辺境王国アグザディール


辺境王国アグザディール Agzadel

フェグズランド島北東部で勢力を伸ばしている。

首都 アグザディノポリス?
国王 ヴィーク=アグザディール 7世

総評

元は原住民のフェグライ人?がほとんどであったためか、生まれながらの戦士が多い。
領内の治安は首都近辺は良いが、フェイガ沼沢郡?フォッグランド山脈?等の未開拓の地域は統治できていない。
有能な将が多く、士気も高い。兵士の絶対数は少なくとも、島で最も華やかかつ壮麗で、強靭な軍隊を持つ。
ただし、文官や魔術師は少ない。
ゴルフール山脈?ドワーフ?と仲が良く、ゴルフール?の村にはドワーフ?の集落があり、ドワーフ?の商人も訪れる。
主要種族:人間 ドワーフ
主要クラス:ファイター クレリック パラディン レンジャー バーバリアン ナイト

地勢

フェグズランド島の北東部に位置し、フォッグランド山脈?フェイガ沼沢郡?を含めゴルフール山脈?以北、コレディア平原?以北を治めている。
北からの寒風は、フォッグランド山脈?でさえぎられるため、東半分は雪国だが、西半分は温帯と同等。

治世

王制国家。
専制政治であり、王と、少数の者が政治を行う。
男女がほぼ平等に扱われており、実力のあるものが認められる社会。
専制政治とはいえ、地位ある者には相応の発言力がある。

成立

もともとこのアグザディール王国?は国家ではなかった。
フェグズランド?島を征服した「フェヌス家?」を快く思わない者たちが結託してできた勢力が、結果として独立を果たしたというだけである。
元々はフェヌス家?に支配されていた原住民と、それに感化された辺境軍の蜂起であった。


外交

フェグライズ連合爵国ヘルベルア地底協定ハンデルガインド独立都市とは良き同盟者である。
フェグライズ連合爵国とはほぼ同じ思想で成立したということ。
ヘルベルア地底協定とは重商主義である王国の技術力として昔から厚遇している。
ハンデルガインド独立都市は王国の唯一の海産資源を輸入できる土地である。 逆にハストラル統治領?フェグズランド商王国とは敵対関係にある。
元々フェグズランド商王国への反乱軍だったため、その敵意は深い。
また、征服目的で本土からわたってきたハストラル?への警戒心はそのまま敵意となった。

軍事

辺境で過ごした彼らはそのほとんどが戦士として十分な素質を持っている。
そのため、ほとんどの男児は2〜3年の間兵役につく。
兵役は志願制のため士気は高い。
また、3代前、敗戦が続き、首都アグザディノポリス?を包囲された際にハルニア?に集結した敗残兵や民兵が、馬を用いて救援に駆けつけた。
これにより勝利を得、彼らを正式に「ハルニア騎士団?」として認めた。
この際成立したハルニア騎士団?にはエリートが集まり、主要の軍隊として活躍している。
成立当初は騎兵部隊だったが、現在は「斧兵隊?」と「騎士隊?」に分かれている。

特色

さまざまな環境が領内にあるというのが最大の特徴だろう。
年中霧に曇るフォッグランド山脈?や、広大なフェイガ沼沢郡?は未だ未開の地であり、デミティア?を拠点にして捜索隊や冒険者たちで賑わっている。
また、幻獣の住まう幻の森?では他では見られない生物が見られるという。

男女が平等の扱いであり、女性でも畑を耕し、武器を持って敵と戦う。
軍には女性のみで編成された戦女隊?という部隊も存在する。
ハルニア騎士団?は常勝無敗を誇る軍団である。