《犬闘士チワワ》


《犬闘士チワワ》(けんとうしチワワ)

カードデータ


カード名犬闘士チワワ効果:
●相手は使用コスト3以下のストラテジーをプレイできない。
種族/属性ハウンド
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト白1無2移動コスト白1無1
パワー3500スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
II-1II-1 129/200Rare?-??
III-1
オールスターデッキ 銀狼
III-1 098/200Rare?ご利用は計画的に。??
V-2V-2 126/200Rare?-??


解説

 II-1 ベーシックパックにて登場した、小型?ユニット
 ハウンドらしい常在型能力を持つ1体。

 ハウンドが誇る強力な妨害能力を持つ1体で、軽い《犬闘士フェンリル》
 相手にのみストラテジー?プレイに干渉し、3コスト以下のストラテジー?プレイの一切を封じる。
 能力は一見地味なようにも思えるが、このカードの制圧力は見た目以上はあると言って良い良い。
 3コストという軽量級のカードしか封じられないものの、その対象は実に幅広く存在する。ならば軽く済む火力ストラテジー?の多くが封じられ、は簡単な除去?ハンデス?を行う代表的な《失恋の痛み》も使えない。は各種存在するドロー?を行う《益々繁盛》以下のストラテジー?も使用不可になり、?なら手軽なエネルギーブーストの大半を封じられる。
 その他に各色を手軽にリリースイン?する代表格である「衝撃」シリーズも封じきれるので、不意打ちを回避しやすいので出しておくだけである程度は安心感がある。
 このように軽いストラテジー?ほどその色を簡単に表したものが多く、相対するデッキによってはストラテジー?を殺しきってしまう可能性すら潜めているとも言えるだろう。
 このカード自身のパワーは若干ながら低めだが、能力の都合上無理に戦線に参加させる必要も無いので引きこもりやすい。そもそもこのカードがが相手のストラテジー?の多くを封じているので、火力除去?などから簡単に狙い撃たれる可能性が低くなり、結果的に場に残る確率が高くなっている。
 このカードのコストが低いというのも利点の一つで、小型?対策で頻繁に利用される《ケット・シー》にも引っかからないため手軽には対処し辛い。使用コストが軽い分だけさっさと場に出して置きやすく、《犬闘士フェンリル》と異なり素早い足回りで動く事ができるのは大きいと言える。
 相手からするとこのカードが立っているだけで軒並み軽いストラテジー?が腐るためテンポが悪化してしまう恐れがあるも、対処しようとして逆に動きを制限されたり別個で攻め込まれる可能性もあるのであまりに厄介極まりない。
 このカードに高いコストストラテジー?を撃つのか、はたまたリスクを負って対処するかも難しく、状況によってはかなり場を停滞させてしまうほどの力もある。

 しかしながら、このカードは維持が求められる反面相手の狙う的にされやすい。
 封じているのは軽いストラテジー?だけなので、大きな破壊力を持つストラテジー?が飛んできたら流石に無力。
 覚醒の登場で重量?級のストラテジー?が簡単に飛び交う事もあり、手早く対処される事も多くなった。
 またユニットベース?が持つ火力除去?の類からも弱く、特にユニット能力で狙われた場合には一瞬で消し飛ぶかもしれない弱い面も持っているため過信は禁物。また小細工無しの殴り合いを主とするビートダウン?に対しても脆さを見せる。
 相手によりけりだが、封じるストラテジー?の範囲が合わなかったり、ストラテジー?をあまり使うタイプで無いと必然的に相性が悪くなる。
 ストラテジー?がデッキを占める割合が3割、多くて4割と仮定しても封じ込めるのはそのうちの軽いカード分だけ、と考えると相手に左右されやすいため安定して機能するかもわからない上に、プレイングでカバーされてしまう場合も少なくない。

 受け身な能力なだけに、どこまで通用するか難しいものの、が持つ妨害カードの中では光る逸材。
 単体性能は決して低くはなく、そのままでも良いが色々と相性の良いカードと組み合わせても面白い。
 このカードを守るために大型?ユニットを封じる《ブラッディ・マリー》や、バトルや除去?回避目的に《ボーイ・ミーツ・ガール》で守るのも良いだろうか。
 自身も持つ種族ハウンドにおいても相性の良いカードは多く、テンポを奪いつつパンプアップ?可能な《忠実なる闘士フェンリル》ストラテジー?コストを上昇させる《大陸アルドの山犬》などが存在。このカード自身はフリーズ?していても常在型能力が消える事は無いため《犬闘士ケルベロス》と組み合わせても良いので、種族統一デッキの場合にも活躍できる。

 愛くるしいその姿とは裏腹腹に持つ凶悪な妨害能力で計画的に使っていこう。

  • 注意として、常在型能力プレイを封じるものであり、ストラテジー?の効果を打ち消すものではない。
    つまり、相手がストラテジー?プレイし、そのスタック?に乗せてもそのストラテジー?は無効化できないので、プレイされる前にあらかじめバトルスペース?に展開しておく必要がある。
    もう一つ注意として、変数Xを持つカードはX=0がそのカードのコストとして扱われる。つまりこのカードが出てきているなら、《暗黒の衝撃》などはコスト1にあたり、いくらコストを上乗せしようと思ってもプレイそのものができないので注意しよう。
  • 愛くるしい見た目に反してかなり厳つい鎧を身に纏っているのがイラスト?で確認できる。フレーバーテキスト?から察するに、元ネタはとあるCMに登場していたチワワからだと思われる。

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