カード名 | 運命の癒し手ペンラム | 効果: ●[このカードを廃棄する] 《クイック》 あなたはバトルスペースの対象のユニットを1枚選び、ターン終了時まで、以下の能力を与える。『このカードがスクエアから墓地に置かれるに際し、かわりにあなたはこのカードを除外してよい。そうしたならば、ターン終了時に、あなたのエネルギーゾーンとスマッシュゾーンのカードの合計枚数がこのカードの使用コスト以上ならば、あなたはこのカードを自軍エリアのスクエアにフリーズして置く。』 | ||
種族/属性 | コロボックル | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 白2無1 | 移動コスト | 白1無1 | |
パワー | 4000 | スマッシュ | 1 |
収録セット | No. | レアリティ | フレーバーテキスト | Illustration |
V-2 | V-2 128/200 | Silverrare | - | ?? |
V-2 栄光の鐘にて登場した、白の小型?コロボックル。
自身を破棄し、ユニットを守るための起動型能力を持つ。
《高鳴る鼓動ペンラム》が、より守る力を上げて帰ってきた。
このカードの色拘束自体は厳しい方ではあるが、言わば被破壊時《密閉されたサイバーワールド》と呼ぶべき起動型能力が強力。
このカードを破棄するコストによって起動し、自分の対象ユニットに対して能力を付与する。その内容は、墓地に送られる場合に除外?。その後スマッシュゾーン?を含めた総エネルギー枚数が除外?したユニットの使用コスト以上あるのなら、そのユニットをターン終了時に自軍エリアにてフリーズ?で戻すというもの。
タイムラグや被破壊時という条件こそあれ、遅くなった代わりにターン内での除去?を擬似回避できるようになった《密閉されたサイバーワールド》のような仕様になっている。
バトル?タイミングではなくクイックでしか起動できないものの、そのターン内で相手に除去?された対象ユニットを完全に逃がす事ができる点では大きく勝る。
帰ってくるのがターン終了時であり、相手任せなのでCIP時誘発?する能力の再利用として即効性は期待できないが、それでもそん色ない働きを見せてくれると言えよう。
守り側に特化しているため、《密閉されたサイバーワールド》ほど攻撃的ではないものの、大型?ユニットなどを守るのに非常に適していると言って良い。
白内で見ても《機械竜コンブリオ》や《プラチナドラゴン》らとは相性が良く、CIP時の再利用含め併用するとトンでもない事になることもある。
別段拘らずとも、他にも守りたいユニットがいる場合や、CIPの恩恵を期待して使うのも問題無い。
白ながらコロボックルであるため、《光の勇者マキリ》らと組み合わせても良いだう。《命の歌声シュシュ》とも相性が良く、小コロボックル?デッキでも活躍が見込める。
このカードの純粋な弱点として、《密閉されたサイバーワールド》と同様に帰還条件。
積極的に大型?ユニットを守るために使って行きたいが、コストを踏み倒していると帰還条件を満たせずに帰って来れない場合もある。
自分ユニットを対象に取っているので、アンタッチャブル?持ちは守れない上に、自軍エリアが埋まってしまっていると帰ってくる事はできてもルールエフェクトで即死してしまうのにも注意したい。
クイックタイミングというのもやや遅く、バトル?タイミングでの除去?を発動されても弱いというのも致命的で、その点では《ボーイ・ミーツ・ガール》の方に軍配が上がる、と回避力は一級だが万能では無い点も存在する。
除外?から帰還までのタイムラグがあるのは、CIP再利用のための即効性が無いのに加え、出てくるのが遅いので自軍エリアに置きスマッシュ?狙いの相手に対して壁にできない点もやや痛い。一度バトルスペース?離れる上に、このカードは破棄しなければならないので、ユニット数が減り大きく攻め込まれてしまいやすい。そのため、極力マストポイントを見極めて使うようにもしていきたい。
そもそも墓地に送られないといけないので、バウンス?やエネルギーゾーンへの除去?に対しての抵抗力が無いのも脆い所。
白が持つ守る特性を大きく体現しているカードであり、また守る以外にも使い道の多いカード。
白を据えたデッキで、大型?ユニットを守ったりCIPの再利用をしていきたいなら採用余地があるだろうか。
墓地に行かないと意味が無いように思えるが、場合によっては《アルカード伯爵》などで墓地に送ってしまった上で帰還させても面白い。
使い捨てストラテジー?のようだが、このカード自身はユニットでありそこそこのパワーとスマッシュ?がある点もとりあえず忘れないように。
その魅力的な汎用性から、ここぞという局面でしっかりと使って行ってやろう。