《妖精の社交場》


《妖精の社交場》(ようせいのしゃこうば)

カードデータ


カード名妖精の社交場効果:
[このカードをフリーズする]《ノーマル》あなたは自分の山札の1番上のカードをゲームから取り除く。
[緑X このカードをフリーズする]《ノーマル》あなたはゲームから取り除かれているこのカードの効果でゲームから取り除かれたカードをX枚まで選び、持ち主のエネルギーゾーンにリリース状態で置く。
属性-
種別ベースタイミングクイック
使用コスト緑2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-3IV-3 102/105Common?「風邪引いちゃうよ?」何も言わず、ただ1人、自分を守って戦ってくれた少年に、少女は優しく手を差し伸べた。佐嶋 真実?


解説

 IV-3 王を超える力にて登場した、?軽量?ベース?
 非常に高性能なエネルギーブースト能力を持つ。

 数多のエネルギーブーストカードを持つ?の中でも一際強力な1枚。
 手順はそのものはあるが、それでもその増加量は他のカード達とは一線を画する。

 まずこのカードをフリーズ?する事で自分のデッキトップのカードを1枚除外する。
 そして再度このカードをフリーズ??エネルギーを任意の枚数払う事で、このカードで除外したカードを任意の枚数エネルギーに加える事ができる。
 1枚ずつ除外してエネルギーに加え直すだけでもその次の自分のターンには使えるエネルギー数が増加していく事になる。
 例えば、このカードを2エネルギー溜まった時点で設置して能力を起動し、4エネルギーになる頃に2枚除外していると仮定すると、そこでエネルギーを帰還させて次のターンになれば自分は6、7エネルギーとして行動する事が可能となる。
 このカードで除外した枚数分相手とのエネルギー差が開いていくと考えれば非常に馬鹿にならない。また、エネルギーを帰還させるためにはコストを払う必要はあるが戻ってくるエネルギーは全てリリース?しているのでこのカードのコストを払ってもそのターン内はプラスマイナスゼロとして扱え、次のターンには膨大なエネルギーを得る事が可能となる。
 複数発動していれば当然そのエネルギー増加量も倍に近くなる。気がつけば10近くエネルギー差ができているという事も発生しえる。

 苦手としているのは当然ながらベース?破壊となる。
 このカードの持つ起動型能力はどちらもノーマル?タイミングでしか使用できないためスタック?を乗せられてエネルギーを払ったタイミングで破壊されると致命的になり得る。
 またエネルギーを溜めるために除外という過程があり、このカードが破壊されると除外したカードは除外されっぱなしになるので、欲を出して多くのカードを除外していたらベース?破壊を貰ってしまったでは笑えない部分もある。
 デッキを大きく削るので何度も使用するとライブラリアウトも怖くなり、ゲーム終盤ではどんな形にせよ動けなくなるという状態もありえる。

 しかし、元々特定のベース?以外には依存しない傾向のある?なら幅広いデッキで採用が見込める点もあり、?を基盤としているデッキなら採用率は非常に高く、見かける事も少なく無いだろう。
 除外されっぱなしになったとしても、《悪魔竜エキドナ》などで再利用できるのでギミックに組み込む事も不可能ではない。エネルギーを十分溜め終えたら《大巨人ゴッドファーザーJr.》で処理できればより無駄が無い。
 エネルギーに特化するという?の特徴を最大限体現している。とにかく馬鹿にならないほど強いカードなので、1度は使って見る事をおススメしたい。

  • 幅広いデッキで採用できる魅力を持つが、?系統でも投入が難しいタイプも存在する。例えばデッキの回転率が重視され他に多くのエネルギーブーストを持つアメーバ無いしゲル?系統、ベース?の動く範囲が必要になる《刀匠の穴倉》?などのタイプ、急襲を積極的に活用するタイプでは採用が見送られる場合もあるという事を覚えておきたい。
    強力なカードだが、逆に安易に採用する事だけは避けたい。むしろ特定のカードに依存するコンボデッキならば、エネルギーゾーンにカードが送られる都合から困るという状況もあるので、じっくり考えて投入する事が望まれる。
  • 除外しているカードを帰還できなかった場合は除外されっぱなしになり、基本的には他のカード無しに再利用ができない。注意点として《妖精の社交場》Aで除外したカードは《妖精の社交場》Bで帰還する事は不可能なので間違えないようにしよう。あくまで《妖精の社交場》Aで除外したカードは《妖精の社交場》Aの影響下にしかない。また一度ベーススペース?を離れてしまうのも問題となるのでベース?破壊以外にも弱点は多いので注意が必要となる。
    また大量にカードを除外すると別の効果で除外したカードと混濁する恐れがあるので、《妖精の社交場》で除外したカードは横に倒して置いたりこのカードの上に乗せて置くなどして他の効果で除外したカードと混ざらないように気をつけよう。
  • 2009年4月17日の王を超える力 カード・プレビュー?にて《花園の歌姫》と同時公開された。

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