http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kouhoushi/no20/jiken/jiken.htm
「午前4時20分死亡確認」 大越巡査長(当時)の死亡を伝える無線が流れました。
惨劇は平成4年2月14日、バレンタインデーの明け方に突然起こりました。
清瀬市旭が丘2丁目東村山警察署旭が丘派出所内で警察官が殺害された上、けん銃を強奪されたのです。
あれから14年、警視庁は懸命の捜査を続けてきました。
しかし、犯人を捕まえるための有効な手掛かりは少なく、捜査は難航しています。
大越晴美巡査長 (当時42歳) ナイフに注目
これまでもさまざまな情報が寄せられましたが、決定的な情報はありませんでした。
最近では、月日の流れからか、人々の記憶は風化し、当時を思い出すことは困難になりつつあります。
しかし特捜本部では現在、その状況を突破する手掛かりとして殺害に使われたナイフに注目しています。
刃渡り9cm程度、刃の形状はわかっていません。
このナイフは手製の可能性もあることから、犯人はナイフマニアである可能性もあります。
また犯人はけん銃を奪っていますが、けん銃はその後まったく使用された形跡がないため、けん銃マニアの可能性も捨て切れません。
話していた人物
事件発生の日の午前3時10分ころ、交番の中で大越巡査長が人と話している様子が目撃されています。
相手は大越巡査長(身長は165cm)より明らかに背の高い男で、黒っぽいジャンパーを着た身長175cmぐらいの男です。
前後の目撃状況等から、この男が犯人の可能性が強いと考え、捜査を進めています。
事件現場となった 旭が丘派出所
絶対に追い詰める
時効まで残り1年、犯人逮捕を目指して警視庁は絶対にあきらめません。
この事件の解決に最も寄与した情報提供者には、東村山署防犯協会の懸賞広告実行委員会から懸賞金300万円が支払われることとなっています。
どんな小さな情報でも結構です。情報をお待ちしています。