琢磨し続けてきたスカイリム。
史上最潮の決戦が幕を開ける。

前評判通り、計略および人数で大きく勝るスカイリムが開幕から攻勢に出る。
フルーツパーラーの拠点尾張を早々に抜き去り、そのまま各地の打通へとシフトする。
翌日の一斉では撤退先の京都をも奪取し、播磨・安芸と順に足を進め、誰もが長期連休前の消化試合を疑わなかったであろう。

だが、ここからが長かった。
スカイリムの勢いに陰りが差したのか、開戦3日目にして九州4国に押し込まれたフルーツパーラーの筑前守備を突破出来なくなる。
またGW開始前後よりサーバーさんも休暇届を申請しており、長時間に渡り接続が困難となる。
更に多重登録・国宛への指令晒し等が相次ぎ一気に混沌の極みと化す。