板対抗とは何か


板対抗面。

2chに存在する数多くの板、その住人が参加者有志を集い、三国志NETという 多人数参加型ネットゲームで勝敗を競った。

戦国面管理人のふぁらうぇいがラウンジ三国志スレにて議論に参加し、 手探りでも良いので一度やってみようかという考えから実現に至った。

元々三国志NETは別の鯖・別の管理人の元で板対抗戦を開催した経緯もあり、 主に経験者の積極的な広報活動と呼びかけによって鯖の大きさからいえば 最大級の人数を集めての開催となった。

正直な所、実現までのどの板を参加板として選ぶかという事前選抜を始めとして 様々なトラブルが頻発した。 また開催中においても、少人数国家は開始直後にほぼ大国によって蹴散らされ 淘汰されるなど、ゲームバランス部分での問題や大人数参加によって引き起こされた 鯖落ち、モラルやルール部分を国それぞれが重要視していたかどうかによって 引き起こされた因縁やネガキャンの発生など、産みの苦しみともいうべき 問題点も数多く挙げられる。

しかしながら三国志NETというゲームにおいてはそのトラブルさえも楽しさの 一環として捉える向きもあり、またそれは一面の事実でもある。 実際に鯖落ち更新停止時の参加国の国宛BBSや2ch内関連スレッドの盛り上がりは 参加した人間だけが味わえる一種の高揚感に満ちていた。

紆余曲折の末、戦国面準拠での第一回2ch板対抗戦はダウン国が勝利を収め、 初統一国の栄誉に輝いた。(→板対抗の歴史)

管理側には非常に難しい舵取りを迫られることとは思うが、第一回開催に参加した 一参加者としては、一時は閉鎖した戦国面が復活した今こそ、第一回の問題点を管理側、参加者側双方ともに改善した、第二回の開催を望みたい次第である。

元々戦国面は秘密面と比べると板対抗としての面を持ち合わせていたが、このお祭り移行それが顕著になっていったようだ。帰属意識が高まったこともあってか各板に人が流れ、原住民国家や元々は人材ごった煮、2chからのゲスト的扱いだったラウンジが大きく衰退し、ニュー速や野球の新戦力が台頭。またvipも可能性を感じさせる存在として浮かび上がってきた。変わらず強豪であり続けるのはダウソくらいか?まさに世は戦国時代、ニュー速に対抗できる新勢力は果たして現れるのか。今の流れの源流を作った一因としても、板対抗の存在は興味深い。