【スカイロード】


【スカイロード】

概要

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 【スカイロード】は、天魔光臨にて登場した種族スカイロード、主たる《香魔キャラ》を中心としたコントロール?デッキ?
 ここではスカイロードをメインに据えたデッキについて解説する。

 スタック処理などの細かな扱いが難しい半面種族デッキとしてはレベルが高く、多くの大会で記録を残している。
 有名なのが過去のレジェンド入り及び禁止カードを解禁した究極アルティメットグランプリにおいて、スカイロードの中心核である《香魔キャラ》を利用したデッキが多くの狂デッキを薙ぎ倒し優勝した記録がある。
 また日本選手権2010においても、このタイプのデッキが次々に予選を突破するなどの好成績を収めている。

配色

 を中心としたタイプ、またそれを補うための【青黒スカイロード】が基本。
 スカイロード自体が高度なコントロール?の性質を持つのでコントロール?寄りのカードで固めて行きたい。

投入候補となるカード

 種族間でのシナジーが強烈だが、一部では不要となるスカイロードも多いので考え無しに全スカイロードを起用しても上手く行かない事も多い。

 スカイロード以外に関しては、《香魔キャラ》を筆頭に有力なサポートを中心に積んでいこう。
 【スカイロード】そのものは基本となる骨子こそあれど投入枚数におけるバランスなどの点で構築に微妙な差が出やすい。ここで候補に挙げたカード以外でも当然積めるカードは存在するため、これだけが全てではないと留意しておこう。

投入したいスカイロード

  • 《香魔マナカ》
    確実に採用されるカード。スカイロードの動きの良さはある程度こちらに依存している所も多く、単体での汎用性が計り知れない。
  • 《フラウ》
    小さい《香魔ミダレバコ》。影響範囲の小ささこそあれど、このカードの優秀さは序盤からコントロール?出来る点にある。
    【スカイロード】であれば採用は難しくないだろう。
  • 《香魔ミダレバコ》
    中盤を支えてくれるカード。効果は弱く見えるかもしれないが、このカードだけでもある程度盤面のコントロール?を担える優秀なカード。《香魔キャラ》への繋ぎとして使いたい。
  • 《香魔ギンヨウ》《風の女王イーシャ》
    パワーを上げられるカード。これらのカードが入るとコントロール?ではなくビートダウン?に寄るのでコンセプトの都合上入らない事もある。
    しかし前者は全体パンプアップ持ち。後者は2点スマッシャーと見れる所も多いので好みの範囲で採用していこう。保険としての採用意義はあるだろう。
  • 《香魔キャラ》
    最強のスカイロード禁呪2に恥じないスペックを持ち、【スカイロード】ではこのカードを盤面に出し翻弄する事を主な目的としているためキーカードにあたる。
    いかにしてこのカードを展開するかにかかっている部分も多く、禁呪こそあるものの特別な理由が無い限りはフル投入したいカードになっている。

スカイロード以外のカード

  • 《七つの海の王子》
    禁呪こそあれど対ビートダウンで役立つ1枚。
    中心となるカードがである以上積んでおきたいが、完全にコントロール?に徹する事ができるのなら禁呪の都合上見送っても良い。
  • 《B−tan博士》《海底都市中央銀行》
    こんなこともあろうかとぉ!というピンチに使うのではなく、プラン?を覗きキーカードサーチ、もしくは覚醒などの安定剤としての起用が見込める。
    前者も後者も役割自体はほぼ同じだが運用に若干違いがあるためお好みで。
  • 《永久凍土の戦場》
    手札バウンス?の多いスカイロード達のバウンス?を強化する狙いがある。
    単体で使いやすいベース?でもなく、またこのカードが入ると構築がガラリと変化するため採用するなら中途半端な採用はしないようにする必要がある。
  • 主に採用されるのカード達
  • 《堕天使ムリエル》
    多色兼ドローを兼ねる。また、プランゾーンを利用するために使って行くこともできるので実に使い勝手が良いだろう。
  • 《調整体ノゼ》
    コントロール?である都合上入る事もあるカード。
    バウンス?という不完全な除去に対して確実に相手を葬りたい際に使っていけるが、盤面支配が出来れば関係無いので無理に採用する必要は無い。
  • 《懺悔の螺旋階段》
    言わずもがなコントロール?であれば欲しい1枚。
    序盤からこのカードを張ることが出来れば相手の行動を鈍らせる事ができる。プラン?操作に長けたカードが多く、プラン?を絡める事が多いので相性そのものは抜群。

