カード名 | 刹那の魔炎レイザー | 効果: ●速攻((プレイされてスクエアにフリーズして置かれるに際し、かわりにリリースして置く。) ●ターン終了時、このカードを破壊する。 | ||
種族/属性 | フレイム | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 赤2 | 移動コスト | 無1 | |
パワー | 2000 | スマッシュ | 1 |
I-1 ベーシックパックにて登場した、赤の小型?ユニット。
フレイムらしく速攻?を持ち、自壊する誘発型能力を持つ。
フレイムらしさを体現した、速攻?持ちユニットの元祖とも言うべき1体。
使用コスト内に色拘束は厳しいほうだが、速攻?を持つ点と移動コストの安さがこのカード最大の特徴。
そもそも速攻?というキーワード能力は、自身がプレイされた時に勝手にリリースイン?する特性の能力。
プレイ後に即リリース?するという事は、そのまま移動してスマッシュ?に持ち込んだり相手の不意を突いた戦い方を可能にする。
ここでこのカード自身が持ちえる、移動コストが[無1]という低コスト性が生きてきやすい。このカードもスマッシュ?1点があるため、4エネルギー払えれば相手に2点ものスマッシュ?を与えてしまうという事も決して不可能ではない。
また、速攻?持ちの利点は他にも隊列召喚?へと持ち込みやすいという性質があるため、敵軍エリア?奥深くまでの移動を要求する難易度の高い隊列召喚?の使用にも向いている。
変わった使い方だが、リリース?する都合上即座に覚醒のフリーズ?用にも使ってしまえるなど汎用性や実用性が高いカードとなっている。
ここで少々問題となるのが、このカードの持つ二つ目のターン終了時に自壊してしまうという能力。
これはつまり、このカードを一度バトルスペース?に展開してしまうとわずか1ターンまでの命だということに等しく、バウンスするなど以外に回避する方法が無い。
速攻?持ちであり、かつ使い切りであるがゆえにこのカード全体のコストが低いという事にも納得が行くだろう。
無理矢理にでも使いまわしたいのならば、《オーシャンボーイ》や《古物商人クレイン・ホーマー》などで手札に戻してやりたい。
また合成?の素材としてなら自壊デメリットを能動的に回避し、《大地の塔》ライン?に立たせることによる置換効果でエネルギーに変換してやるなど色々工夫する事はできる。
ただ自壊すると言っても、元々速攻?を持つユニットは不意打ちの特性上使い切りである場合が多い。
出てきたターン内に自壊するこのカードをわざわざ相手にするというのはそれなりにリスクの高い行動なので、ある程度までの範囲ならば相手がスルーしてくれる場合も多いだろう。
逆に相手にスマッシュ?が6点入っている瀕死の状況ならば、このカードを相手は無視できないため対処を強要できる。当然対処できなければ詰みなので、とどめの一撃として非常に使い勝手が良いと言える。
登場以後カードプールは増大して行ったが、まだまだ現役で戦えるカードである事には変わりない。《閃光の魔炎ビーム》と異なり低すぎないパワーも魅力。
しかし、《香魔マナカ》や《変炎獣ゲルハーピー》といった天敵も増えているのでより慎重に確実に状況を見極めて使用していこう。