《発想の転換》


《発想の転換》(はっそうのてんかん)

カードデータ


カード名発想の転換効果:
●あなたは自分の山札の1番上のカードを表向きにする。
●あなたは自分の山札の上からX枚までのカードを見て、持ち主の山札の上に好きな順番に並べて裏向きで置く。Xはあなたのプランゾーンのカードの使用コストと等しい。
●あなたはカードを1枚引き、自分の山札の1番上のカードを表向きにする。
種族/属性
種別ストラテジータイミングバトル
使用コスト青2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-2V-2 118/200Silverrare-??


解説

 V-2 栄光の鐘にて登場した、軽量?ストラテジー?
 ドロー?及び不確定範囲のデッキトップ操作効果を持つ。

 栄光の鐘にて全色に登場した、デッキトップのカードコストに依存した性能を持つサイクル?

 全体的な性質は《サイバー・チェイス》とかなり似ている。
 《サイバー・チェイス》はデッキの上からカードを3枚まで確認するのが固定であったが、こちらはそれがランダムと化している特徴を持つ。
 自分のデッキの一番上のカードのコストを確認し、そのカードのコストの枚数分デッキの上からカード枚数を確認し操作する事ができる。
 やっている事は《サイバー・チェイス》と変わらないものの、このカードが強力な部分はカードを大量に確認できる可能性を持つ点。
 当然だが1コストカードしかめくれなかった場合は1枚しか確認できないが、コスト4以上のカードが見えるだけでも《サイバー・チェイス》を超える働きができ、デッキによっては8コストで8枚もの確認を行えるなどデッキトップ操作系カードとしては驚異的な動きを見せる事もしばしばある。
 多くのカードを確認できると言う事は、それだけ素早く欲しいカードを引くようにも調整できる事や、コンボを促進できる要素を兼ねている事に直結する。
 特定のカードに依存している場合や、プランゾーン効果?を持つカード達を自分が使いやすいように並び替えたり引きたくないカードを奥に埋めてしまうことも場合によってはできるだろう。
 加えて、意外と忘れがちになるのがこのカードの素早い使用タイミング。ドローとプラン作成を兼ねているのにもかかわらずバトル?タイミングで使用可能なので、バトル中にプランゾーン効果?を持つカードをデッキトップに呼び寄せたりプランゾーン?に依存して強化されるユニットに対してのコンバットトリックとして使う事もできるなど変わった使い方も可能にしている。

 しかし、どうしても上手く行かないのが常でありこのカードを使う上でどうしても頭を捻ってしまうのは自身も持つランダム性。
 上述の通り、コストの低いカードをめくってしまった場合は力を発揮する事ができず、《サイバー・チェイス》に劣る要素がどうしてもあるという事を忘れてはならない。
 低コストカードを投入しているデッキであればそれだけめくる枚数が減る確率が低くなってしまいがちになり、は低コストカードに優秀なものも多いので適当に投入するだけでは安定性に乏しいカードにしかならないので、考えて投入していく必要がある。

 当然このカードは高いコストのカードをめくった方がお得なので、重いユニットなどを多数搭載したタイプのデッキとは必然的に相性が良くなる。
 《三十三万三千三百三十三幻堂》《マスター万手ブレード》などのややギャンブル要素の強いカードに対しても有効であり、確認できる枚数が多ければ多いほど真価を発揮していく。
 他に相性の良いカードとして、このカード自身の確率上昇を狙える《海底都市中央銀行》もある程度なら効果的だといえ、《こいつは、いい1日になりそうだ》などとの組み合わせとしては悪くない。
 デッキトップのカードを確認する都合から、相手がデッキトップバウンス?を繰り出してきた場合にはそれに対抗するためのカードとして使うこともできる。

 これまでのカードと毛色の違いから、効果的な用法と用途を検討して使っていこう。

  • 《サイバー・チェイス》とは、使用タイミング及び使用コストの色拘束とデッキトップ枚数を確認できる不確定さ以外は殆ど同じ。こちらは色拘束が少々厳しいと言う事や不確定要素があるのであちらほど安定感はないが、より爆発力に特化しているのがこちらという認識でいいだろう。
  • このカードのサイクル?で特殊なのは、一応プランゾーン?が表になっている状態でも撃てる事。
    似ている《こいつは、いい1日になりそうだ》とは違い、プラン?をめくるという行為が、その効果の発動条件に関係があるかないかの違いがある。もう少し砕いて説明するならば、あちらはカード効果でめくるというのに意味があり、このカードは表にする処理を介さなくても参照する事が目的である違いと考えるとわかりやすいだろう。
  • 《発想の転換》は《発想の転換》同士でも相性が良い。例えば《発想の転換》1枚目で6枚ほどデッキトップを確認してその中に2枚目の《発想の転換》と高いコストのカードが控えていればそれらを並び替えてさらにデッキを掘り進める事もできるためだ。
    しかし強力なカードに違いはないが、《発想の転換》を使ったぐらいで勝てるというわけでもなく、デッキトップを大量に確認するとそれだけ覚えておかなければならないことも多くなり、色拘束からコスト確保も面倒なので考え無しに乱発するのだけは避けよう。

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