1965年8月25日、オランダ、アムステルダムの運河から発見されたトランクケースから、
男性と思われる首無し腐乱死体が発見された。
1週間後の9月1日、警察は被害者を、大阪にある貿易会社のブリュッセル駐在員(32)と断定。
彼は、2ヶ月ほど前にアムステルダムに単身赴任したばかりであった。
また、男性が所持していたと思われる現金200万円、こちらも消えていた。
その後、男性がブリュッセルで最初に友達になったという男(27)が捜査線上に浮上。
警察の事情聴取を受けていたが、聴取後の帰り道、車の衝突事故で急死してしまう。
自殺なのか事故死か判断が分かれたが、これにより事件は迷宮入りとなってしまった。
1961〜1970