カード名 | 喜ぶ人形エマ | 効果: このカードが墓地からスクエアに置かれた時、あなたはこのカードと同じラインのスクエアにある対象の使用コスト5以下の相手のユニットを1枚選び、持ち主の墓地に置く。 | ||
種族 | ドール | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 黒1無1 | 移動コスト | 黒1 | |
パワー | 3000 | スマッシュ | 0 |
収録セット | No. | レアリティ | フレーバーテキスト | Illustration |
IV-2 | IV-2 023/105 | Uncommon? | 「ふふふ、イイ男を助けるために女の子が頑張ってるのよ?真剣に勝負してあげるのがイイ女ってものよ」 〜人形遣いコルヴィッツ〜 | 秋保 ミイナ? |
IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、黒の小型?ユニット。
ドールの1体で、リアニメイト?時に除去?を発生させる。
自身のパワーなどは大したものではないが、リアニメイト?してこそ真価を発揮する。
このカードが墓地からスクエアに置かれた時、つまりリアニメイト?に成功した場合にこのカードのライン?に存在するコスト5以下のユニットを1体墓地に送る。
ライン?限定とやや融通の利かない部分はあるが、それでもコスト5以下のユニットをそれだけで葬れるのは十分に強い。
今まで《仮初の同盟》や確定除去頼りになっていたコスト5帯の相手をリアニメイト?するだけで葬れるので、リアニメイト?軸で動くデッキではかなり万能に働いてくれる。
このカードの種族がドールという部分もかなり大きい。《華麗なる人形遣いコルヴィッツ》などを利用できれば至極簡単にアドバンテージを叩き出す事ができる。また《人形遣いの休息》との噛みあわせも良く、このカードを利用できればコスト7帯にまで影響を及ぼす事が可能となる。
ただし、それでもこのカードが小型?ゆえに扱い辛い部分も多い。
言わずもがなだが墓地利用カードの宿命として墓地焼きは致命的な弱点。
除去?する対象がライン?限定であり、対象を取っているためどうしても対処不能な相手も存在する。
《仮初の同盟》などと比べると確かにコスト安のカードではあるが、自力で蘇生する事は不可能であるため他のカードとの併用が必須となる。この時にコスト消費の大きい《貴婦人の微笑》などを使うと思った以上にアドバンテージを叩き出せない場合もあるので注意しよう。
そもそもドール内では蘇生される順位が低く、どうしても除去?対象が広い《切りつける人形ノエル》や《微睡む人形スージー》などが優先されがちになってしまう。加えてウィニーに素早く対応できる《ケット・シー》、そしてドールでもコスト5帯に幅広く対応できる《声をひそめる人形レイラ》が登場した事によりやや厳しい立場にある。
だがそれでもリアニメイト?するだけで除去を生める点や、このカード自身がそれほど重くないカードであるのは利点。できればリアニメイト?軸の序盤を耐えうるカードとして活躍させたい。
いくら重くないからと手札に来た場合はそれなりに事故要員になる場合も多いので、何らかのカードでさっさと墓地に送っておきたい。一応小型?相手に対抗可能なパワーもあるので困った場合は中央エリアめがけて投げてやろう。
割り切る事も大事だが、使い捨てカードでリアニメイト?するとアドバンテージ的にはイマイチなので、できれば《華麗なる人形遣いコルヴィッツ》や《闇を招く者ルーラ》などから出して行きたい。
リアニメイト?後はスマッシュ?数値も無い1ユニットでしかなく、この状態で戦力として数えるのは難しい。しかしユニット数を増やせる事に変わりは無いため、役目が終わったら《大巨人ユミル》や《アルカード伯爵》、《用心棒ラルフ》などの破棄コストとして活用できればかなり無駄が無くなる。
活用次第では良い基盤となり、リアニメイト?のデッキでは安定剤としても働いてくれるカードなので是非活用させてやりたい。