カード名 | メモリーキューブ・オリオン | 効果: [このカードをフリーズする]《ノーマル》あなたは自分の山札をシャッフルし、自分の山札の1番上のカードをプランゾーンとして表向きにする。そのカードがユニットならば、そのユニットをこのカードと隣接する自分のユニットのないバトルスペースのスクエアにフリーズ状態で置く。そのカードがユニットではないならば、そのカードを持ち主の墓地に置く。 | ||
種族 | デザートゴースト | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 赤1無6 | 移動コスト | 赤1無2 | |
パワー | 5000 | スマッシュ | 2 |
IV-3 王を超える力にて登場した、赤の大型?デザートゴースト。
非常に博打要素の高い豪快なユニット展開能力を持っている。
あの《不敗のオリオン》が長き時を経て帰ってきた、がその効果は《三十三万三千三百三十三幻堂》や《スクラップ・ファクトリー》のように変化した。
能力そのものも起動型能力の《スクラップ・ファクトリー》に近い。よって手順もこれに近いものとなっている。
デッキをシャッフルし、プラン?を作る。そのプラン?がユニットであれば問答無用でこのカードの周囲に配置できるという広い対応力を持つ。
プランゾーン?からの展開であるため、各種プランジャー?の能力を阻害することも無くCIP時の効果も問題なく誘発する。
展開するユニットに制限そのものは一切無いのも魅力といえよう。
対して欠点となるのは博打要素の高さ、これに尽きる。
確かにあらゆるユニットを展開できるのは強力だが、どうしても状況を選ぶことができない。つまり必ず利点となる状態となるかというのも難しい所となる。
また《三十三万三千三百三十三幻堂》や《スクラップ・ファクトリー》とは異なり、博打に負けてしまった場合にそのカードを墓地送りにするという点も苦しい。
毎ターン博打に負け続ければそれだけデッキが減っていき、ライブラリアウトの恐怖にさらされることとなるからだ。
このカードを適切に運用して行きたいならば、何らかの方法で確率そのものを上昇させたい。
だがシャッフルする都合上どうしてもデッキトップ操作系のカードには頼れないので、《背炎の陣》というようなカードで発動回数を促すなどが効果的といえる。
またこのカード自身もスマッシュ?2点を持っているので、《マントルを漂う遺跡》などで強化してアタッカーとしても運用できるだろう。
上記にある《三十三万三千三百三十三幻堂》や《スクラップ・ファクトリー》組み合わせた博打デッキに採用して見るのも一興か。
かつて呼ばれていた「不敗」という名を知らしめ、圧倒的物量で勝利していこう。