基本戦術・動かし方

 主なスカイロードの能力である、スカイロードCIP時に自身が動けることを活用して戦う事になる。
 その能力の関係上からこちらから積極的に動くのではなく、相手の動きを見たり息切れを狙うなどしてから切り込む事が必要。
 重要なのは無理せずに状況重視から。

 コントロール?なので序盤から積極的に動く事は無いものの、各種ドローソースを利用したりしつつ手札を貯めたい。手札を減らしたくないデッキなのでプランゾーン?の活用が何よりも大事になる。
 《懺悔の螺旋階段》で相手の抵抗力を奪ったり、《香魔ミダレバコ》あたりや覚醒持ちユニットでけん制して行きたい。

 《香魔ラコク》《侵略者の一撃》《香魔キャラ》を展開するチャンスが来ると、こちらからも動き出せる。早ければ中盤から積極的に切り込ませ相手の行動を許さないのもありだが、相手の大きな行動に対してカウンターのように使うのが一番良いだろう。
 《香魔キャラ》展開後は手札にあるスカイロードを駆使しつつ、相手のユニット投下を意味の無いものにしていく動きが求められる。チャンスがあればスマッシュ?して行くが、場合によっては相手の行動を封殺しきってからでも良い。

 詰めまで《香魔キャラ》を使ってコントロール?し切れば勝ちに繋げられる。
 そのため相手からの妨害を貰う以外では極力無駄な方法で《香魔キャラ》を消費するのは控えよう。

得意なデッキ・苦手なデッキ

 ユニットの投下に対して異常なほど抵抗力を持つためビートダウン?相手に強い。
 とりあえず殴り勝つ、程度のデッキ相手なら後れを取る事も少ないだろう。

 逆に《香魔キャラ》を確殺する除去?をふんだんに積んだデッキ相手には分が悪い。こうなるとコントロール?し切れるかし切れないかの違いでしかないので泥沼化する傾向にある。ミラーマッチなどすると実に混沌としやすい。
 【スターロード】?や、地味だが【ガイアロード】?相手にも弱みがある。

 注意したいカードは《香魔キャラ》で倒せない相手が殆どだろうか。
 パワー云々を意に介さぬとも除去?の通じない《機械竜エスティタート》《プラチナドラゴン》が出るとかなり面倒な事になりやすい。
 耐性−青?を持つ《海の守り手アトゥイ》に対して困ったことにもなりやすく、注意が必要になる。
 カード効果で行動することがメインであるが故に《メロー・カード》系列の相手には滅法弱い。これらを出されると上手く立ち回らなければ完封される恐れもあるので、スタックの積み方には細心の注意を払おう。

【青黒スカイロード】

 【スカイロード】の配色としては最もメジャーなスタイル。
 のカードを活用しコントロール?や盤面維持を強化、より精密かつ安定してコントロール?できる優秀なデッキタイプと言える。

 墓地回収カードである《錯乱時計パニックヴォイス》の存在により《香魔キャラ》スカイロードの弾が落ちても即時回収して戦線を立て直すのが非常に楽。
 《懺悔の螺旋階段》を投入していけば《香魔キャラ》の苦手なカードを叩き落せ、対コントロール?相手でも安定感を見せるようになる。

 好みで除去?の類が投入される事もあり、スカイロード一枚岩では無いのもウリ。の投入により《海の守り手アトゥイ》に強いのも見逃せないだろう。

関連ページ


外部リンク

公式サイトより 参考デッキレシピ

日本選手権2010の予選突破【青黒スカイロード】
http://dimension-zero.com/dpa/report/2010/2010_16_01.html
http://dimension-zero.com/dpa/report/2010/2010_30_02.html

コメント

↓ツッコミ用

  • ミダレバコってユニットだけじゃね? -- 2011-09-05 (月) 13:32:08
  • 修正しました -- 2011-09-05 (月) 19:30:08