《光の天使ピース》


《光の天使ピース》(ひかりのてんしピース)

カードデータ


カード名光の天使ピース☆禁呪1
効果:
●このカードは対象にならない。
●バトルスペースのあなたのユニットが相手のカードの対象になった時、あなたは自分の手札のこのカードを相手に公開し[白2]を支払ってよい。そうしたならば、あなたはこのカードを自軍エリアか中央エリアのスクエアにフリーズして置き、ターン終了時まで、そのユニットに以下の能力を与える。『このカードは対象にならない。』
種族/属性エンジェル
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト白2無3移動コスト白1無2
パワー6500スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-2V-2 144/200Silverrare-??


解説

 V-2 栄光の鐘にて登場した、中型?ユニット
 エンジェルの1体であり、対象にならない常在型能力に加え、誘発型能力によるコスト踏み倒し及びアンタッチャブル?付与効果を持つ禁呪1。

 《ピースブリンガー・エンジェル》が帰ってきて、《ブラストフェザー・エンジェル》の強化版に近くなった。
 エンジェル特有とも呼べる対象にならないという常在型能力はこのカードの場持ちを良くし、単体での存在感をかなり向上させる。単純に除去?を受けにくくなるので、後半の誘発型能力も合わさり強力な要素になっている。
 このカードの特徴とも呼べる誘発型能力の部分は回りくどい処理を挟むが、《ブラストフェザー・エンジェル》の持つものがよりカウンター性能に特化したもの。
 まずバトルスペース?に存在する自分のユニットを相手がカードの対象にした時、手札の《光の天使ピース》の能力が誘発しこのカードを手札から公開する。その時[白2]を支払う事でこのカードがスタックに乗り、このカードをバトルスペース?自軍エリア中央エリア?フリーズ?で置く。そして相手のカードの対象になった自分のユニットアンタッチャブル?、対象にならないという能力をターン終了時まで与える、というもの。
 自分のユニットが対象になり、バトルスペース?に展開するまでの過程は《ブラストフェザー・エンジェル》とほぼ同じだが、対象になった自分のユニットアンタッチャブル?を与えるので相手のカードから自分のユニットをより守りやすい仕様になっている。
 誘発型能力を満たす条件は自分のユニットが対象になった時と比較的緩く、《ブラストフェザー・エンジェル》と同じパワーを持ちつつカウンター能力も高いと禁呪1に恥じないスペックがあるといえよう。

 ただ、《ブラストフェザー・エンジェル》よりもカウンター性能が上がっている分全体のコスト支払いの色がきつくなっているのには注意したい。
 自分ユニットアンタッチャブル?を付与できるのは強力だが、ターン終了時までしか持続しない上にバトルダメージからは守れない。
 このカードを展開できても壁にはできるが、終盤に至るまででは不安になるパワー数値であり中央エリア?に展開できてもスマッシュ?数値不足からフィニッシャーになるかは難しい。
 元々アンタッチャブル?が付いている自分ユニットに対しては最初から機能しないので一部ユニットにはサポートにすらならず、対象を取らない除去?にも弱い。
 そもそもこのカードが展開される前に手札からハンデス?され叩き落されてしまうのも弱点だろう。

 しかし、手札に抱え込めるカードであり、相手の除去?や妨害を一時的にでもシャットできるのはやはり強い。
 《忠実なる闘士フェンリル》のように維持が求められるカードを守るにはうってつけで、それらと同時併用する事でこのカードの働きがかなり際立つ。
 手札に抱え込む方法もいくつかあり、《アブソリュートロウ・エンジェル》で手札に加えるのを見せておくとプレッシャーを与えやすい。変則的だが《料理長コック・ハワード》からでも面白いだろう。
 このカードを手札にちらつかせておくだけであいてはカードを1枚無駄に消費する事にも繋がる可能性もあるので、このカードの存在の可否でペースを握りやすくもなる。墓地に落ちてもサルベージを繰り返しても良いだろう。
 [白2]があれば展開できる可能性があるという事はそれだけさっさと展開する事も容易なので、相手の動き方次第では早期に出現してくれるとかなり心強い。そのため、を投入しているデッキタイプになら活躍できる可能性があるので特定のユニットを守りたいなら一考できる存在になる。
 コストの割にそこそこパワーがあるのも大きく、ここぞと言う時には投げつけてしまっても十分戦力になる。
 自身も持つ種族エンジェルにはアンタッチャブル?持ちが多いものの、種族で固めた場合でも《聖天使テレサ》などを使っていく場合は採用圏内にあるだろう。
 活躍の場は幅広く、カウンターの要素を持つカードとしては強烈な一発を搭載しているので状況を見極めて使っていきたい。

  • このカードのコストを支払うタイミングには注意したい。このカードの誘発型能力の部分の処理は、《ブラストフェザー・エンジェル》《天魔クー・フーリン》らと同じく効果解決時ではなく誘発してスタックを乗せる時にあらかじめコストを支払う。
    このカードの誘発型能力がスタックに乗り手札を公開しこのカードを出すつもりならその場で[白2]を払わなければスタックが乗らず、これにスタックされて《失恋の痛み》のようなハンデス?を使われると損をしてしまう。このカードをバトルスペース?に出すのは、コストを払ったタイミングとは異なっているので、効果解決までこのカードは手札から公開され続けている状態でありコストを払ったら確定で展開できると言うわけではないという事。
    基本的な事だが、わかりにくい部分なので注意しよう。

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コメント欄

  • コスト支払いのタイミングなどがあまりよくわかっていないので、詳しく加筆できる方はよろしくお願いします。 -- 2011-04-08 (金) 21:27:03