カード名 | 真・益々繁盛 | ☆禁呪3 効果: あなたはカードをX枚引く。 | ||
属性 | - | |||
種別 | ストラテジー | タイミング | クイック | |
使用コスト | 青3無X |
収録セット | No. | レアリティ | フレーバーテキスト | Illustration |
IV-4 | IV-4 060/100 | Rare?/Goldrare? | ポー「お金よりたいせつなものはたくさんある、でも」 カーン「ああ。だが、金がない奴はそれを守れない」 | MID? |
IV-4 天魔光臨にて登場した、青の変数ドロー?ストラテジー?。
禁呪3を持つ、史上最強のドローカード。
名前だけ見ると《益々繁盛》の強化版に見えなくも無いが、こちらはより強力に、より尖った性能に変化した。
他のドローソースと比較してドロー枚数は固定ではなく変数=Xによって決定される。
そのためか、安定した運用が非常に難しく場合によってはほとんど使えずに終わってしまう状況すら発生しかねない妙な立ち位置のカードになってしまっている。
が、しかし状況が整ってさえいれば一気に5、6枚ドローするなんていう状況も普通にあり、枚数固定の《金のなる珊瑚》や《天使のはにかみ》を凌駕する禁呪にふさわしい性能を発揮できたりもする。
元々ドローする枚数は変数により決定されるため、固定ドローが無く10枚くらい引いてしまう場合も無いわけではない。
では複数固定ドロー要素を持つ《益々繁盛》や《金のなる珊瑚》《天使のはにかみ》と比較した場合どれくらいドローすれば元が取れるかが大きな差になる。
《益々繁盛》は3コストで2ドロー、《金のなる珊瑚》らは7コストで3ドロー(+プランゾーン効果)なので、大体1ドロー増えるにあたり3コスト程度は重くなるのが仕様と言う事になる。
これを《真・益々繁盛》に置き換えると、コストだけで見ると大体X=3ドローあたりで元が取れ、その後は1ドローしていくごとに他の枚数固定ドローカードよりも高いパフォーマンスを実現できる。
ただこちらは非常に厳しい禁呪持ちかつドロー以外の付与効果も無いため、3枚ドローした程度では他に勝っているとは言い難く、完全に元を取るならば4ドロー以上は目指したい。
そうなってくると足を引っ張るのがこのカードの激しい重さになる。
4ドローと言うのはた易いが、実際4ドローするのに必要なコストは7必要になり、並みの重さではなくなる。当然それ以上ドローしたいならもっとコストがかかる。
ただでさえ元が取れにくいカードなのにこれはかなりいただけない、と非常に問題を多く抱えている。
当然1、2ドローする程度ならば他のカードを使った方が圧倒的に早く安定しやすい。
加えて青の禁呪3枠には《断裂の魔氷クレバス》が存在してしまっているので、こちらの存在意義がかなり薄くなっているのも大きな問題。
序盤には発動できない性質なので他のドローカードより手軽に使えず、《蒼覇星ティアーブレイク》《エビレスキュー》でコスト踏み倒しも不可なので注意しよう。
どうしても採用するならば、変数を持つカードとしてある程度ドロー数を調整できるカードとしてなら採れない事も無いか。
重いが大量ドローしてキーカードを素早く集めるコンボデッキのお供としてなら一応あり。
青への依存度は高めだが、強力なエネルギーブーストと併用すると大量に引ける可能性も増すため緑?との噛み合わせは意外にも良い。
これから、手札にある時効果を発動するようなカードが登場した時にある程度化ける可能性もあるが、実際ドローして勝てるカードゲームでは無いので現状立場が苦しい。
理論上だけでは、このカード1枚で大量にドローできるので量だけ見ればドローカードの頂点に位置している。
禁呪枠に空きがあっても採用するのは難しいが、面白いカードでもあるので一度は使ってみると面白い。
《大巨人バックス》が登場した事で、併用した場合危険なドローカードに変貌する事になった。エネルギーゾーンから支払うと限定すれば、4コストでXが5、5コストでXが7となり、凄まじいハンドアドバンテージを得ることができる。