《洞魔ソン・ドーン》


《洞魔ソン・ドーン》(どうまソン・ドーン)

カードデータ


カード名洞魔ソン・ドーン効果:
このカードがエネルギーゾーンからスクエアに置かれた時、ターン終了時まで、このカードのパワーを+3000する。
[緑1無2 このカードを持ち主のエネルギーゾーンにフリーズ状態で置く]《クイック》あなたは自分のエネルギーゾーンにある対象の使用コスト5以下の種族「ガイアロード」のユニットを1枚選び、このカードがあったスクエアにリリース状態で置く。
種族ガイアロード
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト緑1無2移動コスト緑1無1
パワー3000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-4IV-4 085/100Common?ずるいとか、納得できないとか、そう思うのは勝手だけどね。覚えておくといい。世界は理不尽にできてるぜ。天野 喜孝


解説

 IV-4 天魔光臨にて登場した、?小型?ガイアロード
 ガイアロードお馴染みの効果に加え、特定条件下でのパンプアップ?能力を持つ。

 ガイアロードお馴染みの入れ替え能力を持っている点は相変わらず。
 このユニット自体も《洞魔レチュギア》《洞魔ヘルロッホ》からの展開も見込めるので場に出す事はそこまで難しいものでは無いだろう。
 また、ガイアロード内において小型?ながらそこそこ戦闘をこなせる能力がある。
 エネルギーゾーンから出てきた場合にのみそのターン内であればパンプアップ?の恩恵を受けられるので6000という高いパワーを実現できることも多い。

 このカードで繋ぐ事ができかつこのカードよりコストの高いガイアロードは、《洞魔ゾリューシュカ》《洞魔ヴィラルース》《洞魔オゼルナジャ》の いずれか。
 《洞魔ゾリューシュカ》は繋げる意義が薄いので、《洞魔ヴィラルース》《洞魔オゼルナジャ》を積極的に出して行きたい。
 《洞魔ヴィラルース》は効果的な補助能力を持ってはいるが戦闘力が低い。
 直接戦闘をこなしたければ《洞魔オゼルナジャ》に繋げて行こう。

 少々難点なのは素のパワーが低く、パンプアップ?能力が持続しない点に尽きる。
 ガイアロードから出てきてもそのターンでパンプアップ?が終了してしまい実質戦闘で活躍できないこともしばしば。
 手札やプランゾーン?からでは貧弱な1ユニットになってしまうので場合によってはカモにされてしまう恐れも多い。
 また、このカードと同じコストガイアロードで、《大陸アルドのレプラコーン》が登場した事により、若干影が薄くなってしまっている。

 ただそれでも擬似コンバットトリック要員としては役に立つ。
 相手が貧弱な《洞魔レチュギア》を踏みに来た場合、それにスタックしてこれに繋げてやれば6000という高めのパワーでこれを迎撃できるので相手にして見たらエネルギーゾーンにこのカードがあるだけでようよう攻め立てられない。
 このカード自体も《洞魔オゼルナジャ》に繋げられるので、低いパワーでも利用価値はそれなりにある。
 またこのカードのパンプアップ?ガイアロードからでなくとも《囚われの貴婦人》《パンドラ・エッグ》などからでも機能するのは忘れないようにしておきたい。

  • ガイアロードの名前らしく、「ソン・ドーン(ソンドン)」とはベトナム「フォンニャケバン国立公園」に実在する単一の洞窟路(洞窟全体の長さではなく一つの道のようなもの)では世界最大の長大洞窟。
    この洞窟が発見されるまで最大の通路と呼ばれていたマレーシア領ボルネオに存在する「ディア洞窟」の洞長がおよそ1.6キロだったのに比べ、こちらは洞長が4.5キロ以上に幅と高さはそれぞれ80メートルもあるという巨大さを持っていた。
    洞窟内は高さ70メートルを越える石筍が確認されていたり2.5キロもの長さの地底川が流れている。
    ちなみにこの洞窟は2009年にイギリスの調査チームが発見するまで世に知られることは無く、発見時その存在に誰もが驚いたということでも有名。
    何故こんな長い洞窟が知られなかったのかというのは、グーグルアースでも見つけられることが無いほどの険しいジャングルの奥地にあったこと。さらに吹き抜ける風の音や地底川の轟音から地元住民も怖くて近寄れなかったことがその理由だそうだ。
    ジャングルの中からひっそりとその姿を表す洞窟、そこにロマンを感じるのでは無いだろうか。

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