《妖魔の猛者》


《妖魔の猛者》(ようまのもさ)

カードデータ


カード名妖魔の猛者効果:
このカードがスクエア以外からスクエアに置かれる時、あなたは自分の墓地の上からカードを3枚選び、ゲームから取り除く。それができないならば、かわりにこのカードを持ち主の墓地に置く。
このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、相手はバトルスペースのスクエアにあるパワー6000以上の自分のユニットを1枚選び、持ち主のエネルギーゾーンにフリーズ状態で置く。
種族エルフ
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト緑1無3移動コスト緑1無1
パワー4000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-3IV-3 090/105Rare?次々と打ち倒される仲間達。妖魔の勇者はついに決意する。かつて、緑の大陸を滅ぼした呪われた魔剣を解き放つことを。金田 榮路?


解説

 IV-3 王を超える力にて登場した、?中型?ユニット
 エルフの一体であり、?らしい強力なエネルギー送り除去を発生させる。

 プレイ時のCIP効果で、コストを無視してパワー6000以上のユニットエネルギーに送りつける。
 中型?大型?の凶悪なユニットを簡単に抹消できる。
 また、重要な点としてこの能力は対象を取っていない。これにより相手が繰り出したアンタッチャブル系統も討ち取れ、相手によっては再利用が難しいエネルギーゾーンいう場所に送るので安全度は高い。

 強力な能力ではあるが、デメリットもいくつかあるため、安易に使用するのは難しい。
 まずエネルギー送りにされるユニットだが、対象を取っていない代わりに選択するのは相手なので、狙った獲物をピンポイントで対処できない場合もある。
 加えてパワー6000以上のユニット限定になっており、相手の場にそもそもパワー6000以上のユニットがいなければ一切機能しない。
 また、逆に何らかのサポート能力を持ったパワーの低いユニットを直撃できないとも言えるのでどれだけ有利に働くかは状況次第である。とはいえパワー6000以上となるとそれなりのサイズを持ったユニットであり、場合によっては相手の主力という場合もあるので、少なくとも相手のユニットを減らせるのは強みである。

 また、CIP時のデメリットを忘れてはいけない。
CIPの際に自分の墓地を焼かなければならず、これを満たせない場合、このユニットはスクエアに置かれることすらなく墓地に送られてしまう。これはプレイ時も同様であり、スクエアに置かれなければエネルギー送りの除去能力も誘発しない。
 更にこの除外はスクエアに置かれるのと同時処理であるため、スタック?《火事場泥棒》を使われると完全にお手上げとなる。他にも《祭儀の踊り子リムセ》などを使われると相性的に場に出すタイミングないという事態も発生する。
 また、CIP時の除外は強制であるが、エネルギー送り能力はプレイ時限定である。カードの効果など出し直しても墓地は焼かれてもバウンス?はできないので、テキストをよく確認すること。
 またエネルギーに送るという事は、?型のデッキを相手とするなら十分機能しない場合もあるという事を念頭に置いておこう。

 と色々問題点を多く抱えているがそれでもパワーの高い致命的なユニットを排除でき、このカードの使用コストも低く、色拘束も少ないことは十分なメリットである。
 種族エルフゆえ同サイクル?と比べて合成?の素材にするのは難しいが、それほど墓地に依存しない?という色ならば、《深緑の衝撃》などを積極的に活用しない場合にはそれほど重くないといえる。

 対象を取らない点を活かし、数多くのサポートを利用して使っていこう。

  • 墓地の上から』という初めてのテキストを持ったが故に、今までそれほど問題では無かった墓地の順番が重要になった。
    墓地をシャッフルするなどして順番がわからなくなってしまうと大会では負けてしまう恐れもある(不正処理の無いように)ので注意したい。加えてスタック?の順番も間違えないよう一つ一つ丁寧に処理して解決する必要がある。と、少々ルールを煩雑にしてしまった。
    しかし元々スタック?の順番などは丁寧に処理する必要があり、その必要性が明確になっただけともいえようか。

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