《諜報戦鬼網羅丸》


《諜報戦鬼網羅丸》(ちょうほうせんきもうらまる)

カードデータ


カード名諜報戦鬼網羅丸効果:
このカードがスクエア以外からスクエアに置かれる時、あなたは自分の墓地の上からカードを3枚選び、ゲームから取り除く。それができないならば、かわりにこのカードを持ち主の墓地に置く。
このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、相手はバトルスペースのスクエアにあるパワー6000以上の自分のユニットを1枚選び、10000のダメージを与える。
種族サラマンダー
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト赤1無3移動コスト赤1無1
パワー4000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-3IV-3 004/105Rare?「まきり、まきり!終末兵器級えねるぎーヲ感知!死ンジャウ、死ンジャウ、退避、退避!」 〜フルアーマー韋駄天丸〜中北 晃二?


解説

 IV-3 王を超える力にて登場した、中型?ユニット
 サラマンダーの一体であり、リスクはあるがらしく強大な火力を生める。

 プレイ限定で制限はあるが非常に強烈な火力を単体で生み出せる。
 その数値はなんと10000であり、中型?大型?すらも問答無用で焼き尽くせるだろう。

 その強大な火力を持った代わりに幾つかのデメリットを持っているため安易に使用するのは難しい。
 まず火力の対象だが、なんと選択するのは相手の任意となるので狙った獲物をピンポイントで吹き飛ばせない場合もある。
 加えて対象にできるのはパワー6000以上のユニット限定になっており、相手の場にそもそもパワー6000以上のユニットがいなければ一切機能しない。
 また、逆に何らかのサポート能力を持ったパワーの低いユニットを直撃できないとも言えるので発動できても確実に利点になるかは状況次第といった所か。とはいえパワー6000以上となるとそれなりのサイズを持ったユニットであり、場合によっては相手の主力という場合もあるのでそれほど気にするものではないだろう。
 また相手が選択するというのはつまり対象を取ってはいないのでアンタッチャブル?も問題なく焼き尽くせる。
 ただこの場合パワー10000をゆうに超えるユニットを選択されてしまうと確実に焼けないので過信はしないようにしたい。

 また、CIP時のデメリットを忘れてはいけない。これをなんとかしなければこのカードを使いこなすのは難しいといえる。
 CIPの際に自分の墓地を自分から焼かなければならず、これを満たせない場合このユニット墓地に送られてしまう。
 当然プレイの際にもこのデメリットは誘発し、この時注意すべきはこのCIP時のデメリットを満たせなければこのカードのプレイが無かったことになり、つまりスクエアにすら置かれなくなるという点。
 無かったことになるという事は当然プレイ時の火力効果も無意味となり発生しない。
 更にこの除外は効果解決時の処理である故、スタック?され《火事場泥棒》を使われると完全にお手上げになる。他にも何度も除外してくる《祭儀の踊り子リムセ》などを使われると常時手札に腐るという事も発生するため天敵と言えよう。
 効果が使えて場に出せたとしてもゾーン移動や再利用の際にもこのデメリットがつきまとうので出したは良いが動かせなくなるという状態も少なくない。
 また、CIP時の除外は強制であるが、バウンス?能力はプレイ時限定である。カードの効果など出し直しても墓地は焼かれてもバウンス?はできないので、テキストをよく確認すること。

 と色々問題点を多く抱えているがそれでも10000という高火力を生み出せるのは他には無い魅力で、このカードの使用コストそのものもそれほど厳しくない点も大きいといえる。
 種族サラマンダーというのも利点の一つであり、《鬼神合体》により合成?の素材として活用ができる。場に出した後に運用が難しいのでさっさと墓地に送れる上、合成?ならば一発で墓地が3枚増やせるので後続のこのカードの効果を有意義に使えるともいえるだろう。

 補助するカードも意外に多く、実践ではデメリットもそれほど厳しいものでもないので、この高火力にロマンを見たなら一度は使ってみることをおススメしたい。

  • 墓地の上から』という初めてのテキストを持ったが故に、今までそれほど問題では無かった墓地の順番が重要になった。
    墓地をシャッフルするなどして順番がわからなくなってしまうと大会では負けてしまう恐れもある(不正処理の無いように)ので注意したい。加えてスタック?の順番も間違えないよう一つ一つ丁寧に処理して解決する必要がある。と、少々ルールを煩雑にしてしまった。
    しかし元々スタック?の順番などは丁寧に処理する必要があり、その必要性が明確になっただけともいえようか。

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