《防空戦鬼紫電》


《防空戦鬼紫電》(ぼうくうせんきしでん)

カードデータ


カード名防空戦鬼紫電効果:
このカードが対象になった時、あなたは自分のエネルギーゾーンにある対象のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
カードがあなたのエネルギーゾーンから墓地に置かれた時、あなたはバトルスペースのスクエアにある対象のユニットを2枚まで選び、3000のダメージを与える。
種族サラマンダー
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト赤2無4移動コスト赤1無2
パワー7500スマッシュ2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-2IV-2 011/105Common?-甲壱?


解説

 IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、大型?サラマンダー
 対象になった時の誘発型能力によるエネルギー消失デメリット、そして自分のエネルギー墓地に置かれた時の複数火力を持つ。

 大型?としても素の状態ではかなり高めのパワースマッシュ?値を持っている代わりに、自身が対象になった際の厳しいデメリットを持っている。
 とりあえず如何なる方法によって対象にされた場合でも強制的にエネルギーが削られてしまうので、バトルスペース?に維持する事が非常に危険になる。
 しかし、そのデメリットをメリットに還元できるのがこのカードの持つ火力発生能力。
 自分のエネルギー墓地に置かれると誘発し、バトルスペースのユニット最大2体に対して3000のダメージを与えられる。
 火力上限は3000だが、それでも複数の対象にダメージを与えられるのは優秀で、また対象がいないときは0枚を選択する事で自爆を回避できる。エネルギーが減るという部分をリターンに変換でき、ウィニーなどの小型?を大量展開してくる相手にはうってつけと言えるだろう。

 ただし、高い能力値に火力を発生できるのは確かに強いが、やはりこのデメリットの重さがそれを打ち消してしまうほどのマイナス部分を抱えている。
 とりあえず相手から連続で対象にされるだけで損失するアドバンテージは計り知れず、《牛魔王ミダス》など無限に対象に取ってくる相手が出てくると抵抗できずエネルギーを削られてしまう。確かに火力は発生できるが数値が低く、相手ユニットが存在しなければエネルギーを失いっぱなしになるのも困る。

 とにかくバトルスペースに維持しているとどんな方法で対象に取られるかわかったものではないので、普通に立たせておくのは得策ではない。
 高めのパワーを活用して投下などに利用したり、極力展開しないでおくなど工夫が必要になり、事故要員にはしたくない。スマッシュ?はもう捨ててかかるか、トドメの一撃用に置いておくかくらいしか見せ場が無いのも辛い所。

 高い能力値を取るか、怖いデメリットで回避するために投入を避けるかは構築による。実戦で用いる場合、《絨毯爆撃》などはほぼ必須パーツ。これによりデメリットは回避できるので、同類のデメリットを持つ《誇りの王ボンガ・ボンガ・ボンガ》《攻城戦鬼砲撃王》と共に使っていくのも良いだろう。
 その場合は火力も運用でき、無駄にエネルギーが破壊されることもない。
 自分から対象にする事でエネルギーゾーン《絨毯爆撃》を擬似的にリリース?できるので、《攻城戦鬼砲撃王》と共にワンショットの要員としても活用させても面白い。

  • ちなみに自身の効果で自身を対象を取ることで、エネがある限り火力を上乗せすることができる。面白い動きではあるが、燃費はそれほど良いものではないので注意。

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