《光の勇者マキリ》


《光の勇者マキリ》(ひかりのゆうしゃマキリ)

カードデータ


カード名光の勇者マキリ☆禁呪1
効果:
●あなたがこのカードをプレイするコストを支払うにあたり、あなたのスマッシュゾーンのカードの枚数が相手より少なければ、そのコストを[赤2]にする。
●あなたのスマッシュゾーンのカードの枚数が相手より少なければ、このカードのパワーを+2000しスマッシュを+1する。
●このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時、あなたはバトルスペースの対象のユニットを1枚まで選び、Xのダメージを与える。Xはこのカードのパワーと等しい。
種族/属性コロボックル
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト赤3無2移動コスト赤1無1
パワー5000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-2V-2 025/200Silverrare-??


解説

 V-2 栄光の鐘にて登場した、中型?コロボックル
 コスト支払いを軽減する能力、条件付でパンプアップ?を行う常在型能力、そしてCIP時に火力を発生する誘発型能力を備える禁呪1ユニット

 《魂の刃マキリ》が、より素早くより攻撃的に変化して帰ってきた。
 3つの能力を備え、そのどれもが強力なものとなっている。
 このカードのコスト支払いを軽減する能力は、相手よりスマッシュ?が少ない事。以下ではなく未満であるため、そのままの状態では条件を満たせないが先制で相手にスマッシュ?を1点当てるだけでも良いためこの条件はかなり満たしやすい。
 このコスト軽減を受けられると、有色は色濃く残るがたった[赤2]という非常に低コストでこのカードをプレイできるようになる。
 この部分がある事で、ユニットの展開すらままならない序盤の序盤でもこのカード展開する事ができ、後半の二つの能力も非常に生きてくる。
 自己パンプアップ?を行う部分は、このカードのコスト軽減と繋がって行われるためごく自然に発生しやすい。
 この自己パンプアップ?が発生するとなると、このカードはパワー7000スマッシュ?2とかなりの大きさとなる。これで上記のコスト軽減が適用されるとなるとかなり馬鹿にならないだろう。
 また、CIP時の火力も忘れてはいけない。
 このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時、バトルスペース?ユニット1体までにこのカードのパワーと等しいダメージを与える。
 この火力も非常に優秀であり、『1体まで〜』とあるため自爆する恐れが無い。またパワーに見合ったダメージが発生するためそのままの状態でも5000、自己パンプアップ?が適応されていれば単体で7000という非常に高い火力を生み出す事になる。
 全体的にビートダウンに向いている能力を持ち合わせつつ、火力も兼ね備えているその万能な部分を見ると禁呪というのは納得が行く。

 欠点らしい欠点は少ないが、ある事にはある。
 まず、劣勢時にはコスト軽減もパンプアップ?もかなり機能し辛い。色拘束が厳しいこのカードの引きが悪ければ終始手札にて腐るという事もあるだろう。
 また、地味な点だがパワーマイナス?にも多少弱い。《サキュバス・ハーレム》などを張られると相対的な火力ビートダウン?力も落ち込むため、伸び伸び動かすことが困難になってしまう。
 テンポを上昇させるための「自殺点」持ちユニットとも相性が悪いので、構築の際にも多少注意が必要となるか。

 しかし、ここまで汎用性の高い能力を備えるためビートダウン?デッキならば持って来いの存在となる。
 またコロボックルという種族も非常に大きなファクターであり、《命の歌声シュシュ》という強力な種族サポートと併用する事でこのカードをノーコスト展開する事すら可能になっている。
 このカードで詰めに持っていくほどの力があるが、一歩届かなくとも盤面を荒らしてくれるほどの性能は十分に持ちえている。
 コスト5なので《レッドモノリス》に対応しているという点も魅力の一つだといえる。これなら劣勢時でも簡単に展開できるため、工夫できる幅も広い。
 とにかく禁呪以上のポテンシャルを秘めているカードであるため、強力に大暴れさせてやろう。

  • 《魂の刃マキリ》の強化版リメイクという立ち位置だが、イラストが「VF」仕様になった以外に真新しい点が無い。
    能力自体は十分すぎるほど強化されているため、その辺りはやや残念である。
  • 2011年3月16日〜の公認大会上位賞にて、《光りの勇者マキリ》のイラストパラレルが配布された。この時のイラストは《魂の刃》?の「VF」仕様になっている。イラスト違いが配布されることはよくあるものの、ストラテジー?に使われていたイラストが使われるのはかなり珍しい。
  • ディメンション・ゼロフレーバーテキストの一般公募イベントにおいて選出された。
    その際に採用されたフレーバーテキストが記載されたカードが、2011年9月16日〜の公認大会上位賞においてイラストパラレル仕様での配布が決定されている。イラストは新規のものとなっており、「VF」仕様になっている。

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