2005〜 坂出タケノコ掘り女児行方不明事件。
2005年4月29日、当時坂出市の五色台ビジターセンターでタケノコ掘りのイベントが開催され、幼稚園年長の大西有紀ちゃん(当時5歳)は母親や姉と一緒に参加していた。
集合時間前の13時40分頃、女児は「もう1本取ってくる」と言い残し、竹林に走っていく。これが女児を目撃した最後の姿となった。
集合時間の14時になっても女児が戻ってこなかったため、他の参加者と付近を捜索するが、発見できず。
15時に五色台ビジターセンターから警察に連絡。その後15時45分頃から警察とともに付近の池や山林も捜索するが、発見には至っていない。
一匹の警察犬が、有紀ちゃんの持っていた水筒の匂いを頼りに行方を追っていたが、 ある場所でぴたりと足を止め、動かなくなってしまい、 翌日も4匹の警察犬を投入したが、4匹とも昨日の警察犬と同じ場所で止まってしまったらしい。
車のはいれない山間部での行方不明事件でしかも突然臭いがある場所から消えている。ヘリコプターかなにかで真上に吊り上げられないとありえない警察犬の動きから一部ではワシに連れて行かれたという説もあり、大西有紀ちゃんの体重は15キロほどだったそうだ。
2005年9月16日放送のスーパーフライデー 「人はなぜ突然消えた!?“ザ・神隠し”ナゾの失踪者を追え!!」 で取り上げられた際には行方不明になった場所において現場検証が行われた。
2008年12月4日放送の『衝撃リポート!!世界の怪奇現象・大追跡スペシャルVI』で超能力者.超能力者ノリーン・レニアは大きなリュックを背負った人物が計画的犯行で有紀ちゃんをさらい、有紀ちゃんは助けを呼ぼうと声を出そうとするも胸がふさがれていて出せなかったと透視。実際、当日の参加者の中に大きなリュックを背負った人物が目撃されており、警察ではこの男の行方を追っている。
2015年6月12日放送の「金曜プレミアム・最強FBI緊急捜査SP日本未解決事件完全プロファイル」では行方不明者の捜索を専門とするアメリカ人(のチーム)がプロファイルし、現地の山林を捜索するという内容だった。彼らの見立てによればこの行方不明事件は「組織による犯罪」であった。迷子説を100%潰すため行方不明になった場所を徹底的に探し、特殊犬K-9を投入し有紀ちゃんの手がかりを探すこととなった。当時は警察も行っていなかった傾斜面を探していたところ、犬が怖がり10年経過しているため木の枝と人の骨の判別を行うのは難しいと判断され捜索は中止された。