《聖王の選択》


《聖王の選択》(せいおうのせんたく)

カードデータ


カード名聖王の選択☆禁呪1
効果:
ターン終了時まで、あなたがユニットをプレイまたは移動するコストを支払うにあたり、その使用または移動コストに必要な無色エネルギーを−2する。
属性-
種別ストラテジータイミングノーマル
使用コスト白1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-3IV-3 084/105Uncommon?白の聖王は両手の指をしなやかに広げ、マキリの頬にそっと触れた。まるで、彼女が信じる大切な何かを託したかのように。長澤 真?


解説

 IV-3 王を超える力にて登場した、軽量?ストラテジー?
 幅広いコスト軽減能力を持つ禁呪1。

 が送る、今までとはまた違った方向性を持つ1枚。言ってしまえば強化版呼声ストラテジー?
 発動タイミングはノーマル?ではあるが、ユニットの動き方に多大な影響を及ぼす事ができる。
 このカードを発動したターン内限定で、自分がユニットプレイまたは移動に必要な無色エネルギーを2軽減する。
 この効果は意外にも強力で、このカードの発動そのものに必要なコストから考えると行動そのものをかなり安上がりに仕上げる事ができるので汎用性は高い。

 例えば、[白2無2]の使用コストを持つユニットならばわずか[白2]でプレイできるようになるので小型?ユニットサイズに早代わり。当然大型?以上のコストを持つユニットにも効果的。ユニットを一気に展開したい場合の足がかりとして使え、また1度きりでも無いので何度も軽減できればこのカードのコスト以上の働きができる。
 また移動によるコストも軽減できる点も見逃せない。
 移動コストが軽くなるという事により、ユニットが複数展開されている状態から相手の意表を突いて詰みに持って行く事も可能なので計算を狂わせやすい。  しかし普通に軽減しても強いが、この部分の最たる強みは移動コストが無色のみのユニット移動コストを完全に0にしてのけられる部分にある。
 この部分を利用する事でユニットの半無限移動を可能にでき、《マントルを漂う遺跡》を利用するなどの特定のコンボに利用できる可能性を秘めているためかなり侮れない。

 欠点というよりはこのカードを運用するにあたり幾つかの注意点に留意する必要がある。
 まず発動タイミングがノーマル?である点。これにより自分のターン内でしか使用できない。
 多くのコストが軽減できても全てを0にしきれるわけではなく有色エネルギーは一切関係ない。当然だがエネルギーも有限なもの。このカードで軽減されているから、と調子に乗ってエネルギーをバカバカ使っていくと自分が痛い目を見てしまうので注意する必要があるだろう。
 加えてこのカードは単体でカードアドバンテージを稼げない。いくら軽減できても手札1枚分は損失している計算になるのでこのカードを使った後の行動も問われる事になる。
 ユニットを展開させるのに長けているとはいえ、自分のターン内ならプレイしてもフリーズ?するだけなので移動コスト軽減ともやや噛み合っていない。
 あくまで軽減をしているに過ぎず、数多あるコスト踏み倒し系列のカードには劣る部分もあるのでその点においても使い分けが重要となる。

 自分のターン内でしか使用できず、またユニット移動コストも安上がりになるので速攻?を持つユニットや、能動的に自身をリリース?できる能力を持ったユニット達とは一気に軽減でき攻め込めるので相性が良い。
 またノーマル?タイミングでしか使えないのを逆手にノーマル?タイミングでしか使えないバニラ?ユニット達となら結構重宝する。
 軽減は一律[無2]なので、[白1]などのユニットには関係無い。また[白1無1]のユニットでも有効活用できてるかは微妙だが、[白1無2]などのユニットを利用する際には軽減数値も相まってお得。
 プラン?からのプレイにも影響を及ぼすので、プランゾーン?からの展開を積極的に利用するデッキでも大きな活躍が可能だといえよう。
 コスト軽減するユニットの色は問うてはおらず、このカードそのものの色拘束もかなり緩いので多色でも活躍できるのは大きな利点。
 自分のターン内なら幅広い活躍が見込めるのはやはり禁呪持ち。
 空いたスロットに適当に採用しても良いが、どうせならこのカードで軽減して有効なカード達が多く存在しているかも見ていこう。モチロンだがコンボに活用させても良い。

 使用する状況判断が難しいカードではあるがこのカードを使うにあたり、常に正しい選択を見極めていこう。

  • 色々差はあるが《聖王の号令》の互換とも取れる。
    あちらは発動に要するコストが多い半面発動タイミングが優秀であったり、ピンポイントに対応している面や禁呪が無い点においてあちらが強い。
    対してこちらは発動タイミングが遅い代わりに対応範囲が広く、ユニットプレイ移動全般に対しての影響力が強い。
    どちらを採用していくかはデッキと相談しよう。一応レア度の観点ではこちらが優秀ではあるか。
  • 軽減するのはあくまでユニットプレイなので、コスト踏み倒し系列のカードを使った場合それらのコストまで軽くなるというわけではない。
    テキスト?には『支払うにあたり〜』とあるので、直接そのユニットコストを減らしているわけではない点に注意しよう。

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