《機械皇帝ノーグ》


《機械皇帝ノーグ》(きかいこうていノーグ)

カードデータ


カード名機械皇帝ノーグ効果:
●このカードがスクエアから墓地に置かれた時、あなたは自分の山札を見て使用コスト2以下のユニットを1枚まで選び、自軍エリアのスクエアにフリーズして置き、残りの山札をシャッフルする。
●プランゾーン効果『覚醒−[あなたの墓地の白のユニットを3枚選び、除外する](このカードを覚醒のコストでプレイしてよい。) 』
種族/属性ゴーレム/フォーリナー
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト白2無4移動コスト白1無2
パワー5000スマッシュ2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-2V-2 146/200Uncommon?-??


解説

 V-2 栄光の鐘にて登場した、大型?ゴーレム
 種族フォーリナーを併せ持ち、覚醒に加えてPIG?誘発型能力のリクルート能力を持つ。

 幅のあるリクルート能力を持つ1体。
 このカードのサイズは中々重い方ではあるも、覚醒により墓地からのコストだけで展開する事ができる。墓地ユニット3体という条件は、序盤こそ満たせないものの比較的緩い。それだけでこのサイズのカードが出てくるだけでも儲けものだろう。
 そしてこのカードの醍醐味が、このカードがスクエアから墓地に置かれた際にデッキからコスト2以下のユニットを1体持って来ることができるリクルート?能力。
 コスト2以下という事だが、色の指定も無くコスト2以下なら何でも対応していると言うのがかなりのミソ。
 に限っても候補となるユニットは多く、《忠実なる闘士フェンリル》を筆頭に、パワーの高い《大陸アルドのケンタウロスナイト》《シックス・シリンダー》、その他サポート可能な呼声でも良いだろう。
 特に維持と展開を行いたい《忠実なる闘士フェンリル》をロス無しで呼び込める点は優秀であり、系統のデッキでは《白銀の衝撃》以上に働いてくれる可能性がある。
 墓地に送られるのならば手順は問わず、火力除去?はモチロンのこと覚醒コスト踏み倒しから投下?をする事で手間をかけずにリクルート?可能な点も光る。この時中央エリア?の相手ユニットを討ち取りつつ後続を呼び出せると美味しい。
 自分から《スカルジャイアント》合成?の素材として送っても機能するため、出てくるだけでアドバンテージの損失を避けられる。

 ともあれこのカードのリクルート?がいかに強力であっても重いカードである事には違いない。
 手札に来るとこのカードのコストを払うかは悩ましく、そうなれば覚醒に頼りたいものの墓地の肥えない序盤においてはプランゾーン?から見えてもかなり美味しくない。
 呼び出してくる範囲のユニットコスト2以下であり、確かに《忠実なる闘士フェンリル》は強いがデッキに残っていないと存在感が落ちる。色の制限も無いというのは利点ではあるが、このカードの使用コスト並びに覚醒コストに依存しているので系統のデッキ以外ではとてもではないが採用が困難だと言える。
 投下して機能しやすい代わりにパワーが少々低く設定されているのもちょっとした不安要素となっており、やや使いにくくしてしまってもいる。
 除外?されてしまう行為には弱く、《神龍》《ディア・フライシュツ》?などが突っ立っていると泣きを見てしまう。

 しかしのカードにしてはフィールドアドバンテージを重視できる良いカードであり、《プログラム・ラグナロク》《白銀の衝撃》のようにサーチ・リクルートのために禁呪を割く必要が無いのも強み。
 覚醒コストとして墓地のカードを除外?した後にも、リクルート?能力使用済みになったこのカードが、後続の《機械皇帝ノーグ》の覚醒コストにもなってくれるので無駄が少ない。
 パワーは低いがスマッシュ?が2あるので、スマッシュ?を2点与えるかリクルート?を許すかで相手に択を迫る事もできる姿勢は評価できる。
 主な相方は《忠実なる闘士フェンリル》になるだろうが、それ以外にも色々と呼び出し甲斐のあるユニット達はたくさんいるのでそれらと共に使っていこう。

  • テキストを読めばわかるが、リクルート?するユニットは1枚『まで』。つまり、状況によってはユニットを出す必要は無く強制ではない事に留意しよう。

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